市内の蓼川に流れ込む、厚木基地内の雨水調整池の工事が遅れると国から綾瀬市に連絡がありましたので、12月19日に「はたの君枝」衆議院議員と一緒にに防衛省職員から説明を受けました。
その場で質問した項目に対して、12月28日に防衛省から回答が有りました。
問・調整池工事に当たって、事前に基地内の配管等の図面を受け取って工事の設計図を作られたと思うが、既設の(ユーティリティー)図面が作成された日付を知りたい。
回答・設計を実施するに当たり米側から提供された図面は、既に米側に返却され、防衛局に存在していないため、作成された日付は不明です。
問・厚木基地から放流される水量の規制についてお聴きします。
答・整備する排水施設の放流水量は、河川管理者と協議の上、設定しており、基地内を流れる蓼川は、河川法の適用外であるため、法的な規制はありません。
問・基地内の調整池までの支管の本数を知りたい。
答・現時点の整備計画では、本管から分岐する支管は、本管の周囲に設けられた8カ所のマンホールを介して本管と接続することとなっています。
問・各工区毎の工事完成時期を知りたい。
答・1期工事においては、平成30年9月に一部完成しており、残りの部分については、平成31年3月末及び平成32年3月末の完成を目指して工事を進めています。
また、2期及び3期工事においては、平成32年3月末の完成予定となっております。
松本の質問に対する国からの回答で明らかになった事は、下流域で洪水被害を起している厚木基地内の大量の雨水放流がが河川法の適用外で法的規制を受けない。
土木工事で既存施設の図面は、現在の工事が終了するまで預かるか、コピーを取らせて貰わないと、今回のように既存の埋設物が発見されても、基になる図面が無いので切り回しの設計も困難な状況です。
戦争中に米軍は厚木基地の攻撃は行わないで、戦争終了後に米軍が飛行施設としてすぐに使用する事を考えてた言われています。戦後、厚木基地に入った人からの聞いた話では、日本軍の戦闘機を隠すための防空壕が谷間に沢山掘られたいたとのことでした。
米軍の不発弾より、日本軍が埋めた飛行機や弾薬の危険性が有ります。
工事の遅れの原因は、電気のケーブル等が出てきたためと説明されていますが、現地調査を申し入れていますが断られいますので何とも言えません。