葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

テラエコロジーさんのコメントから

2017-09-21 | ブログ
線維筋痛症とSSRI (テラエコロジー)

柳沢桂子女史の疼痛(線維筋痛症)には99年以前から注目していました。それはNHKで放送された「尊厳死」で死を望む3人のひとりが柳澤さんで、その御顔に目の隈があったからです。目の隈や疼痛はアレルギーの特徴なのです。画面を見た直感で彼女は変わった化学物質過敏症ではないかとゾクゾクしたことを憶えています。

https://yahoo.jp/box/0eThWU
https://yahoo.jp/box/2iEDDB

そして「認められぬ病」「ふたたびの生」を読んで回復した薬がSSRIであり、処方したのが千葉の大塚明彦精神科医であることを知りました。
そのことを知ったほぼ同時期に、北海道の化学物質過敏症の「私の方法」の掲示板に大阪の医師の女性患者が私と同じ直感があったらしく、別の精神科医にその処方を受けたところ痛みが主訴の化学物質過敏症が治癒したとの驚きの掲示があったのです。やはりと思いました。

早速、大塚明彦氏の「その痛みは「鬱病」かもしれません」を読んでみると南伊豆に非難していた女性化学物質過敏症患者にその処方をするためにわざわざ往診して、治癒させている記事が載っていました。

化学物質過敏症に線維筋痛症が併発する患者は沢山います。でも間違っています、線維筋痛症の症状は実は化学物質過敏症の一部なのです。食物アレルギーでも現れるのです。そのことを河野泉医師は書いておられます。かなり前に化学物質過敏症発見者のセロン・G・ランドルフを検索していたら女性線維筋痛症患者がランドルフ医師の除去食を実践して治ったことに感謝して先生の遺影をサイトに掲げているのを見たことがあります。

子宮頸がんワクチン副反応の疼痛も何らかの物に対する反応と考えた方が良いと思います。

そしてその後、線維筋痛症で化学物質過敏症でもあった女性が顎節症の治療を行ったところ回復した症例に当たりました。化学物質過敏症患者で顎関節症の人、特に女性は多いです。

http://fmsjoho.in.coocan.jp/

ワクチンの前にみかりんさんの娘さんが空手の練習で顎関節にダメージがあったことが非常に気になったのです。去年かな、YOUTUBEにトゥレット症候群の少女が顎関節用のマウスピースをくわえた途端にチックが治まる映像が出ましたが関連があると思います。

上のサイトで説明されている「中枢感作」。感覚器から脳への入力、脳から感覚器への感度の調整。もしこの後者か脳の感覚する部位の神経がセロトニン系だとしたらSSRIが効果を示す理由なのかとも考えもしますが、はっきり言って分かりません。もしこの文を読んでいる方の何かの足しになればと書き込みます。原因不明の腰痛でも中枢感作と同じ概念が普及し始めています。

ホルモンとアレルギー (テラエコロジー)
2017-09-21 17:42:27

柳澤桂子氏が初期の痛みのころに出会った「周期性嘔吐症候群」ですが、確か生理と連動していたと記憶しています。アレルギーはホルモンによっても制御されています。

女性は半分夫の遺伝子である受精卵やお腹の胎児を自分の免疫から異物として攻撃されないように、その時期だけ黄体ホルモンに変化させて守ります。排卵や出産でその必要がなくなると元の卵包ホルモン優位となり、免疫は活発に活動を始めます。その揺り戻しがうまくいかない女性が月経前症候群や産褥期の病にかかるのです。産褥期は母体の栄養が枯渇した状況も強く影響しますが裏を返せばそれらはアレルギー症状であると考えられます。

鬱は食物アレルギーでも化学物質過敏症でも特徴的な症状です。ランドルフの有害な刺激(興奮)症状と離脱(抑制)症状の分類でもマイナスの極にあるのが大鬱です。

T.ランドルフによる 「食物及び化学物質による、有害な刺激(興奮)症状と離脱(抑制)症状」
http://ichikawashimin.web.fc2.com/t_tbl.html

臨床環境医学で行われる誘発中和療法の開発者ジョセフ・ミラー医師はそのような患者にホルモンで誘発中和療法を行うと著効があることを書いておられます。

ここにマタニティーブルーの病理があるのでないでしょうか。

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