2月15日スペインで報道
1月の上旬にファイザーのコロナワクチン初回を接種した46人の高齢入居者が1月中に死亡した。
ワクチン配布キャンペーンが始まった後の1月12日に、スペインアンダルシアのカディス市の高齢者施設Nuestra Señora del Rosarioでコロナの集団発症の報告があった。
94人の入居者の28人と12人の従業員が新型コロナのテストで陽性だった。
ノボ サンクティ ペトリの高齢者施設でもワクチン接種キャンペーン後103人が感染し、22人が死亡している。
同様の報告は世界中で報告されている。
ノルウェイではファイザーワクチン接種後すぐに29人の高齢者が死亡した。
ドイツのある施設では、40人中13人が死亡。
他のドイツの緩和ケア施設では、ワクチン接種の数時間から4日以内に10人が死亡。
イングランドのベイジングストークでは、72人中22人が死亡。
ニューヨークのシラキュースの施設では、12月22日に以降にワクチンを接種し、1月9日までに24人の高齢者が死亡。
スウェーデンのストックホルムの施設では、12月27日と1月19日に2回ファイザーワクチンを接種した10人が新型コロナを発症したことを1月28日に報告している。
ジブラルタルでは新型コロナの死亡者数はワクチン接種前は16人だったが、1月10日にファイザーワクチンの接種を開始し、10日後には53人に増加、その7日後には70人に増えた。接種前に新型コロナのテストで陰性だったが接種後すぐに陽性となった6人の死亡を調査したが、ワクチンとの因果関係はないと宣言された。
イスラエルでは、ファイザーワクチン初回接種後4500人が新型コロナに感染し、このうち375人は入院が必要だったことが1月12日に報道された。
カナダのサスカトゥーンの施設に住む7人の成人が、シャーブロークコミュニティセンターでワクチンを接種した1週間後にコロナ陽性となった。ワクチン接種時には陽性者はいなかった。
モントリオールの長期介護施設では、7人の入居者がファイザーワクチン接種後28日以内に新型コロナのテストで陽性となったため、ケベック州はファイザーの2回目の接種を遅延させることにした。
スコットランドのアバコーン介護施設では、2020年12月14日にワクチン接種を開始したが、1月10日までにウイルス集団発生の震源地となっている。地方自治体の保健部は、接種した入居者が回復したかについてのコメントを拒否している。介護施設のスタッフグループのリーダーはスコティッシュ・デイリーレコード紙に、「私たちのグループのメンバーの親がワクチンを接種して、2週間後にコロナのテストで陽性になった」と語っている。
スコットランドのインバネスの施設のすべての入居者が1月上旬にワクチンを接種し、17人が1回目の接種後ウイルスに感染した。