経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

ロジャー・クレメンス

2007-07-01 | プロフェッショナル
 昨日のブロードキャスターで、一昨日のメジャーリーグの先発投手をみると、ロジャー・クレメンスをはじめ何と6人が40代というニュースをやっていました。彼らの選手寿命が長い理由の一つとして、ピッチングフォームがよいのでよい筋肉がつき、投げることによってさらに選手寿命が延びる、という解説がされていました。「ベテランが活躍する理由=熟練したテクニック」と理解されがちですが、そうではなくよいフォームを繰り返すことによって「投げる力」自体も向上するという見方は、ちょっと驚きでした。

 知財の、特に特許の実務をやっていると、先端技術のキャッチアップなどの側面から、選手寿命ならぬ実務家寿命が意識されることがあります。このニュースが何かヒントにならないかなぁ、などと思ってみていたのですが、テクニックでかわすことを覚えるだけでなく、「正しいフォーム」を繰り返すことこそが、実務家寿命を延ばすために最も大切なことなのかもしれません。


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