ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ドイツのストリートミュージシャン

2005年10月02日 | 旅行
リューベックは前回でおしまいと言いつつ、今回もまたリューベックの写真だったりして。
ドイツの観光地には、たくさんのストリートミュージシャンがいました。日本みたいにロックバンドとかはあまりいなくて、アコーディオンとかが多かったですね。
金管アンサンブルや、チェロとヴァイオリンのコンビとか、結構クラシカルなのも多かったです。
ちょっと驚いたのは、リューベックでトランペットを吹いていた人。何度通りかかってもいつでも吹いていて、一体何時間吹き通し???という感じで、すごい体力だなあと感心してしまいました。(唇も・・・(汗))
で、ハンガリーが近いからか、ジプシーっぽい楽器の人もいろいろいました。
上の写真は、リューベックでのものです。親子かなあと思うのですが、息子がアコーディオンで、お母さんが弾いてるのはハンマーダルシマー、ドイツではハックブレットと呼ぶはずの楽器です。LotRサントラにも登場しますね。ハリポタの「アズカバンの囚人」でも使ってたし、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」でも活躍してたし、最近よく耳にするような気がします。

もうひとつ、こちらはハンブルク。ハンガリーの民族楽器、チンバロンです。路上演奏用に足とペダルを短くして、キャスターをつけてるんですね。面白くて思わず写真撮らせてもらいました。
しかし、せっかくチンバロンなのに、弾いてる曲はメモリーとかオリーヴの首飾りとか、ポピュラーな曲ばかりでちょっと残念でした。人もあまり集まってなかったし(汗)
チンバロンは音も小さいし、ソロよりも、リューベックの親子みたいにアコーディオンとかで伴奏がついた方がインパクトあるのに・・・と余計なお世話なことを思ってしまいました(汗)
でもホント、せっかく民族楽器なんだから、それらしい曲が聞きたかったなあ。
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「銀河ヒッチハイクガイド」と「チャーリーとチョコレート工場」

2005年10月02日 | 映画
個人的には、この二つの映画、似た系統だと思ったんですけど・・・ナンセンスでちょっとブラックなギャグとか。
ところが、「銀河ヒッチハイクガイド」は賛否両論、「チョコレート工場」はほぼ絶賛という感じなんですねえ。
(「チョコレート工場」も賛否分かれているという話も聞きますが、ちょっと検索してみた限りでは誉めてるのばかりでした)
この差はどこで出てくるのか・・・まあ確かに「チョコレート工場」の方がわかりやすいでしょうけど。子供向けのはずだし。
でも、「チョコレート工場」は果たして子供にウケてるんでしょうか? 子供には難しいギャグなんでは、という気がするんですけどねえ。私は夜観に行ったので子供いなかったんで反応はわかりませんでしたが・・・
実は、女子高生が終わった後「寒かった」と言ってたんですよね。多分冷房のことではなく(笑)ギャグが、ということだったんじゃないかと思うんですけど・・・
私としては、この二つの作品は同じような感性のギャグだったように思うんですね。で、「銀河ヒッチハイクガイド」の方がより大人向けなギャグだったので、後から観た「チョコレート工場」はややインパクトに欠けるように思ってしまったのでした。

で、よそのブログを覗かせていただいて、2作とも見た人の感想を見ると、両方好きという人もいるし、両方今イチの人もいるんですが、「チョコレート工場」は良かったけど「銀河ヒッチハイクガイド」は良くなかった、という人はいるけれど、その逆の人は見当たりませんでした。まあ、私と同じように、「銀河ヒッチハイクガイド」を先に見たので「チョコレート工場」のインパクトが薄れたという人はいましたが。

この差って、やっぱり「チョコレート工場」の方がわかりやすいってことなんでしょうか?
それとも、ジョニー・デップとマーティン・フリーマンの差もあるかな?(笑)「銀河ヒッチハイクガイド」が面白くなかった理由に、主人公に魅力がなかったというのがあったみたいなんですが・・・
でもあれは主人公が平凡で目立たないことに意味があるので、そこが面白くないとともうダメかもしれませんねえ。
いや、考えてみたらマーティン・フリーマンはフレディ・ハイモアで(この時点でボロ負けって気が(笑))、ジョニー・デップにあたるのはサム・ロックウェルのダメダメ大統領ですな・・・(笑)
ん~、やっぱり苦しいかも(笑)

まあ、個人的には「銀河ヒッチハイクガイド」に軍配なんですが、そもそも比べるのがおかしいのかもしれませんね(汗)同じ土俵に乗せられるものだと思っている人はそんなにいないのかもしれません。

余談ですが、「銀河ヒッチハイクガイド」が面白くないという人の理由を読んでいると、なるほどそれは面白くなかったでしょうね、と思わざるを得ない感じです。
先に挙げた「主人公が魅力的でない」というのもそうだし、「結局宇宙の真理がなんなのか分からなかった」というのもありましたが、わからないから面白いんじゃないですかねえ。もし結論が出ていたらものすごく嘘っぽかったと思います。
宇宙の真理を求めたり、哲学的な内容をちりばめておきながら、最終的には主人公がちょっとだけ成長しただけだった、というラストもとても粋だと思ったんですけど。
「原作を知っていたら面白いのかも」という感想もありましたが、多分関係ないと思う・・・だって私全然原作知らなかったし(汗)
でも、LotRは原作を読んだら大分理解度が変わって好きになったという人も多いみたいなんで、それもありかもしれませんが・・・
というわけなのかどうかわかりませんが、原作の小説(本当はラジオドラマが原作らしいですが、まあ同じ人が書いてますので)の邦訳版は現在品切れ状態のもよう。私もamazonで申し込んでるんですが、入荷待ちのようで・・・おそらく近々重版できるのではないかと思います。
不評な人には不評ですが、受ける人には受けている、ということなんでしょうね。観終わった後、プログラム買うのに列が出来ていたことを思い出します。
来週あたり、もう一度観に行きたいなあ・・・と思ってたりして。「チョコレート工場」は多分二度は行かないので、やっぱり「銀河ヒッチハイクガイド」はかなり好きみたいですね~。
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早稲田松竹RotK SEE鑑賞

2005年10月02日 | 指輪物語&トールキン
今日は早稲田松竹でRotK SEEを見てきました。今回はちゃんと睡眠取って行ったので、久々に全部起きてられましたよ!(笑)
朝早いので人は少ないかと思いましたが、前の2作よりも入ってましたね。まあ、満員ってほどではなかったですが。やっぱりRotKの方がまだ集客力があるんですかね。
しかし、戴冠式が終わったら出て行った人たちがいたのでびっくり! 灰色港が終わったら帰った人もいたし・・・(汗)その人たちにとってはそこで話はおしまい、という感じなんですかねえ。
フィルムは、前半は今までで一番ピントが合ってるなあと思ったのですが、後半が最悪(汗)灰色港で舟の側にいる人たちが誰だか判別できないくらいにボケてました・・・(汗)エンドロールをみたら、下の方だけピントが合っていて、上半分はボケボケなのがよーくわかりました。
なんだか全体的に画面も暗くて観づらかったなあ・・・
灰色港に出発のところの音楽は切れてなかったんですけどねえ・・・音もやっぱり変な感じだし。
でもまあ、うちのテレビで観るよりははるかにマシ、という感じで見て参りました。

さて、内容なんですが、今ちょうど原作で「王の帰還」を読んでいるところなんで、どうしても映画のダメダメなところが目に付いてしまって・・・(汗)
サルマンとの対決のところなんか、今まではまあまあかな、なんて思ってたんですけど、「やっぱり全然ダメ!」という感じで見てしまいました。
特にSEEは好きじゃない場面も多いんでねえ・・・(汗)まあ、好きじゃない場面は適当に意識を飛ばしつつ観て(汗)好きな場面には集中して観る、という感じでやってみました。
一番泣けたのは、今回はピピンを見送るメリーとアラゴルン、でした。あそこは原作のメリーをかなり汲み取っている感じでとても好きだし、SEEだとアラゴルンが優しいのでまたいいんですよね~。
映画のメリー、原作のメリーよりも勇敢で、恐怖をあまり感じていないのが物足りないかなあと思ってたんですが、映画は映画でいいかもなあ・・・なんて思いました。
さっぱり事態を理解していないピピンと違って、物事も自分の置かれている位置もちゃんとわかっていて、それでも何かをしたいと頑張るメリーにはちょっと泣かされましたね。エオウィンとの追加シーンもいいし、ペレンノール野を前にして慄くところもいいし。
映画のメリーには映画のメリーの良いところがあるなあ、と久々に思いました。まあ、魔王を倒すところには不満ありますけど・・・
それから、エオウィンがいいですよねえ、やはり。もう、原作がどうとかそういうレベルを超えて、ミランダ・オットーのあのエオウィンというキャラクターがとてもいいなあ~と思います。
エオメルに「戦いは男のものだ」と言われてムッとしているところとか、セオデンに「他には何を命じてくださいますか」と言う時の決然とした、どこか幼い表情が「エオウィンだな~」と思って嬉しくなってしまうんですよね。
何度も書いてますが、アラゴルンとの関係も私は好きです。アラゴルンがエオウィンのことを恋愛感情ではなく、いとおしいと思っている感じが。黄金館でのエオウィンの夢の場面とか、馬鍬砦で「幸せになって欲しい」という場面とか、好きなんですけどね。(まあなんで姫君が大広間に寝てるの、というのは気になりますが(笑))
惜しむらくは、ファラミアとの場面でしょうか(苦笑)なんであんなにやっつけ仕事みたいな作られ方しちゃったんでしょうねえ。くっつけとけばいいってもんじゃないだろう!(笑)
ファラミアも、原作のカッコイイファラミアがいいなあと思っていたところでしたが、映画のファラミアもなかなか良いなあと思いました。ピピンとの場面とか追加されているから余計になんでしょうね。
良くなかったのは、今思えばTTT SEEの追加シーンだけか・・・?(汗)
まあ、ファラミアもエオウィンとのシーンはあれですけどね~。窓辺でストーカーは何度見ても笑えるんですけど・・・(汗)
デネソールは、最近映画もいいかなと思ってたんですが、原作読んじゃうとやっぱりちょっと~(汗)でも、SEEはちょっといいシーン増えてるから、憎めない感じではありますが。

それから、久々にサントラがいいなあと思いました。何を今更ですが(笑)
ミナス・ティリスとか、烽火の場面とか、馬鍬砦到着の時のローハンのテーマとか、久々に初めてサントラを聞いた時の感動が甦ったような気がしました。
でも黒門開くはもう当初の衝撃は帰ってこないかな・・・というか、SEEだとサウロンの口が出て来るととってもぶち壊しなんですよね(汗)そもそも黒門前の戦い自体なんだかなあ、という部分ありますし・・・
黒門開くは、SEEじゃない方がいいですね~、間違いなく(笑)

とまあそんな感じでしたが、これでもう当分はスクリーンでLotR見ることもないんですよね。
と言っても、今まで散々見て来たので(汗)さすがにもう淋しいという感じもなかったりして・・・(汗)
また恋しくなるころにどこかでやってくれたらいいなあと思います。
それまでにはRotK SEEの特典映像やコメンタリーもちゃんと観終わっておかないと、ですね~(汗)
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