○庵原委員 もし情報があれば教えてください。というのは、MPLがTh1型で動いて、 水酸化アルミはTh2型で動きます。それを二つ混ぜることがどういう意味を持っている のか、そこが理解できないのです。 ○機構 実は、GSKとしては、正に御指摘いただいたTh1とTh2と両方の効果を意 図してMPLを配合しているという背景があります。
ガーダシルとサーバリックスの違いは、Th1型なのでしょうか?
自己反応性T細胞が問題でしょうか?
多発性硬化症、セリアック、脱毛症、ナルコレプシー(過眠症)などはT細胞が関与しています。
自己免疫疾患と分子擬態
ナルコレプシーは、HLA-D2遺伝子との関連も報告されており、
ハイポクレチン(オキシレン)のアミノ酸配列と、
インフルエンザウイルスH1N1のアミノ酸配列と酷似しており、分子擬態の可能性があるということです。
(ただし、これを報告した論文は、後に、取り下げられたようです)
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