葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

幼児の時期に罹患したインフルエンザの血清型がその後の感染に影響するという仮説について その3

2020-02-13 | ビデオなど
ウォロビイ教授の仮説が東京都のインフルエンザデータと矛盾しないかをみてみました。

過去9シーズンの入院患者年齢別のグラフです。

16-17、17-18、18-19年シーズンで、70歳以上の高齢者が60%近くを占め、
11-12、13-14、15-16年シーズンで、70歳以上の高齢者が30%以下となっています。

各シーズンのウイルス検出状況をみてみますと、70歳以上の高齢者が入院患者の過半数を占めるシーズンは、AH3型(赤)が流行し、70歳以上の高齢者の入院患者比率が低い年は、AH1型(青)が流行していることがわかります。ただし、11-12年のシーズンのみこの傾向がみられませんでした。


11-12年シーズン


12-13年シーズン


13-14年シーズン



14-15年シーズン


15-16年シーズン

16-17年シーズン

17-18年シーズン

18-19年シーズン

19-20年シーズン

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