日経ビジネスに「1000店をデザインした男」と題して、店舗デザイナーの神谷利徳氏が紹介されています。これまでに1000店以上のデザインを手がけ、地元の名古屋では「神谷に頼めば繁盛店ができる」という神話めいた空気まで存在するそうですが、一体その違いはどこから生まれるのか。そこに何か「知財は○○に頼めば会社が繁栄する」と言われるためのヒントはないか。
で、ここかなぁ、と感じたのは次の2点です。
1つめは、神谷氏がデザインを本格的に学ぶようになった頃(といっても普通の学び方ではなくある家具職人の工房に無給で通って修行したらしいですが)の話で、「その頃から、物事の背景にある本質や意味を考えるようになった」とのこと。ここを考えるかどうかの違いは大きいのだと思います。
もう1つは、「デザインで大切なのは、優しさや思いやり。こんなことまでやるのかといった、お節介がどこまでできるかだと思う。自分らしさとかアイデンティティーといった、デザイナーの独り善がりは捨て去っていい」と語っているところです。確かに自分がプロフェッショナルという意識をもっていると、自分のスタイルに拘ってしまう部分があるかもしれません。でも、自分が前面に出て戦うのならともかく、知財サービスのような後方支援でそういう独り善がりは不要なのかもしれない。これって、サービス業の本質なのかもしれません。
それにしてもこういう一流のプロって、いろんな意味で格好いいですね。
で、ここかなぁ、と感じたのは次の2点です。
1つめは、神谷氏がデザインを本格的に学ぶようになった頃(といっても普通の学び方ではなくある家具職人の工房に無給で通って修行したらしいですが)の話で、「その頃から、物事の背景にある本質や意味を考えるようになった」とのこと。ここを考えるかどうかの違いは大きいのだと思います。
もう1つは、「デザインで大切なのは、優しさや思いやり。こんなことまでやるのかといった、お節介がどこまでできるかだと思う。自分らしさとかアイデンティティーといった、デザイナーの独り善がりは捨て去っていい」と語っているところです。確かに自分がプロフェッショナルという意識をもっていると、自分のスタイルに拘ってしまう部分があるかもしれません。でも、自分が前面に出て戦うのならともかく、知財サービスのような後方支援でそういう独り善がりは不要なのかもしれない。これって、サービス業の本質なのかもしれません。
それにしてもこういう一流のプロって、いろんな意味で格好いいですね。