午年の、記念のお家宴会。
この日の為に企てて、お取り寄せいたしましたわ。そうよ、馬
考えようによっちゃ、残酷なのかもしんない。
でも、好き嫌い、自己主張強めのファミリーが満場一致で大好きなやつ。
ちゃんと、年末に届きましたの。
生半可な中途半端解凍の時にカットするの。
それはね、初めての頂きもの馬刺しの時に学んだわ。
しかも、色んな薬味も仕入れてきたの。
レイアウト、どうかしら。
生菊の花とか散らしたら、もっと彩り良かったわさ。
次女と造った、渾身の馬刺し盛り合わせ
やっぱり、菊は必要か・・・・・
ほい、タタキ
タタキは、ほんのり香ばしくって、その表面の無気力さと、
中の赤身のこれでもか!な、弾力とのギャップが楽しめて、
なんて美味しくって楽しめる部位。
さて、こちらは赤身
タタキより、程よく脂がのって、まろやかに美味しい。
切りたて、半ルイベが、みるみる脂が浮き出て、艶やかになってくのも馬刺しやね。
程よい食感、程よい脂。
さてはて、何もお手伝いしない、長女の1番は、霜降り
霜降りだけね、紙で包んだ上に真空パック。
溢れる馬脂のせいかしら・・・・。って、
この脂が『馬油(ばあゆ)』ってやつなのかしら。知らんけど・・・。
ほんと、お口の中が、つるんつるんのテッカテカになりそうに、蕩ける馬刺し。
だのに、しつこさは一切無い。
う~~ん、美味しい~って、ほっぺた押さえながら絶賛してる長女。
で、私と次女の1番は、これやった。『フタエゴ』
どこぞの飲み屋さんで頂いて、忘れられなかった『フタエゴ』は、
馬のあばらの部分(バラ)でも、皮のすぐ下にあたる、最もわずかしかとれないとこ。
3層肉になってるのが特徴なんさ。
ちょっと、こりこりって歯ごたえのある食感。
霜降りより、明らかに両側にしっかり脂身。
だのに、なんとも、甘みがほんのりあって、むちゃくちゃ美味しいん
とっても幸せな馬刺しの友に選んだお酒は、
スパークリング清酒。
とっても飲みやすく、日本酒初体験でも、日本酒って気が付かない軽いお酒。
そんなこんなな午年の馬刺しは、
熊本県の馬肉専門店、菅乃屋さんからのお取り寄せ。
『百年の信頼、本物にこだわり続けた4代目の心』。by菅乃屋
今年も、一家揃って、幸せな一年で。。。ありますように。