はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散(444)   ハムカツ

2019-03-16 07:35:34 | 日記

皆さんハムカツは好きですか?

今どきの若い人達なんかは
名前さえ知らない、
とか
知っているが口に入れた事は無い、
なんていう
昭和遺産のハムカツの話でも
書いてみる



なんたってはげまるが小学生の頃
生まれて初めて食べたカツは
ハムカツである

トンカツなんて名前は
聞いたことあったが
トンカツ=お大尽様
ハムカツ=下流平民
と相場が決まっていたから
トンカツなんて
夢のまた夢の時代であった


ハムカツさん
近頃では昭和の時代からやっているような
下町のフライ屋さんのウインドウの隅に
その存在を確認出来るくらいである

だからそんな隅っこで
寂しそうなハムカツを
見かけたりすると
「お〜〜ぃ しっかりしろ〜ぃ
おれが付いてるぞー」
なぁんて
声をかけてあげたくなる


とにかく高級な洋食屋さんはもちろん
下町の洋食屋さんでも
ハムカツは見当たらない

あ〜〜はげまるのハムカツや
あ〜〜はげまるの髪の毛や
あ〜〜はげまるのおね〜さんは
どこさ行ってしまったんだ

ここで7〜8年ぐらい前に
ハムカツ定食を求めて
旅に出た話を書いてみる

旅と言っても鶴見やら川崎あたりだ
(ガク)





はい、川崎の平和通りにある
味のデパート「コシバ」





味のデパートと書いてある通り
洋食中華ならなんでも有りの
店である





ほれ、ハムカツがウインドーに見えるぞー





洋食関係のお品書き

ほれ、値段も一番上に書いてあり
一番安いのがハムカツだ





はい、ハムカツ定食




ハムカツも御立派な感じで
凄くいい



はげまるの好きなハムカツは
ハムは超薄くないといけない
そしてハムは一番安いハムの
その下のまた下の黒っぽいハム
贅沢なもん食べている犬だったら
道に落ちても見向きもしないハム
(なんでも食べる犬もいるが)


お肉屋さんを代々やっていた
へろ小◯さんに言わせると
切ると浅黒く、その中に白い
マダラ模様があるハムであり
終戦後から昭和40年代あたりまでは
よくあったが近頃ではほとんど
見なくてなったきた

へろちゃんからの情報だと

一般的にプレスハムと呼ばれています。
日本で発明されたもので魚以外 色々な肉
(豚 馬 羊等)を寄せ集めて固めたものです。

なんてまるで広辞苑的模範解答が来た


そんな浅黒いハムを超薄く切ってもらい
劣化している油で揚げた
、そう食べていて口の周りが
べたべたになるハムカツである

食べ終わると口の周りが
ギトギトになり
胸焼けなんかしたりする

そんな子供の頃食べた
ハムカツ
喰いたいなぁ〜





場所を移して鶴見駅のガード下にある
洋食屋さん「バーグ」





ほれ、右側にハムカツ定食の文字がみえる





ウインドーが小さいので
ハムカツの模型の姿は見えない





はいハムカツ定食





ハムが超厚く切ってあり
食べる前から
なんか
面白くねぇ!



あ~~~
昭和のハムカツには
かなかお目にかかれないなぁ





その時撮った鶴見駅のガード下の写真
今でもあるのかなぁ
有形文化財的文字入りガラス窓


テナ事で毎度の埼玉屋さんで
メニューには書いてない
ハムカツでも特別注文してみるか


みっちゃんに
「みっちゃん、あの〜ラーメンに
乗っかっている薄いハムで
ハムカツ作ってくれますか?」.

(みっちゃんは埼玉屋の店主の
奥さんである)





はい
特別注文のハムカツさん





考えてみたら
埼玉屋さんのフライは
なに食べても美味いもんな




衣といい
油といい
揚げ方もいい




ハムの薄さもいいのだが

う〜〜ん
ハムも油も衣も上等なんだなぁ

世の中うまく行かないもんである
生きてると
つまらないアホな悩みも
いろいろ出でくるもんである。

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