前回のゴールデン街の続編であります
「キラキラ」さんでかなり盛り上がったふたり
友達
「次どこ行きますか~」
はげまる
「わ~~乗りがいいね~ 最高~
そ~だ、
7年前に散策した時も、昨年散策した時にも
店の入り口が気になっていた店があるのよー
これから探してその店に行きましょー
ウイーッ」
友達
「行きましょー行きましょー」
なんか止まらなくなくなってきたぞ
あ~~ぁ どぅ・に・も・と・ま・ら・な・い
(山本リンダみたいに口をはっきり開けたり閉じたりして
ひとことひとことはっきり歌ってください)
はげまる
「あー あったあった ここ ここですよん」
店の名前がよく読めない
後で名刺をもらって判明したが
「レスポワール」さん
店のドアにははげまるの大好きなアメリカ女性歌手
ダィナ・ショァー、ピアノがアンドレ・プレビンの
大好きなCDジャケットが
7年前と全く同じ場所に飾られている
1959~60年録音の作品
はげまるが持っているCD(紙ジャケット)
「レスポワール」さん
中はカウンターだけで6人も入れば満員状態の小さなお店である
このこじんまり感がいいなぁ
はげまるはウイスキーの水割り
友達が何を飲んだのかは、覚えてない
お通しが美味しい
ドン底から数えて4軒目であるが、
お通しが全て美味いなんて
嬉しいではないかいな~
なんて会話を友達交わした記憶はある
水割りのお代わりをした時
「マスター 入り口に飾ってある
ダィナ・ショァーのCDかけてくれますか~」
マスター
「えー そんなCDあるんですか~」
がっぴ~~~~ん
優しいマスターが申し訳そうな顔をして
「実は3年ほど前から私がこの店を
そのままの形でやっているんですよ」
マスターが申し訳なさそうに
「今度調べて買ってみますね」
はげまる
「気にしないでくださいよ
ただ前から気になっていたもんで」
トイレ方面の写真
はげまるはここで
はた と我に返った
あー 今何時頃かなぁ
びゃ~~~ 10時半を過ぎているではないかー
友達
「あー まだ終電まで時間があるから
もう一軒行きましよ~」
はげまる
「は~~い」
「汀」(なぎさ)は友達がお気に入りの店
ここもカウンターだけの小じんまりした店で
友達が店のカウンターの中にいる外人さんと
なにやら少し会話を交わた
このあたりまでくると何を飲んだか記憶がまったくない
無意識に壁に貼られている昭和の残像をカメラに収めていた
無意識に
無意識に
無意識に
昭和で時間が止まってしまったような
ゴールデン街を満喫して店を出た
昨年来た時も交番でなんかもめていたっけな
なんて記憶を後にして新宿駅まで早足で歩いた
楽しい新宿の散策でありました。