(前回からのつづき)
四万十の宿、そして高知県を後にして向かうは愛媛県は宇和島の地であります。四万十市からの径路としては、日本一美しいと称される四万十川に沿って進む国道441号線ということになります。
しかし、残念ながら当日は生憎の豪雨で風景を楽しむどころ、むしろ運転に全神経を集中しなければ危険さえ感じる状況。四万十川の対局にあり、かつて「日本一汚い川」と言われた綾瀬川沿いにその昔住んでいたこともあり、個人的には日本一の清流を非常に楽しみにしていたのですがとてもそれどころではありませんでした。逆境の中せめて「沈下橋」だけでも渡ろうとトライしたら細君から「危ないからやめて」と猛反対(笑)されてしまい、あえなくそれも断念。
道中立ち寄った道の駅ではプレナスなでしこリーグ2部・愛媛FCレディースさんのポスターを発見。ただ、残念ながら愛媛県内では余り愛媛FCの盛り上がりを感じるような光景には巡り会えず。以前、愛媛FCの社長とお知り合いという松山出身の方から「相当苦労してるらしいよ」とは聞いていましたし、例の粉飾会計の問題もありましたのである程度予想していたことではありましたが…。いずれにせよ、小島、阪野、茂木など浦和関係者も多いのでその動向は気にかかるところです。
さて、ドライブの終盤には大雨が嘘だったかのように上がり、苦もないドライブとあり無事目的地に到着しました。こちら宇和島は宇和島伊達氏の城下町としては勿論、闘牛、そして長崎と並んで司馬遼太郎氏が愛した街として知られる街、いうことになりましょうか。
宇和島の地は、司馬氏も言う通り愛媛の中心・松山からも、高知どちらからも交通の便が非常に悪く、従って、城ヲタとしてもそう易々と訪問できる地ではない(事実、かの坂東三津五郎さんさえも現存12天守の中で最後に訪れた地とのこと)ということで、今回城の全く興味のない細君に無理を言って頼み込んで立ち寄ってもらいました(笑)しかし、城や闘牛の他にも「高野長英の隠れ家」など他にも見所はたくさんありそうですね…。
今回訪問した当時は宇和島の観光の目玉のひとつである闘牛場が改装工事中とのことでそちらは断念。全国の現存12天守のうちのひとつである宇和島城訪問に集中することにしました。三之丸御殿付近の登城口のところのコインパーキングに車を止め、桑折(こおり)氏武家長屋門をくぐって早速城めぐりを開始します。
振り返ると背後には「三之丸跡」の表示。石垣の左が三之丸の跡地のようで、現在そこには日本料理屋さんが建っています。実は城めぐり後にそちらで遅めの昼飯をいただいたのですが、その話はまた追って。宇和島の街といい、城の周辺といい、平日の荒天明けだったこともあってか人影はまばらでした。
(つづく)
四万十の宿、そして高知県を後にして向かうは愛媛県は宇和島の地であります。四万十市からの径路としては、日本一美しいと称される四万十川に沿って進む国道441号線ということになります。
しかし、残念ながら当日は生憎の豪雨で風景を楽しむどころ、むしろ運転に全神経を集中しなければ危険さえ感じる状況。四万十川の対局にあり、かつて「日本一汚い川」と言われた綾瀬川沿いにその昔住んでいたこともあり、個人的には日本一の清流を非常に楽しみにしていたのですがとてもそれどころではありませんでした。逆境の中せめて「沈下橋」だけでも渡ろうとトライしたら細君から「危ないからやめて」と猛反対(笑)されてしまい、あえなくそれも断念。
道中立ち寄った道の駅ではプレナスなでしこリーグ2部・愛媛FCレディースさんのポスターを発見。ただ、残念ながら愛媛県内では余り愛媛FCの盛り上がりを感じるような光景には巡り会えず。以前、愛媛FCの社長とお知り合いという松山出身の方から「相当苦労してるらしいよ」とは聞いていましたし、例の粉飾会計の問題もありましたのである程度予想していたことではありましたが…。いずれにせよ、小島、阪野、茂木など浦和関係者も多いのでその動向は気にかかるところです。
さて、ドライブの終盤には大雨が嘘だったかのように上がり、苦もないドライブとあり無事目的地に到着しました。こちら宇和島は宇和島伊達氏の城下町としては勿論、闘牛、そして長崎と並んで司馬遼太郎氏が愛した街として知られる街、いうことになりましょうか。
宇和島の地は、司馬氏も言う通り愛媛の中心・松山からも、高知どちらからも交通の便が非常に悪く、従って、城ヲタとしてもそう易々と訪問できる地ではない(事実、かの坂東三津五郎さんさえも現存12天守の中で最後に訪れた地とのこと)ということで、今回城の全く興味のない細君に無理を言って頼み込んで立ち寄ってもらいました(笑)しかし、城や闘牛の他にも「高野長英の隠れ家」など他にも見所はたくさんありそうですね…。
今回訪問した当時は宇和島の観光の目玉のひとつである闘牛場が改装工事中とのことでそちらは断念。全国の現存12天守のうちのひとつである宇和島城訪問に集中することにしました。三之丸御殿付近の登城口のところのコインパーキングに車を止め、桑折(こおり)氏武家長屋門をくぐって早速城めぐりを開始します。
振り返ると背後には「三之丸跡」の表示。石垣の左が三之丸の跡地のようで、現在そこには日本料理屋さんが建っています。実は城めぐり後にそちらで遅めの昼飯をいただいたのですが、その話はまた追って。宇和島の街といい、城の周辺といい、平日の荒天明けだったこともあってか人影はまばらでした。
(つづく)