異国情緒あふれる港町 横浜（１６２） 「山賊」と懐かしの「マルゼン楽器」 長者町八丁目共同ビル

少し前に散策した「黄金劇場」に入る通りの入り口横には
凄く古いビル　「長者町八丁目共同ビル」がある
夜にでもなればその建物から発せられる怪しい光はまるで
九龍城砦みたいである
（行ったことないけどね）

　





この通り沿いにあった「長者町二丁目共同ビル」は昨年取り壊されていて
この通りでは唯一残っている最後の砦みたいである

このあたりは少しずつ暇を見つけて「長者町共同ビルシリーズ」として
書いていくつもりである
なにしろ「トタンシリーズ」「ＧＳシリーズ」なども書かなければならないし
「閂（カンヌキ）シリーズ」も書きたいなぁ








この建物にはその昔の４０年以上前に「マルゼン楽器」という楽器屋さんがあって
オルガンを１２ヶ月月賦で買った思い出がある
もっともその頃　はげまるがマダはげでねぇ時代で　ベースを弾いていた
たまたまメンバーにオルガンがメンバーとして新規入ったので
買い物に付き合ったのである





たまたまネットオークションで　その当時購入したオルガンが出品されていた

「グループサウンズの花形」のキャッチフレーズが　いいねぇ～

このオルガン足が弱くすぐ根元から折れてしまうので
客席に向かってオルガンごと転落なんて何度もあった
ひゃ～　　オルガン弾きにはなりたくねぇな～

おいらベースでよかった　なんて思っていたのである






その新しいメンバーもチャン街の「レッド・シューズ」で地元の悪に
オルガンの上に食べ残しのスイカなんぞを何度も乗せられたり
種を口から吹きかけられたりして脅かされて
すぐ行方知らずになり
しかたなく一時しのぎでオルガンを弾かなくてはならない羽目になり
その一時しのぎが　今でもえんえんと続いているのである

もちろん　オルガンごと客席転落も経験した（くっそ～）

人生なんて
おね～さん関係と同じ　どこでど～なるのか
　ホント　わかったもんじゃねぇなぁ
（つくづくそう思う）


しばらくするとチャン街　地元の悪にも友達が沢山できてきて
オルガンと歌で違うバンドに誘われたりして
「横浜ＡＣＢ」＞元町の「アストロ」なんどに出演するようになった


このあたりの話はごく一部の同年代の人にしか理解できないと思うのでありますが
この　はげまるの散策ブログは昔の記憶を大切に保存する事を使命とし書いております

はげまるが将来　少しボケた時にこれを自分で読み返して
「う～～ん　　そうそう　　そうだったな～」
なんてね

完全にボケた時には
「へ～～　　はげまるって　すっげ～～　おもしろいなぁ
はっはっは　　完全アホだけどなぁ　　会ってみたかったなぁ～」
　なんていう日が来る可能性だって多々あるのである


尚このあたりは「思い出のＧＳシリーズ」にでも書くことにする







とにかくご覧の通り　外装なんてハゲかけている
（ぎくっ）
なんか木造みたいにも見える






ビルの左側の写真





同じく







店舗の並びには　その昔４０年以上前からある店が二軒ほどある
（マルゼン楽器はかなり前から無くなっている　たぶん３０年以上前から）

トンカツの「長八」さん朝でも営業していたので　
よく仲間と飲んだ帰りに明け方トンカツで酒飲んだり
飯を食べたもんである
もちろんしっかり全員太りました　
太りすぎと酒の飲み過ぎでこの世からおさらばした奴　
脳梗塞でよいよいの奴なんかもいる

みなさん　朝のトンカツはやめましょう
（そんな奴おらんか）

この「長八」さん　そのうち刺身なんぞもやるようになってからは
あまり行っておりません







手打ちラーメンの「山賊」
ここもマルゼン楽器の帰り道に食べた思い出がある
特筆モノは外観がぜんぜん変わっていない　当時４５年ぐらい前と
まったく同じなのである

味はぜんぜん記憶に残ってないなぁ







日本蕎麦と同じ感じで　ラーメンの麺をここで実演しながら作っているのである









なんたって　今も昔もそのままの姿は貴重でありますねぁ
　うれしい。



さも次郎さんからのコメントで
マルゼン楽器の隣にイシカワという洋品店があったそうです

そこでよんぼうさんからのコメントを載せますね


＜イシカワはマルゼンの隣にあり、
服を買うと当時ＪＵＮのロゴの入った袋に入れてくれて、
その袋を持つのが当時の中学生の定番でした。＞


いいですね　お二人さん　ありがとうございました＾＾