はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(75)  サヨナラ!  ジャックス (ステーキ) (2)

2011-04-13 00:55:43 | 日記



さては南京玉すだれ じゃなかった

ジャックスのステーキの下に置く紙 兼メニユーであります







メニューの肝心な部分を拡大してみた

ステーキには 付け合わせの サラダ ライス又はガーリックトースト
おまけに食後の コーヒー又は紅茶が付くのである

はげまるはここで一大決心をしなくてはならないのである
一番高い 7000円のN.Y.cut サーロインステーキにするか
それとも 「並」とは書いてないが ジャックス特性のサーロインステーキ4500円
にするか

並と言えども 吉野屋の牛丼なら 軽く半月分の夕食代である
生まれて来て以来 並みの人生を満喫してきているはげまるである
おいそれとは「上」 まして「特上」なんて
ここで熟考せずに 一体いつ熟考するんで~ぃ
(普段においてほとんど熟考した事が無い はげまるである)

まして二人分であるから 食べる前から 緊張で手は汗ばんでくる

口も渇いて舌も出てくる あごも上がってくる 息づかいも荒くなってきた
ハァハァハァ   アォ~ン ワンワンワン


決心して注文する事にした
「並~じゃない  特性のサーロインステーキ 二つ宜しく」






まずは サラダ 
一見普通のサウザンアイランドドレッシングがかかっているのであるが
自家製かもしれない そんな美味さがある

レタスもしゃきしゃき トマトも うっめ~ 





鉄製の皿に乗って ステーキが湯気とプシュプシュ音を立てながら
目の前に到着したのである

ジャックス特製のサーロインステーキ 4500円である

ステーキの下 後ろあたりに隠れている付け合わせのオニオンは
肉から溢れ出た肉汁と炒めた玉葱の甘さが ふんずまみれて絡まり合い
もうたまりまへんへんへん

それと ベイクドスタッフドポテトである 
ステーキハウスでのポテトは定番であるが
ここジャックスの ポテトは  どんどんどん
(毎度のパソコンの机を叩いている音である)
別格の美味さである

ポテトを皮だけ残して中身を全部取り出し 味付けしてから
また皮にポテトを入れ直してからボイルしているみたいである
とにかく 美味い

はげまるはライスを頼んだのであるが
連れの女性は ガーリックトーストであった
凄く美味しかったそうである
(食べるのに忙しくて 写真どころでは無かった)

肉はミディアムで焼いてもらった  柔らかいが噛みごたえがあり
噛んだ瞬間 甘さをたっぷり含んだ肉汁が 肉の旨さと絡み合い
たまらないのである

とにかく皿にある物はすべて 夢中になって最後まで食べてしまう

最後に鉄製の皿を猫ちゃんみたいに ぺろぺろとなめまわして
家に持って帰りたいくらいである

もし ジャックスで思い残す事があったら
一番高い 芝海老のカクテル
N.Y.cut(ニューヨーク・カット)サーロインステーキ
7000円を食べなかった事と
皿を家に持ち帰れなかった事である



  





店に入って左側のあるカゥンターあたりの写真である

「ジャックス」がチャン街にあった頃のカゥンターも同じく
店に入って左側にあったが 
もっとカゥンターが長く 4~5人はカゥンターで食事が出来たと記録している





カゥンターの上の写真である
石原裕次郎さんと またまた都知事選に4選された 石原慎太郎さん
そうなのです チャン街に「ジャックス」があった頃 よく店に来ていたそうである
あの頃流行させた 慎太郎カットの頭を二人ともしている

はげまるがマダ若い頃 よく頭を真太郎カットにしてアロハシャツ着て
街をふらふらしていた お兄さん達をよく見かけたものだが
どう見ても 街の愚連隊(また 古いなぁ) お祭り夜店の金魚すくいのおに~さん
にしか見えなかったな~





左が「ジャックス」のオーナー
そして真太郎さん 裕次郎さん 浅丘ルリ子さん 名前がわからない美人

特上の男には 特上の美人がまとわりつくのが世の決まり 世の必然であり
並みの男には 並みにふさわしい そこそこの並みの女性がまとわりつくのである
まとわりつかない男もまれにいるかもな
 (虫ではねぇぞ)





この写真は帰り際に撮ったモノ
最終日は予約制であり 人波が去り一段落した時の写真
これからまた予約客がどんどん入ってくるのである

壁の絵には「売約済み」の紙が多々貼ってある
ここの馴染み客が思い出に買っていくのである














はげまるは 思い出に「ジャックス」のステーキの下にひくメニュー紙と
この ステーキを食べる時に使う紙エプロンを使わずに
持って帰る事にした
並みのはげまるが出来るのはこのくらいである





最後に得意のトイレである
連れの女性が声を発した「今日はトイレ撮らないの~」

流石はげまるの異常な行動及び性格を知り尽くしているなぁ
なぁんて思った次第である
うんうん (感心している)







はい 最後の写真はトイレの中
レンガ風壁紙クロスでありました

横浜あこがれれの アメリカ風ステーキ屋さん 「ジャックス」さん
素晴らしい思い出とアメリカの香 ありがとう
    お疲れ様でした。
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異国情緒あふれる港町  横浜(74)  サヨナラ!  ジャックス (ステーキ) (1)

2011-04-10 01:13:09 | 日記



本格アメリカ風高級ステーキ屋さん「ジャックス」がまだ 
チャン街(中華街)にあった頃
そう はげまるがまだ 完ハゲでない 30年ぐらい前に恐る恐る行った記憶がある

その頃のチャン街は まだアメリカの兵隊さん 外国船員さん達が 
そこそこ遊んでいた頃であり 日本の中の外国であった
火事で喪失した 有名なピアノバー「ストーククラブ」もマダあった時代

スススス ステーキは お大臣様 お殿様 将軍様(北のではない)
有名人達が食べる物であった
並みの庶民 (牛丼ではないぞ)はげまるがおいそれとは喰らえない時代
決死の覚悟で ステーキの「ジャックス」に行ったのである



美味かった記憶はかすかに残っているのであるが
高級ステーキ>高価 の図式が食べている時も
頭の中はぐるぐると鳴門の海の渦巻き状態
食べ終わって外に出た時には 足元ふらふら 意識もうろう

テナ事で 味もよく覚えてないのである








「ジャックス」が チャン街から 今の間門(まかど)に移転したのは
今から20年ぐらい前だと記憶しているのであるが
風の噂で(どんな風なんでぃ 見せてみろ なんて言わないでちょうだぃ)
そろそろ店主が高齢で 店を閉めるみたいである~ ぴゅ~(風である)

昨年の暮れに 母とふたりで行ってきました

そして今回の散策は「ジャックス」の閉店前日 そうなのです
最後の日に行ってきました
(2011年3月27日 日曜 PM7時)





入り口であります





入り口の両側には 異国情緒あふるる横浜的な配色の看板があり
もう たまらなくなってしまうのである
この感覚は今の若い人達には理解できないかもしれない
はげまると同年代で そこそこ横浜で遊んでいたじじぃなら
 理解できる感覚

あこがれのアメリカ 深いブルー色
あこがれのステーキ 
あこがれの アメリカンハイスクールの女子学生
(どさくさ紛れだな)


コノ看板を見ただけで涙して中に入らずステーキも食べず
帰って行く人もいるそうである (想像です)







参考資料 無段転載で加筆してます

<本牧間門にある炭火焼きステーキ専門店。
店名の由来は、ベースで働いていた店主の
ニックネームがジャックだったから。

石原慎太郎・裕次郎兄弟も常連だったそうです。
創業は昭和33年、
「トーク・オブ・ザ・タウン」という店名で、
中華街にあり、米軍関係や外国人のお客が多かったが、
米兵の喧嘩で店は焼失してしまったらしいです。
その後、昭和35年に「ジャックス」と名前を変えて
同じ場所にオープンして 現在の間門に移転した >


次回は 中を散策します
ステーキ 食べます  わいわいわい。



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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(55)   野毛  大島コーヒー店

2011-04-07 12:00:52 | 日記



またしても野毛の話であります

野毛地区は昭和の宝庫である  そんな昭和のお店がひしめいている
野毛本通りと平行に走っている通りにある
「大島コーヒー店」
写真からも分かると思うが 渋~ぃ  昭和の香り漂うコーヒー屋さん







はげまるの散策で書いた 深夜2時半過ぎから開店する「阿武茶」や
立ち飲みが出来るイタリア酒場
「L,isola del Brio  リソラ・デル・ブリーオ」
も目と鼻の近くにある







coffee shop 大島   と書いてあり
なんか 普通のコーヒー屋さんに見えてしまうが
ここは 野毛である
 普通なんて無いのである







 外に張り出してある メニュー
豚肉のしょうが焼き定食 600円 (大盛り750円)

大盛りときたか  流石 野毛のcoffee shop である

ポークカレー (サラダ 味噌汁付き) 650円

う~ん  完璧に 定食屋さんのノリであるな





みなさん 固い事務椅子に座って 小さいテレビを見ている

そうなのです この 大島コーヒー店は
週末の 競馬観戦コーヒー店なのであります

コノ時間は 競馬が終了した時間であり テレビでは 本日の競馬結果の
総集編を流している

前に散策した 中華「第一亭」は 酒飲みながら競馬を観戦する店であったが
ここ 「大島コーヒー店」では コーヒー飲みながら
真面目に競馬を観戦するのである








下の方に小さく 「会計は商品をお持ちした際にお願いします」
と書いてある

流石野毛である 馬に本日の総べてを賭けて真剣勝負するのであり
最後のコーヒー代おろか電車賃まで勝負する
すっご~ぃ人達が多々いるのである

そう 物々交換である 飲み逃げ 食い逃げ 防止策であるな






しばらくすると テレビの競馬放送も終わり 客はほとんどいなくなった
小さいテレビの両側には バカでかいスピーカーがある

競馬中継コーヒー店であるのに コノ小さいテレビはなんなんだ~

なぁんて思ったりするが きっと昔は ジャズとかクラシックをのんびり
聞かせていたんだろうな
椅子も事務用椅子ではなく ゆったり椅子でね

<この写真ノミ 銀塩写真 ヤシカ 50ミリ  ネガフィルム
その他は キャノンS90>

 



外に出て 少し歩いてみると 人だかりが見える






みなさん立ち飲み屋の外で
本日の勝負結果の総括をしているのである
この立ち飲み屋さん いつも満杯である






最後に 近くの建物の壁

ツワモノどもの 立ち小便跡
競馬開催日にはこの壁が 乾いた事が一度も無いそうである
(想像ですがね)

立ち小便しながら
「くっそ~ あの馬鹿馬のやろ~ 」とか
「う~ん あの馬 頑張ったな~ わ~ぃわ~ぃ」
なんて いろいろ思いながら立ち小便しているんだろうな。





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1年ぶりのライブ  大盛況でした  

2011-04-04 10:36:21 | 日記




一年ぶりの はげまるの生存確認ライブは 満員大盛況の中で
おおいに盛り上がりました
上は70歳の女性から 下は20歳代前半の女性 しかも妊娠中で お腹が少し大きい

そうなのです お腹の子供さんを含めたら 0歳~70歳
このはげまるのブログを見ている人も多々来てくれました

この場をお借りして
  
大震災後の 小雨降る寒い中 
大岡川の桜は まだまだまだまだ の一分咲き
そんな時に 来ていただき
おありがとう~ ございます  ペコ(はげ頭を下げた音)






年に2回は ライブをやってくれと要望が 多数の人からあり





また 秋頃やるつもりでおります (はげまる敬白)

あ^^~  楽しかったな~。
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(54)     冬の 鍋焼きうどん

2011-04-02 01:04:22 | 日記
まだ北風がびゅ~ぴゅ~と吹いていた日の事である

法事の帰り道 何人かの友達と 元町の裏通りにある蕎麦屋さん
「一葉」に行ってきた

早速注文と相成り 誰かが「寒いから~  鍋焼きうどん」
と力強く言葉を発した
はげまるも 思わず 力強く「こっちも 鍋焼きうどん」
何も悩まず注文したのは 久しぶりである

もちろん 吉野屋に入ったら なにも考えず悩まずに
力強く 「 牛丼 並!」
蕎麦屋で何も考えずに 「鍋焼きうどん」である
いろいろ あれも食いたい これも食いたい~
なんて熟考していても 勢いに勝るものは無いのである


今考えると 法事で暗くなっていたせいもある オマケに凄く寒い
そう 今日は勢いで喰うぞ~  (鼻息荒し)





誰かが 注文した 「蕎麦がき」が始めに出てきた
暖かい汁に付けて食べるのである

これがまた凄く美味い 
「蕎麦がき」で 日本酒(常温) たまりまへんへん

ここでまた 参照です

<蕎麦がき(そばがき、蕎麦掻き)とは、蕎麦粉を使った料理で、
麺(蕎麦切り)としてではなく、蕎麦粉に熱湯を加えるか、
水を加えて加熱し、
箸などですぐかき混ぜることで粘りを出して
塊状とする点に特徴がある。>







鍋焼きうどん到着である  
てっきり 鍋がお盆に乗ってきて 付属品は汁を飲むためのレンゲだけ
と思っていたら  口がやけどしないようさらに中皿も付いてきた







あのですね

鍋焼きうどんは やけどしそうな鍋と格闘して食べるモノ
他の皿に移したりしたら
はふはふ あち~(熱い)  ふぐふぐ  あち~ 感が失せるではないか
冗談じゃ~ねぇよ
こちとら 江戸ッ子 じゃねぇ
浜っ子  しかも はずれの鶴見でぃ  おそれいったか~


なんて思いながら 鍋の中に ぐぃ っと箸を入れこみ 一心不乱で食べはじめる

鍋の中には 
うどん 天ぷら かまぼこ しいたけ 長ネギ  えのき 他が
一致団結あつあつ(熱熱)しながら
それぞれが個性を出しながら絶妙な味をかもしだしている

鍋焼きうどんを食べる時
そう 若い頃におね~さんと いたす 時みたいにであるな
 (なんだなんだ) 
勢いでいったれいったれ状態 無我夢中 ははは いいな~ 
 ははは

しばらくすると はげまるの顔はもちろん 頭からも湯気がたち上がる
(どこからどこまでが顔で どこからが頭なのかが
 いまだに確認不可能であるがね)








鍋焼きうどんが かなり終盤になってきた頃
隣の人の なんとか蕎麦セットが到着した

横目でみながら
う~ん  冷静になってきた
若いおね~さんと違い 勢いでは語れない色気がある
蕎麦あたりを なぜなぜしてから 豆腐をそ~っと触り
きな粉餅の匂いを くんくん嗅いで  さらに別の小皿でも
触ろうかな~

なぁんて 悩みは尽きないのである。

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