はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(245)    さよなら柳原良平さん   栄屋酒場

2015-09-03 12:17:49 | 日記
またまたハゲチャリで
日の出町あたりに向かって
ぼんやりと
ぶらりんこぶらりんこ走っていたら
ふと、思い出した

あー
そうだ
先日亡くなってしまった横浜の至宝
柳原良平さんの絵が飾られている店に行こう







栄屋酒場さん

はげまるブログでも何度か書いている







ここ五年ぐらい前から栄屋酒場は
インターネットの食べログとか雑誌でも知れ渡り
予約をしないと入れない事も多く
はげまるも何度か入る事が出来なかった

ほんと、
栄屋酒場に昭和からの馴染みのジジィ達にとっては
頭にくる話しであるな

今回も開店時間の5時を少し過ぎたあたりで、
もう満員であった
予約の紙がテーブルの上に置かれたりしている

マスターが
「あ~~久⚪️さん、久しぶり~
 手前の3人掛けテーブルは空いてるよ~」

わ~~座れて良かった




昭和の時代から値段が変わってない
100円の冷奴を食べながら
あ~座れて良かったなぁ~
なんてニタリ顔で酒を飲んでいたら
客がどんどん入ってきる

マスターが
ゴメンなさい~
と丁重に断わっている




だるまイカの刺身

歯応えといいトロける甘さといい
ふっふっふっふっ
酒がすすむのお~~





はげまるの頭と甲乙つけがたい光具合である


だるまイカを食べていたら
若いカップルが入って来た
満員で凄く残念そうな顔をしていたので
相席でよかったらど~ぞ
と、
はげまるの前の席に座らせてあげた





柳原良平さんのポスターが壁に貼ってある
前回来た時には記憶に無いので
比較的最近に貼られたのかもしれない











柳原良平さんの名前を知ったのは
はげまるが中学生の頃である
(50年以上前だな)
白黒テレビの中でトリスウイスキーとか
ペンタックスカメラなんかの
コマーシャルで動くマンガとして見たのが最初であった






柳原さんが5年前あたりに書いた色紙

柳原さんは横浜在住であったそうで、
はげまるが知っているだけで
吉田町にある昭和初期に建てられた都南ビルの
鰻の八十八の柳原良平ルームには
(昔は銀行の金庫室)
柳原さんの絵が飾られているし

馬車道にあるご機嫌なバー ランプの壁にも
柳原さんのスケッチがある





鰻の八十八の柳原良平ルーム





柳原さんの描いた絵





八十八の開店祝いの時に撮影





馬車道にあるバー ランプの壁に描かれた柳原さんの作品






素晴らしいなぁ



さて話を元に戻す事にする





岩カキ 二個1100円


すごく大ぶりの岩かきであったので
びっくらこいだ






岩カキの殻を両手で持って
口を全開して
一口で口の中にいれた

岩ガキの汁が手からごぼれ落ちるは~
口の中は岩カキで一杯になるは~
口が一杯だから鼻の穴から息をするは~
岩かきの甘くて豊満なお味に海水が混ざって
頭は混乱状態に陥るは~
まるでナニをナニしているみたいだ
(なんだ)






前に座っていた若いカップルが
驚いた顔をしていたが

おら~~  そんなの関係ねぇんだ






少ししたら目の前の若いカップルが
「マスター こちらにも岩ガキください~」

と言う声が聞こえた

う~ん
はげまるの迫真の姿に心うたれたのであろう










 さよなら柳原良平さん。   


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