松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

落合・吉岡土地区画整理組合設立準備会が解散しました

2020年04月10日 | 地域の話題

落合・吉岡区画整理準備会がようやく解散しました。
これまで多くの地権者から反対の声が聞こえて来ましたが、2017年9月議会での私の質問に対して、事業費32億円、そのうち7億6100万円ほどが市の助成金。権利者数91名中62名の方が賛同をいただいていると市は答弁をしていました。

2018年6月議会の私の質問に対し、市の答弁は全体の賛同者は72名で、賛同率は地権者ベースで78・3%まで向上し多くの権権利者の方は本事業を前に進めたいとの認識をお待ちでありますと答えています。
 当時、地域を回ると事業に反対や疑問の声がたくさん聞こえていましたが、設立準備会や綾瀬市が公表している数値は事業を希望する人数が多いので、公表されている数値に疑問を持っていました。

 2020年4月2日付けの落合・吉岡土地区画整理組合設立準備会第4回総会の結果についての通知が地権者に送られて来ました。
設立準備会が地権者に、【議決事項】綾瀬市落合・吉岡土地区画整理組合設立準備会の解散について調査を行った結果が報告されました。
 総数92票に対して、解散に賛成39票、解散に反対14票、辞退(回答がなかった)39票と報告されています。
 これまで、議会でくり返し事業の問題点を指摘して来ましたが、今回の公表された数値で納得出来ました。
 今回の意向調査で、区画整理事業を行いたい人数は、92名中14名だけでした。
 約2年間で事業を望む72名の方が14名に激減したのか、元々事業を望む人は14名で、はっきりしない人の含めて大きく膨らませていたのか判断は出来ません。
 はっきりしたのは、市が公表していた数値でなく、地域のみなさんの声が結果として組合解散に反映されています。
 

 

 

 


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