ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ミュージカルのフロドのインタビュー

2005年10月24日 | 指輪物語&トールキン
TORn経由なのですが、トロントの指輪ミュージカルでフロドを演じるJames Loyeのインタビューが出てました。
トロントでは今日からリハーサルが始まるのだそうです。って、ギムリとガラドリエルとビルボのキャストは決まったんだろうか・・・(汗)リハーサル始めるってことはもう決まったんだろうなあ。
いくら脇役?とは言え全く報道されないのはひどすぎる・・・公式サイトにも出てないし。
とまあそれはおいておいて(汗)
このインタビューは、トロントに向かう前のJames Loyeにロンドンでインタビューしたものだそうです。
とりあえずはこの写真、なかなかカッコいいですね。イライジャ・ウッドほどすごい美形!ではないですが。
James Loyeは26歳ということで、映画の影響はないと思うんですが、やっぱりフロドは若者というイメージなのかなあと思ってしまいますね。まあ、33歳から外見は変わってないという設定ならそれでいいのかもしれませんが。
このJames Loyeは、スマートな外見に似合わず、deep voiceの持ち主なんだそうです。外見は20代だけど声は40歳、と称されたこともあるとか。
どちらにしても、舞台役者さんですから、声はいいんでしょうね。その辺はちょっと楽しみです。
ミュージカルは初めてだそうですが、シェイクスピアの舞台などに出ていたそうです。フロド役に決まったという連絡は、「十二夜」のカーテンコールを待っている間にかかってきた電話だったのだとか。
こんな大作の主役はもちろん初めて。もともとフロドには有名でない人を選ぶって言ってましたしね。
で、彼、原作は読んだことがないと告白してます(汗)でも映画は見ていて、素晴らしいと思ったそうです。・・・うーん、ああいうものだと思われるとちょっとなあ・・・(汗)原作読もうよフロド君(汗)
でもまあ、役者本人が原作を理解しているかどうかよりも、脚本や演出が原作を理解しているかの方がはるかに大事ですから、まあ大丈夫かと思いますが・・・(汗)
トロントでは来年2月プレビュー、3月開幕ですが、来年秋だか冬だか開幕予定のロンドンではまた違うキャストになるという話です。
もしかしたら少しはトロントのキャストも出るかもしれませんが。
色んなメディアで「指輪」が見られるのは嬉しい限りですが、色んな人が「指輪」のキャラクターたちを演じるのが見られるのもまた嬉しいものです。舞台はまた違うキャストで見られたりするのが楽しみですね。
まだ飛行機もホテルも取ってませんが(さすがにまだ早いし(汗))、ゆるゆるとトロント行きが楽しみになって来ました! あー、せめて2回見られたらなあ・・・
まあ、2回目以降はロンドンにとっておくとしましょうか(笑)
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「百年の孤独」舞台化

2005年10月22日 | ミュージカル・演劇
読書カテゴリーかどうか迷ったのですが、演劇ということで。
これRSSリーダー効果?なんですが(笑)キーワードで「ガルシア=マルケス」を登録しておいたところ、あるブログさんで「百年の孤独」が舞台化されることを教えていただきました。
パパ・タラフラマという劇団?でやるらしいです。公式サイトはこちら。
チケットはもう発売されているのですが、なんとか1枚ゲットしました。残り少なくなってるみたいです。
この舞台、ブラジルとのコラボレーションで作ってるんですね。キャストにもブラジル人が何人か。なんでブラジル?とは思いますが・・・スペイン語じゃないのに。
寺山修司も天井桟敷で舞台化してたんですね。なんでまたあの長い作品を・・・と思ったんですが、意外と舞台向きなのかもしれませんね。ってよくわからんけど(笑)
ガルシア=マルケスなら、「予告された殺人の記憶」が長さ的にもちょうどいいと思うんですけど・・・でもやっぱり「百年の孤独」が人気があるのかな。
しかし、ふと気がついたのですが、ガルシア=マルケス好きとか言っておきながら、「百年の孤独」はかなり前に2回読んだだけで、内容をあんまり覚えていないんですね(汗)
登場人物の名前も覚えてるのはホセ・アルカディオ・ブエンディーアとアウレリアーノ・ブエンディーアのみ・・・(この名前の人がたくさん出てくるのですが(笑))
ラストだけは覚えてるんですけどねえ。
舞台観に行く前に一度読み直してみるのもいいかなあと思ったんですが、積ん読本が溜まりまくりで(汗)とてもその余裕はないんですが・・・
いっそ内容忘れたまま見るのも新鮮でいいかもしれませんが(笑)
いやでも、どんなになっているのか楽しみです。
しかし12月はハードスケジュールになっちゃったなあ(汗)なんか毎年こんなって気がするんですが。年末って舞台多いですよねえ。(ライヴも・・・)
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続・指輪で英語のお勉強

2005年10月22日 | 指輪物語&トールキン
トールキンの朗読CDが届いて以来ちょこちょこと聞いています。
一度通して聞いてみたんですが、その後、今度は「ドラゴン桜」方式(笑)で、元の文を読みつつCDを一文ずつ聞いて、そのあとに自分で発音してみる、というのをやってみてます。
これ、効果あるんだかどうかはよくわかりませんが(笑)まあ、ただ聞いていても一向にヒアリング向上しないのは確かだと思うし、ただ聞いているのよりは文章を見ながら、見ながらだけよりは自分でも読みながら、の方が頭に入ることは入りますね。
今日新聞の広告を見ていたら、英語の後に日本語訳を録音したものを聞き流すのも効果があるらしいです。(宣伝だから効果のほどはなんともわかりませんが)朗読の後に1文ずつ自分で日本語訳を入れておいて聞くのもありかもしれませんね。すっごい手間がかかりますが・・・邦訳の朗読もあればいいんだけどなあ(笑)
こうしてじっくり聴いていると、詩のリズムなどもわかるし、地の文にもある種のリズムがあることがわかって、やっぱり本当は原文を読めれば一番いいんだろうなあと思いますね。
しかし、朗読CDが届くまではラジオドラマを聴いていたのですが、うーん、朗読の方がはるかに難しいです、英語が(汗)
明らかに口語文と違うなあというのもわかりますし、何よりも知らない単語が山ほど(笑)ひとつのセンテンスの中で、知らない単語の方が多いというのもしばしばで(汗)ここまで意味がわからないと、ヒアリング以前の問題って気がするんですが・・・(笑)
実際、英語のサイトで情報を読んだりする時って、知らない単語はある程度飛ばしても意味が通じたりするんですが、知らない単語率がもう全然違いますねえ。
これは、会話主体のラジオドラマと比べても同じです。ナレーションすら、まだスクリプトを読み始めたばかりですが、原文ほどの難しさはないですね。
原作の全編朗読CDにもとても興味があるのですが、私レベルの英語力ではヒアリングの勉強にはあまり役立たないのでは・・・と思い始めてます(汗)
まあ、今原作朗読やラジオドラマを聴いているのは、来年2月のトロントの指輪ミュージカル鑑賞のためなので、原作の詩や台詞にはなるべく聴きなれておきたいところなのですが。(地の文はあんまり関係ないですが(笑))
でも、ラジオドラマを一度聴いて思ったのですが、元のストーリーを知っていれば、今どのシーンをやってるか、とかだいたいわかるなあ、と思ったので、そんなに必死にもなっていないという・・・(笑)
ああでも、この知らない単語を全部意味調べて読むのが本当なんだろうなあ。前にそういう読み方をしていて、「過去の影」で挫折したんですが(笑)
まあ、いつかそういう読み方もしてみたいです・・・って日本語の本さえ溜まっているのにそんな夢のような話を・・・(笑)
本当に英語勉強するつもりなら、もっとちゃんと学校行くとかすべきなんでしょうが、元も好きじゃないことを趣味のためになんとか頑張ろうということなので(いや頑張ってないですが全然(汗))、楽しみながらだらだらやって、少しは身に付いたらラッキーかな、くらいのつもりでやってます。
・・・こんなんじゃモノにはならないですね、やはり(笑)
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スターウォーズ 崩壊の序曲(ネタバレ)

2005年10月21日 | 読書

やっと読み終わりました~。と言っても「ローグ・プラネット」よりは早かったかな。
いきなり感想なのですが、うーん、なんだかアナキンとオビ=ワンよりもバリスとルミナーラの方が主役っぽかったんですが・・・(汗)まあ、制約のないキャラクターの方が動かし易いのはわかるんですが・・・
もしかすると、他のジェダイから見たアナキンとオビ=ワン、という視点から二人のことを描きたかったのかもしれませんが、それにしては中途半端だったしなあ。
バリスとブルガン、トゥークィのエピソードなんか微笑ましかったのですが、これって主人公のエピソードだよなあと・・・(汗)
それに、アナキンにとって本領発揮しにくい展開だったこともあって、アナキンの影がかなり薄かったです(汗)
まあ、オビ=ワンの師匠としての尊厳???が最も見られた一作と言えるかもしれませんが・・・(笑)
あとがきによると、この作品はEP2の製作と同時進行だったようで、なかなか書きづらかったんだろうな、というのは窺えます。
まあ、オビ=ワンに甘える子供から、力をもてあまして反抗する若者に成長したんだな、というのはよくわかりましたが。「ローグ・プラネット」のかわいいアナキンを読んだ後だとやはりちょっと淋しいかな・・・(笑)
しかし、ここからep2までのわずかな間に随分力がついたんだなあアナキン(汗)
さらにその後、「ジェダイの試練」の頃までにはものすごく成長してますし。もうクローン大戦以降のアナキンは「大人」なんだなあと思えますね。
ブリッジノベルには違和感を感じる部分もありますが、やっぱり映画の合間の空隙を埋めて行くことはそれなりに面白いなあとは思いました。
ジェダイの草原の旅は、モンゴル行った時のことを思い出しました(笑)ジェダイは鍛えてるからお尻の皮がむけて流血したりはしないのでしょう(笑)アナキンはお尻が痛いと言っていたようですが(笑)
遊牧民の様子も結構モンゴルの遊牧民のことを思い出させて、この作者はモンゴル行ったことあるんか? と思ってしまいました。
しかし全体的に話の進行はのんびりでしたね。まあ、「悪の迷宮」みたいにエピソード盛り込みすぎだと心理描写が物足りなくなりますが、この作品の場合はその分バリスやルミナーラを描いていたからなあ・・・(汗)
トゥークィの大活躍や、クィパーナムに戻った時に遊牧民たちが大挙して助けに来てくれたり、というあたりは読んでいて恥ずかしかったです・・・(汗)
バリスとブルガン、トゥークィの別れの場面なんかもなかったし。最後はアナキンと談笑して終わりかよ! とちょっと唖然としました。
それから、ルミナーラはオビ=ワンが好きなんだよなあ、やはり(笑)オビ=ワンのこと好きな女性ジェダイは結構いそうな気がする・・・(笑)密かにモテてるはずだオビ=ワン(笑)
そして、アナキンがパドメのことを10年間一日も忘れたことがなかった、というのは嘘だろう! と思いました(笑)再会しちゃったのが悲劇だったんだなあ・・・
まあ、やはりブリッジノベルは「本編」には及ばないなあ、というのがこのところのブリッジノベル読書で感じたことでした。
というわけで次はEP2のジュニアノベルを図書館で予約してます。1冊在庫のところ3件予約で1冊注文中なんですが、さてどのくらいで手元に来るでしょうか。
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ミナス・ティリスのこと

2005年10月21日 | 指輪物語&トールキン
どうも右脳が発達していないらしく、本を読んでいてもあまり造形的な映像が思い浮かばない私にとって、ミナス・ティリスの造形は本を読んでいただけではさっぱりわかりませんでした。
なので、映画の設定で初めてミナス・ティリスの全体像を見た時には、「なんじゃこりゃあ~」とびっくりしました(笑)なんか色も白くてケーキみたいで(笑)
でも、トールキン自身のイラストでもだいたいあんな形だったんですね。そうか、私の文章の読み取りが足りなかったのか・・・と思ったものです(笑)
トールキンて、語学の才能を考えても左脳が発達していたことは間違いないと思いますが、イラストを見てもその豊かな色彩と独特な発想に驚かされますね。右脳も発達していたように見受けられます。うーん、本当に天才だったんだなあ・・・
しかし、そんなに旅行もたくさんはしていなかった(と言っても若い頃ヨーロッパ旅行とか行っていますが)トールキンが、あのような独特な建造物を考え付いたということにただただ驚いてしまいます。すごくオリジナルですよねえ。
あ、でももしかするとモン・サン・ミッシェルに似てるような気も・・・(汗)トールキンがモン・サン・ミッシェルまで行ったというのは聞いたことがないですが。んー、モン・サン・ミッシェルがモデルだったらちょっとがっかりかも(笑)
しかしそれにしたって、岩をくりぬいてトンネルを作って、うねうねと交互に登っていく街なんて・・・本当にすごい想像力だと思います。
その原作の記述を汲み取って、あのような見事な造形に仕立てたアラン・リーの想像力にも感心してしまいます。
しかし、実際にあの都に住みたいかと言われると・・・私はパスかな(笑)
坂道が多いのも大変そうだし(笑)原作でレゴラスも言ってますが、自然がちょっと少ないですよね。あまりにも石造りで。
まあ、上の方にいたら、なかなか外敵には襲われないかなとは思いますが・・・
それにしても、ミナス・ティリスはもともと首都ではなく、ミナス・イシルとペア?で作られた防護の砦だったということですが・・・なんか、ミナス・モルグルよりもミナス・ティリスの方がはるかに大きいような気がするんですが・・・?(汗)
それにしても、オスギリアスって首都としてあまりにも無防備だなあと思いますね。ミナス・ティリスもちょっと堅固すぎるって気もしますけど。守りが堅すぎて入るのが大変というか・・・(笑)
それにしても、原作を読むと、ペレンノール野には本来農家や畑がたくさんあったはずなんですが、映画では見事にただの野っ原でしたね~(汗)もしかしたら普段は放牧してるとかだったら納得しますが。(それじゃあローハンと大差ないよ・・・(笑))
ペレンノール野にだったら住んでみたいかな、なんて思います。まあ、サウロンがいなくなってからにしたいですが・・・(笑)
とかなんとか書いてますが、本当はゴンドールは中つ国で住みたい場所順位ではかなり低いんですけど・・・(汗)
まあ住むのは別としても、中つ国に住んでいたら、一度は旅行してみたい場所ではありますけどね、ミナス・ティリス。
でもふと思ったこと。ホビット庄の緑の中で育ったメリーとピピンが、ミナス・ティリスで生涯を終え、あの石の都の墓所に眠ったというのが、なんだか悲しいことに思えてしまうんですよね。自分が緑の少ないミナス・ティリスに違和感を感じるからかもしれませんが。
そう言えば、旅の仲間9人は、誰一人生まれ故郷で死を迎えた人はいない、という話をどこかで聞きました。(あ、ガンダルフ以外は、ですね(汗))
やっぱり「指輪物語」には悲しみが常に漂っているなあ、なんてことも思います。
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SIN CITY(ネタバレ)

2005年10月20日 | 映画
昨日見てきました。
あまり期待してなかったんですが、結構面白かったです。
いや、残酷なことはかなり残酷でしたけど。スタイリッシュなモノクロ画面のおかげで、なんとか眉をひそめる程度で見られました。
スプラッタとかホラーのように、気持ち悪いものを見せたり、怖がらせたり、というのが目的の映画ではないですからね。でも、私よりも更にグロイの怖いのダメ、という人にはダメな可能性もありますが・・・
しかし、予告にはなぜかホラー作品ばかり流れました(汗)「ダークウォーター」とか「蝋人形の館」とか・・・やっぱりそういう系統の映画だと判断されてるのかなあ・・・

まず、スタイリッシュな映像は見事でしたね。
そして、3つのエピソードの構成もなかなか上手く出来てるなあと思いました。
時間の流れとしては3→1→2なんですが、共通の登場人物を出すことで、ああ、そういう時間軸なんだなあ、というのがわかる仕組みになっているのが上手いと思いました。
3話目で死んだマーヴェイ(でしたっけ? ミッキー・ロークの役・・・)が出て来たのはちょっと懐かしい感じがしたし(笑)(ケビンは・・・?(笑))
ジョシュ・ハートネットで始まってジョシュ・ハートネットで終わるというのも粋だなあと思いましたし。
ハーディガンが自殺して、それでナンシーは本当に無事で済んだのか? という答えも、説明しなくても、前のエピソードを見ていればわかる仕組みになっているのも上手いかな、と思いました。
ストーリー的には、文字にするとあれですが(汗)男のロマンというか男の夢というか・・・そういう話だと思いましたね。とにかく男視点なのは間違いなく。
でも、ドワイトはともかくとして主人公の男たちが醜かったり老人だったり、戦う様もボロボロになって、カッコ悪くすらあったので、男視点のマッチョな世界にも不快感はありませんでした。まあ、共感したり感動したりはしませんけど(汗)
それぞれのエピソードも、それなりに面白いと思いました。ドワイトは死ななかったけど、最終的には死にそうだなーと思ったし。
実は一番いいなあと思ったのは、車の中で助手席に乗せた死体が喋りだす、というところでした。あそこは結構好きです(笑)死体を助手席に乗せなきゃならないというシチュエーションも含めて。
そう言えば、外人さんが見に来ていたようなのですが(六本木ならともかく、地元では珍しい)、結構あちこちで笑ってました。あ、笑えるんだ・・・とちょっと新鮮でしたね。わからなくはないけど、日本人はなかなか笑わないなあと。

モノクロ画面のせいで、クライヴ・オーウェンをはじめてカッコイイかもと思えました(笑)前髪のせいもあるかと思いますが。
モノクロ効果で、美女もますます美女に見えて、たいへん目の保養になりました(笑)ゴールディとウェンディもモノクロだったらもっと美しくみえたのでは(笑)
あ、チラシで見ていた時にはどうなんだろう、と思っていたデヴォン青木のミホですが、動いてるの見たらすごいカッコよかった! おまけに結構カワイイし。クライヴ・オーウェンと並んだら、細くてはかなげな印象で、うーん、かわいいじゃん、と思いました(笑)
タールの中にためらいもなく飛び込める美女。しかも不死身っぽい(笑)結構ミホは好きですね~(笑)
ブルース・ウィリスがいつもモテる二枚目役なのが腑に落ちなかったのですが(汗)今回の役はハマってたと思います(笑)
あ、ルトガー・ハウアーが出ていてびっくり。というか、もうそんな歳なんですねえ。事前にたまたま知っていたからわかったものの、知らなかったら気がつかなかったかも(汗)
で、目的のイライジャなんですが、出番少ないと聞いてはいましたが、台詞すらないとは・・・(汗)
でも、ちょこっとですが悪役のイライジャが観られたのは嬉しかったです。フロドとは別の意味で大きなブルーアイズが効いてましたし。
どうせなら、ロアーク(というとカラスが思い浮かぶのはトールキンファン(笑))枢機卿との場面があったら良かったのになあ。
まあ、またぜひとも悪役やってもらいたいです。「模倣犯」をハリウッドで映画化してイライジャが主演したらいいのになあ、とか思うんですが、どうでしょう(笑)

とまあそんな訳で、結構楽しめました。リピートしようともDVD買おうとも思いませんけど・・・(汗)
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指輪キャスト出演映画のこと

2005年10月20日 | 指輪物語&トールキン
昨日はSIN CITYを見てきました。意外に面白かったです。感想はまた映画カテゴリーで・・・
SIN CITYはもちろんイライジャ・ウッド目当てで観に行った訳です。
今年は今までの人生で一番たくさん映画を観た年になってます、すでに(笑)
やはり指輪キャストが出演している映画はなんとなく観に行っているんですが、指輪キャストが出ていれば何でも観に行くというわけではないんですよね。
その傾向を自分で分析してみたりして(笑)
ちなみに私、残念ながら?「キャスト萌え」と言えるほど、指輪以降も追っかけて行きたいキャストはいません・・・(汗)
ギムリは好きだけどジョン・リス=ディヴィスは別に・・・だし(汗)メリーも好きですが、ドミニク・モナハンは好きかなーと思った時もありますが、やはりそんなでもないみたいです(汗)「LOST」見るためにCS入ろうとか思わないしなあ(笑)
ルックスが一番好きなのは多分エオメルなんですが、カール・アーバンもカッコイイとは思いつつ、「リディック」も「ボーンスプレマシー」も観に行かなかったし。(「ボーンスプレマシー」はたまたま機内上映で観られましたけど)
いやでも、カール・アーバンはもうちょっと面白そうな映画に出たら観に行くかな。
結局のところ、指輪キャストが出ていて、なおかつ面白そうかな、と思う映画に行くわけなんですが、その中でもより「この人が出るなら行く」という人と、そうでもない人とには分かれるかなと思うんですが。
LotR以後、出演作品を一番見てるのはショーン・ビーンですね。彼をそんなに好きなのかは自分でもよくわからないんですが、なぜか見てしまう・・・(笑)「フライトプラン」も見てしまいそうな勢いです、なんだか(笑)
もしかすると、彼の場合、どの役をやっても実はそんなに印象が変わらないのかもしれません。いや、演技の幅が狭いとかそういう意味ではありませんが(汗)どの役でもなんとなくボロミアを思い出させるようなところがあるのが、なんとなく観に行ってしまうところなのかもしれません。
あと、全作品見ているのは、イアン・マッケランですね。って「X-MEN2」しか公開してないと思うんですが(笑)今後公開分では「ダ・ヴィンチ・コード」も観に行きたいし、「X-MEN3」も見たいです。
でも、イギリスに行った時に公開されていた「EMILE」とかが日本に来たら観に行くかどうかは謎です(汗)単に面白そうな作品に出てるだけかもしれないですねえ。(でもマグニートーはカッコイイと思います(笑))
あ、ディヴィッド・ウェナムも全部見てるか(笑)「ヴァン・ヘルシング」だけだけど・・・(笑)でも彼も出演作や役柄次第ですね、見るかどうかは。って全然日本公開ないですが・・・(汗)
次点?で、「ほとんど見てる」のはイライジャ・ウッドとクリストファー・リー様、オーランド・ブルームですね。
実はクリストファー・リー様は全然おっかけるつもりはなくて、たまたま見たい作品にことごとく出ているだけだったりするんですが・・・(汗)日本公開は未定ですが、「最後のユニコーン」もぜひ見たいし。
オーランドもそうだなあ。結構大作ばかり出てるから・・・でも、「エリザベスタウン」は見ない予定(汗)
イライジャも面白そうな作品にばかり出演してますよね。彼の場合は出演作を選んでいるということかもしれませんが。昔の作品は全部は見たいと思わないもんなあ。
実は「スパイキッズ3」も見たかったんですが、思いとどまりました(笑)今度29日にテレビでやるらしいので、これは見なきゃと思ってます(笑)
うーん、実はイライジャが一番好きなのかなあ??? どう考えても全然イライジャファンではないですけど・・・
まあ、役者としていいなあ、と思っていることは確かです。
役者としていいと思っているのはケイト・ブランシェットもそうなんですが、彼女はそんなに見に行きたいと思わないです(汗)見れば「いいなあ」と思うんですけど。「アビエイター」も良かったし。
彼女は役によってあまりにも印象が違うので、あんまりガラドリエルだと思えないからなのかもしれません。ショーン・ビーンと逆のパターンなのかも。いやでも他のキャストにも別にキャラクターのイメージは求めてないつもりなんですが・・・うーん。
やっぱり、どのキャストだから、というのにはかかわらず、指輪キャストが出ていてなおかつ面白そうな作品、というのが観に行く唯一のポイントなのかもしれません。って結局なんも分析できとらん(笑)
実は、一番「この人がいるなら観に行く」なのは、今はハワード・ショアかもしれません(笑)なぜかこのところ指輪キャストがらみの映画ばかり続いているようですが、指輪キャストが出てなくてもショアが音楽なら観に行くと思います。今のところは、ですけど。
あ、「キング・コング」はやっぱり見ようかなーと思ってます。PJがどんな音楽にしたかったのかも見届けたいなと(笑)
いやでも音楽だけのことでぶつかったじゃないのかなあ、やっぱり・・・とちょっと悶々としたりして。ちょっとですけど(笑)
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Errantry

2005年10月18日 | 指輪物語&トールキン
先日、いつもHoMEシリーズ読書などで楽しませていただいているえるさんのふむ道、小道、数多くでとても面白いお話を教えていただきました。
ビルボがエルロンドの館で、アラゴルンに手伝ってもらって作ったエアレンディルの詩がありますが、最初の案ではここで「トム・ボンパディルの冒険」(「農夫ジャイルズの冒険-トールキン小品集」に収録)に出てくるErrantry(放題「さすらいの騎士」)という詩が使われていたそうなんです。
実際に「トム・ボンパディルの冒険」に収録されているものとはまた少し違うようなのですが。えるさんによれば、「トム・ボンパディルの冒険」の詩の方が完成版のようだということです。
まさかあんな能天気?な詩が裂け谷で読まれていたとは・・・(笑)いや、その時は、まだ裂け谷までホビット庄気分?が残されていたということかもしれません。
「トム・ボンパディルの冒険」には、ちょうど「指輪」本編の序章と同じように、トールキン自身による序文がついていて、ここに収録されている詩が赤表紙本に書きとめられていたものだ、なんて書いてあって面白いです。自分で作った詩なのに、由来を考証して書いてたりして(笑)
その中でこのErrantryという詩は、ピルボ作だとされていて、裂け谷でビルボが読んだエアレンディルの詩は、この詩の形式に無理やりエアレンディルの物語をはめ込んだものだ、なんて書いてありました。要するに、トールキン自身もErrantryを基にしてあのエアレンディルの詩を作った、ということなのでしょう。
ただし、Earendil is a marinerで始まる詩自体は、「J.R.R.トールキン~或る伝記」によれば、「ホビット」が世に出るはるか以前から考えられていたそうなので、もともとエアレンディルの詩から発展したErrantryが、またエアレンディルの物語を語る詩に直されたということになるわけで、なかなか面白いなあと思いました。
ちなみに「トム・ボンパディルの冒険」の序文によると、このErrantryのように最後まで行くとまた最初に戻る形式の詩は、ホビットが愛してやまない形式で、「聴衆が音を上げるまで繰り返された」と書いてありますが、実はHoMEによるとインクリングスでやっていた遊びなんだそうです(笑)
トールキンやルイス始めオックスフォードの先生たちがホビットに擬えられているのかと思うとなんだかおかしいですね(笑)

さてこのErrantryという詩、英文で読んでもさっぱり意味がわからないし(汗)邦訳を読んでも意味不明で、なかなかとっつきにくい感じもするのですが、私はとても好きなんです。
というのは、実はドナルド・スワン作曲のThe Road Goes Ever onに入っている曲を聴いてからなんですが。
「指輪」に出てくる詩に曲をつけたものばかりの中でちょっと異色なErrantryですが、ドナルド・スワン氏によると、「道は続く」というテーマに繋がっているのだとか。(って大分前に読んだのでちょっとあやふやですが(汗))
というわけで、最後の部分にThe Road Goes Ever onと同じメロディが使われていたりして、面白かったりもします。
でも何より、とても素敵な曲なんですよ。
詩の持つ早口な感じもしっかり出していつつ、詩の内容につれて曲調が変化して、自然と詩の中の物語?の内容がメロディとともに感じられるんです。最初はおどけた感じ、蝶への求愛?の場面はロマンチックに、戦争の場面は勇ましく、という感じで。
そして、戦争を経て、ふと気がつくと一人ぼっちで、故郷にでも帰ろうか・・・というあたりが、静かなピアノの和音とともに台詞になっているのがまたとても雰囲気が出てるんですよね。さすがミュージカルレビューを作ってた人だけあるなあと。
そして、忘れていた使命を思い出して、また元気なメロディになって、後奏のピアノは、原詩のように、最初に戻ろうと思えば戻れるような感じになっているのがまた良いです(笑)
そうやって曲にあわせて詩を読んでいると、(実は今のところ邦訳しか持ってないのですが・・・)言葉で描かれている情景の美しさが意識されるようになりました。
この詩に限らず、メロディが付くと詩ってとっつきやすくなりますよね。食べ易くなるというか(笑)メロディがあると、難しそうな言葉もするっと覚えられてしまったりして。
というわけで、ドナルド・スワン氏やトールキン・アンサンブルのおかげで、トールキンの詩のことが随分好きになったと思います。
話が逸れたような気がしますが(汗)そんな訳でErrantryの秘密???を知ったおかげで、また少しこの詩が好きになったような気がします。
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ハワード・ショアが「キング・コング」降板・・・

2005年10月17日 | 指輪物語&トールキン
指輪カテゴリーかどうか微妙な話題ではありますが、LotRサントラの今後にももしかしたら大きく係わることかもしれないので・・・
TORnに14日から出ていたのに、昨夜初めて気がついたのですが、ハワード・ショアが「キング・コング」の音楽担当を降りたんだそうです・・・
わー、ショアが音楽じゃないとすると、観に行くのかなり微妙になってしまうんですが・・・(汗)
詳しくはこちらで・・・
そういやHowardShore.comのトップページからリンクが消えてたなあとは思ったんですが(そして今はアクセス不能に・・・(汗)ここにはよくあることなんですが)、そういうことだったんですねえ。
何でもこの作品の音楽に対するPJとショアの意見の違いが原因だとのことですが・・・既にレコーディング一部始めていたらしいのに・・・
どのような見解の相違かはわかりませんが、「キング・コング」って結構派手な映画になりそうなイメージなので、ショアには合わなかったのかも・・・
LotRでも、PJの原作からかけ離れてしまった場面を、ショアの原作を想起させる音楽が救っていた部分があるなあとは思っていたのですが(特にRotK)
単にLotRより大分準備期間が短かったことが意見の相違に繋がったとか、そういうことだといいんですが・・・
うーん、PJとショアの仲違い、というような事態でないことを願いたいですが。もしPJが「ホビット」を映画化することになった時、音楽がショアじゃないと淋しいですし。
それに、直接的な問題として、今後のサントラコンプリートボックスの発売やLotR Symphonyにも影響して来るんじゃないかって気が・・・
サントラコンプリートボックスについてはPJも係わっているはずですからねえ。DVDをつけたいと言い出したのもPJみたいだし。
もしかしてここまで発売が遅くなったのもそういう関係だったりして・・・なんてのは考えすぎだと思いますが、さすがに(汗)
もしPJとショアが決裂、なんてことになったらとても悲しいんですけど・・・そんな事態ではないことを祈ります・・・

余談ですが、来年2月のクリーヴランドのコンサート、やっぱりショアが指揮みたいで。まだ100%信用はしてませんが、これは行く甲斐がありそうです。ちょっと嬉しい。
TORnによれば、2006シーズンもLotR Symphonyは続くようなので、願わくば今回のことがしこりにならずに、今後もLotRサントラ関連のイベントが続くことを祈ります・・・
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トールキンの朗読CD

2005年10月16日 | 指輪物語&トールキン

以前から買おう買おうと思って延び延びになっていたトールキンの朗読CDをついに買いました!
4枚組みと聞いていたので、意外な薄さにびっくりしたのですが、開けて見たら紙のケースに差し込んであるだけ・・・(汗)これじゃCD傷つくじゃん、ということですぐにプラケースに移し変えました(汗)
このCD、2枚がトールキン自身の朗読で、残りの2枚がクリストファー氏による「シルマリル」の朗読です。実はまだシルマリルの方全然聴いてないんですが・・・(汗)
とりあえず聴いて見ての感想ですが、いやー、いい声ですね、教授! amazonの試聴でもちょっと聞いてはいたのですが。
やっぱり講義したりもするから、声は出ないと職業柄やっていけなかったでしょうが、それにしてもいい声なのにはびっくりです。
不思議とガンダルフのイメージの声ですね。というか、イアン・マッケランやラジオドラマのマイケル・ホールデンにもとても似てます。発音のせいもあるかもしれませんが・・・
そして、詩だけでなく本文を読んでいるところも、トールキンが読むととても音楽的に、流れるように聞こえます。やはり、地の分や普通の台詞にも、詩的なリズムを感じさせるように書いていたんだなあと実感しますね。
そしてすごい早口で、私には原書を追いながらでも追いつけないくらいなんですが・・・(汗)
トールキンの朗読は「トム・ボンパディルの冒険」も含め主に詩なんですが(でも全部ではないですが・・・IN WESTERN LANDとか聴きたかったなあ)、一部本文の朗読も入ってます。
「ホビット」から暗闇の謎問答、「香草入り兎肉シチュー」のサムとゴラムのやりとり、「滅びの山」からやはりサムとゴラムのやりとり、なんてあたりを朗読しているので、どうもトールキンはゴラムの台詞を朗読したかったのかな~なんて思います(笑)
実際、びっくりするほどの演技でゴラムの独特の台詞を喋ってます。すごいかわいい(笑)ラジオドラマのゴラムがとても似ているような気がしますが、参考にしてたかもしれませんね。
木の鬚の「ホーン・フム」も実演しているし、トールキンはあの独特な数々の台詞を、ちゃんと音のイメージがあって書いていたんだなあと思いますね。
あと、本編の詩以外の部分ではもう一箇所、ゴラムと無関係なところも読んでいます。「ローハン軍の長征」の、ガン=ブリ=ガンがいなくなった後のあたりなんですが、思わず「おおっ」と喜んでしまいました。だってメリーの「メリアドクよ、そなたはかかる戦いにおいて何をなそうというのじゃ」「これだけです・・・振り落とされないようにしがみついているのが関の山というところ!」のあたりが入ってるんですよ~!(笑)
それにしても、ここカッコイイ場面ですよね。音だけじゃ全然聞き取れないので(汗)原書と見比べながら聴いてたのですが、ぞくぞくしました! ああ全編朗読で聴きたい・・・(無理(笑))
でもいよいよRob Inglisの朗読CDも欲しくなって来てしまいました!
それにしても早口で、セオデンの演説なんかもものすごい速さなのでびっくりしましたが(笑)
そうそう、ドナルド・スワン作曲のThe Road Goes Ever onにも入っている、トールキン自身の作曲?によるという「ナマリエ」の、本当にトールキン本人が歌っているものも入っていておお、と思いました。
ものすごく上手くはないけど、すごくいい声してますよねえ。
そして、絵だけでなく、音楽についても、トールキンは明確なイメージを持って書いていたんだなあということを思います。
歌といえば、サムのトロルの歌もかわいいです(笑)
というわけでなかなか素敵なCDなんですが、何度も書いているように、かなりの早口で、原書とつきあわせてすら追うのが難しいような状況で(汗)私のような初心者のヒアリングにはあまり役立ちそうにないですが・・・(汗)
でもトールキンの詩や文章のリズムを知る上では最高の素材ではありますね。
そのうち「トム・ボンパディルの冒険」も原書を手に入れようかな。
そして、「シルマリル」もいつか原書を買ったら挑戦してみたいと思います・・・(汗)
コメント
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