いくつかの大切なことが書いてあります。
若い世代の増加率は本当に驚くばかりで、このサイトでHPVのことを初めて書いた7年前(1999年)には、20代前半で初期がんが見つかるようになったと驚いていたのが、今ではもうしょっちゅうです。毎日の検査をしていて、実感として若い世代の病変が増えていることを感じます。
例えば、欧米と日本では感染しているHPV型の割合が大分違うので、欧米で有効なワクチンをそのまま日本で使っても、効果は少なくなってしまうと考えられています。
どのワクチンを使用すれば最も有効かは、大規模な調査結果を待たなければなりません。 また、接種を行うのは小児科なのか、それとも産婦人科なのか等、性行動を伴って感染するウィルスであるだけに、教育も含めた慎重で充分な議論が、今後必要となってくるでしょう。
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