今更もいいところですが、大会自体も閉幕したところで一区切りということで。浦和レッズのFCWCは残念ながら3連敗という誠に無残という他ない結果に終わってしまいました。インテルはさておき、南米や、特に中米あたりならある程度戦えるのでは、という戦前の予想も空しく、いや確かに時間帯によってはそういう部分もありましたが、異次元の試合巧者ぶりやJ的には理不尽なロングシュートなどで一縷の望みも木端微塵に打ち砕かれてしまいました。というかむしろ、浦和に限らず日本として欧州勢の方が相性がよいのでしょうか。
果たして次回浦和がこの大会の出場チームに名を連ねるのはいつになるのか、というのは裏でのアルヒラルの戦いぶりを見るにつけて気の遠くなるような心持ちがしますが、ネガってばかりいても仕方ありません。今季リーグでACL出場権を確保するのが当面の目標として、宿願である「常にリーグ優勝を争えるチームづくり」を推し進めていくしかありません。その上で、今回の苦い教訓について、監督も選手も、クラブスタッフまで入れ替わっていくであろう中でどのように継承していくのか、という点も非常に重要だと思うのですが、これについて具体的なアイディアはありません。少々不謹慎ですが「津波てんでんこ」のように血肉にして刻んでいくためにはどうしたらよいのでしょうね。
もう1つ、選手層の文脈で、アカデミー上がりの選手で現状主力になれていない選手の戦術理解度の低さが指摘されていました。つまり、同じアカデミー出身の選手でも、大学経由の選手は比較的戦術理解度が高いのに対して、直接トップに上がった選手は低いので(現政権下で戦力ならず)、これはもうアカデミーの指導のあり方から見直していくべきではないか、というもの。これは概ね納得感のあるご指摘だと思いつつ、1点だけ、では欧州ドイツの舞台で10年間プレーした経験のある原口元気の戦術理解度が決して高く見えないのはなぜなのか、というのは個人的に気になるところです。原口さんには思い入れがあるのでそれでも反転攻勢を期待したいところではあるのですが…。
いや、またまとまりませんがとりいそぎ。その前にgooブログのサービス終了に伴う本ブログの処遇を考えなければいかないかもしれませんね。