はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(64)   月嶋寿司  本郷町

2011-08-02 00:53:37 | 日記
またしてもB級散策であり  これぞB級にふさわしいのではないかいな~

本牧の手前 本郷町に昔からある
寿司 弁当 折詰 のお店「月嶋寿司」
はげまるも30年前位からここでたまに買っている
古い寿司屋である

寿司と言っても 巷にある寿司ではない

握り寿司なんてあるわけねぇ 魚なんかあるわけねぇ
ましてウニ イクラ なんてあるわけねぇ
 ど~だ 恐れ入ったか~ 寿司屋なのである

店には板前さんはおろか寿司屋のカゥンターなんて無いのである

げっ~~ 魚が無い~ そんな寿司屋は寿司屋ではねだろうが~
とみなさん思うでしょうが 無いものは無いのである




場所は本郷町 千代崎町バス停そばにあり
有名な和菓子屋さん明治33年3月創業の「喜月堂」の隣あたりにある






ほらね 渋い建物でしょう






店の横と言うか裏側はトタン総創り  日除けのトタン総創りアーケード
う~ん  文句無しのお姿であるな
なにしろ創業60年と言われていて 創業者は東京の月島出身だそうだ


ここで人の話を聞いてみると
(ネットから拾いました)

<謎の多い月嶋寿司だが、その歴史と名前の由来は、
戦後、東京の月嶋から移転して来たのが本当の話だという。
どうやらこの話も、もう知る人が少なくなって来ているようだ>


う~ん  月嶋から来たならなら もんじゃ焼きだろうがな~
(大きなお世話だ)





早朝営業の文字が目に入る

そうなのです ここ「月嶋寿司」は 朝から 
お弁当の販売やら配達をしている
もちろん ここで製造販売配達をしているのである












それでは一体全体 どんな寿司を売っているんで~ぃ

お答え

お稲荷さん かんぴょうの海苔巻き カッパ巻がメインであり
太巻きが入っている弁当セットなんかも少しはある

とにかく安い カッパ巻きのセットなんか100円である

本牧のスーパーなんかでもお目にかかれない
ましては高島屋の食品売り場なんかでは
絶対お目にかかれるハズがない






それでは客層は 購買層はどのあたりだなんでぃ
と思うでしょう

はっきり書きます しっかり書きます  
伊東に行くなら~  は~と~や~(なんなんだ)

もちろん子供遠足とか なんかの催しモノなんかでも食べられると思うが

どんどんどん
(またまた擬音いりである)
一番の購買層は お年を召された方々  そう はげまる世代より上の方々である

老人会の会合 老人会の花見並びに遠足 老人会のゴーゴーダンス大会?
(参加した人達が 腰を痛めたり 肩を脱臼したり 足の骨折ったりするかもな)
その他とにかくそのあたりが この「月嶋寿司」を支えているのである

老人になってくると食が細くなる 
普通の人からみれば 軽い軽食にみえるここのお弁当が
ぴったしかんかんなのかもしれない
はげまるの母もここの寿司が好きで よく買いに行くのであるが
若い人に会ったことは無い

そうそう 前に三溪園に行った時池の側にある売店でも
売っていた 
老人が多く 軽い食いものがメインの売店なんかで隠れて販売しているのである
(隠れてないか)

ゴボウ巻やら納豆巻 鉄火巻 ましてはコンビニなどで人気の
マヨネーズ入の巻物なんては無い

AKB48のコンサートなんかでは絶対お目にかかれない寿司である


だいたいね 納豆巻きなんてね
ねちゃねちゃして入れ歯が外れるかもしれないしね
ゴボウ巻きなんかね 入れ歯で噛み切れず 
入れ歯にはさまって困るかもしれないしね
マヨネーズ入りなんてね
甘いのかすっぱいのかよく分からねえ味でね
こちとら先が短け~んでぃ  はっきりしろ~ この~

となるかもな~  (想像です)








味は 甘めのおいなりさん 甘く煮付けたかんぴょう巻き
とにかく甘めである

昔は甘すぎて食べられなかったのであるが
今では う~ん  なかなかこの味  この甘さ
なかなか いいじゃ~ん

  はげまるもじじぃ化してきているのかもな。





おまけで 閉店間際の(夕方4時前です) 安売りの いなりセット
ふたつで 200円 夜酒のつまみで食べたら 甘味でうっめ~  でした

箸の袋に 横浜支店と書いてある
え?  本店てどこにあるの?  と思ったが
はげまるは ここの店の創りが好きなもんで  まぁいいかですね。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする