~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
11、ナーラカ
720、そのことを深い淵の河水と浅瀬の河水とについて知れ、
河底の浅い小川の水は音を立てて流れるが、
大河の水は音を立てないで静かに流れる。
721、欠けている足りないものは音を立てるが、
満ち足りたものは全く静かである。
愚者は半ば水を盛った水瓶のようであり、
賢者は水の満ちた湖のようである。
722、(道の人)が理法にかない意義あることを多く語るのは、
みずから知って教えを説くのである。
みずから知って多くを語るのである。
723、しかしみずから知って己れを制し、
みずから知っているのに多くのことを語らないならば、
かれは聖者として聖者の行いにかなう。
かれは聖者として聖者の行いを体得した。
~ 感謝・合掌 ~