㉛廃棄物業者との長年の戦い

　６２年１２月議会以前から問題が起きていた廃棄物処理業者との闘い、その後、１０数回議会で取り上げて追及。
　綾瀬工業団地と厚木基地の間で操業している廃棄物処理業者（神奈川環境保全・神環保・エンバイロテックなど経営者が起訴されると企業名変更を繰り返していました)と２０年以上戦いました。
　綾瀬工業団地で操業している工場で現場確認をして驚きました。金属加工で製品を制作してサビ防止で油を塗っていました。
　廃棄物業者の煙突から出た煙が工場内に流れ込むと、３０分程度過ぎると金属がサビてしまって出荷出来ない状態になります。
　煙を浴びて３０分で金属がサビるのは、そこで働く従業員の健康が心配です。
　議会で取り上げ、産業廃棄物の指導を行っている県にも対策を求めました。
　その後、国会でも日本共産党緒方参議院が何回か取り上げる中で、この廃棄物業者は、暴力団稲川会関係者に、月に３０００万円を渡していたこと、経営者が逮捕１４回、起訴７回受けていた。（その後も、逮捕・起訴が増えています）
　米軍も被害を受け、国防大臣も厚木基地の調査に来ています。
　地域で被害を訴えると、ガラの悪い連中が威嚇に訪れるそうです。
　その後、日本政府が１００億円弱の金額を渡して、焼却炉の解体を行いました。