昨年の12月21日の高座の議会に、浸みだしている地下水のPHが国の基準値(5.8.~8.6)より高い数値「11.2」が測定され調査したら前年度も高い数値が測定されている事が報告されました。
今年1月21日の高座清掃施設組合の全員協議会で、業者による亀裂部分を塞ぐ止水剤を注入する工事を行った。今後の対応は、①神奈川県への水質汚濁防止法に関連する報告書類の提出 ②最終放流桝亀裂部分の止水工事が完了しましたので、今後、雨水の溜まる降雨後にPH値を測定します。その結果改善が見られなければ、新たな対策を行います。③PH値異常の解消が見られれば、神奈川県との協議後、敷地外への雨水放流を再開しますとの説明がありました。
松本の質疑は、汚水桝への流入を防いでも、敷地内の高濃度のアルカリ成分が存在すると汚水桝に入らないで、敷地内から目久尻川に流れ込む事になるので、敷地内の高濃度アルカリの原因調査を行う事を求めました。
組合からの答弁は、目久尻川に沿って組合敷地外を調査したら高い数値が検出されたとの答弁が有りました。(高濃度のアルカリが目久尻川上流付近から流れていると思わせる答弁)
会議終了後に、敷地外の水素イオン濃度(ペーハー測定値)を確認した環境省の基準値内の数値でした。会議中に数値を確認すべきでした。
高濃度のアルカリ土壌が敷地内に存在することが明らかになりました。早めに調査しないと排水桝以外の場所から河川に流れ出ていると思われます。
神奈川県の職員も高濃度のアルカリが河川に流れることを放置するのか心配です。
県と組合が一緒になって、発生原因を調査すべきと思います。
次回の3月予算議会で明らかにしていけたいと考えています。
河川の国基準値は、「6.5以上8.5以下」と放流前とは違う基準値です。