ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

「最後のユニコーン」映画化

2005年10月15日 | 映画
読書カテゴリーにするか映画カテゴリーにするか悩んだんですが、映画にしてみました。
TORnで今後のLotRキャスト出演映画で一番見たいのは?というアンケートをやっていて、イライジャ・ウッド主演のEVERYTHING IS ILMINATEDが一位になっていたんですが(どうでもいいけどパイレーツ・オブ・カリビアンがないのはなぜ?)、その中にTHE LAST UNICORNというのがあってびっくりしました。えー、映画化するんだー、と。
ちなみにLotRキャストの出演者はクリストファー・リー様でした。
実は、いつか読もうと思って原作買ってあるまま、なかなか読めないでいたんですが・・・映画公開されるなら、映画見るまで読むのやめとくかなあ。
しかし、2005年公開予定が2006年に延びてたりして、果たして日本でちゃんと公開されるんだか、という気はします。ファンタジーブーム?だからやるかな?
ちなみにこの作品とよく似ている作品として、トム・クルーズ主演、リドリー・スコット監督の「レジェンド-光と闇の伝説」が挙げらているようですが・・・私この映画、映画館で見てつまらなくて死にそうだった記憶が・・・(汗)同時上映の「飛べバージル-プロジェクトX」が面白かったのが救いだった記憶があります。
今見たらまた違うのかなあ・・・?(汗)
名作名作、と聞きますが、果たして私の好みに合うのか・・・ちょっぴり不安だったりして(汗)
でもまあ、ファンタジー映画は見ずにはいられないと思うんですが(汗)
ファンタジーといえばもうすぐ公開の「ブラザーズ・グリム」はどうなんだろう・・・(汗)面白そうな、久々に外しそうな、微妙な予感がいたします(汗)
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原作読書:療病院

2005年10月15日 | 指輪物語&トールキン
実は昨日トールキンの朗読CDが届いたんですが、まだ全部聞けてないので今日は別の話題で。
原作読書またもや中断しているんですが(汗)、とりあえず区切りまでということで療病院まで読み終わりました。
映画で端折られたのは仕方ないかも・・・とも思ったんですが、やっぱり原作読むといいですよねえ。
ファラミアを癒す場面、確かに撮影していたはずなのに・・・! どういう場面になってたのかなあ。期待するほどではなかったという可能性もなきにしもあらずですが・・・(汗)
ヨーレスや本草家とアラゴルン、ガンダルフのやりとりも楽しいですねえ。あの緊迫した場面のあとにこんなのどかな場面を差し挟むトールキンのセンスに拍手(笑)ル=グインが言っていた「緊張と緩和のリズムの繰り返し」というのにも納得してしまいます。
まだアラゴルンはまだやんわりなんだけど、ガンダルフのせっかちな台詞が大好きです(笑)特にヨーレスを飛蔭の後に乗せて急ぎの意味を教えてやる、という台詞とか大好きですね(笑)
そうそう、アラン・リーのスケッチブックで見た、挿絵の中でカットされていた絵、多分玉座の前に横たえられるセオデンの絵だったな、と気がつきました。
エオウィンが癒される場面は、原作ではここでエオウィンの苦悩、エオウィンに対するアラゴルンの気持ちなどが全て明らかにされてるんですよね。
それまで、勇ましくてカッコイイ、という印象だったエオウィンの苦悩が初めて語られます。エオウィンに共感を覚えたのはここで初めてだったような気がします。
でも、目覚めてもまだ希望を持てないし、頑なさを残しているエオウィン。これがファラミアによって癒されるわけですよね。
やっぱり、映画のエオウィンはファラミアに出会う前にメリーやアラゴルンによって自分を愛する人たちがいることを理解してしまっていたので、ファラミアと出会った意味がとっても薄くなっちゃいましたよね(汗)ただの恋愛になっちゃったというか。やっぱり物足りないです・・・
そして、メリーですよ! 目が覚めたとたんに「お腹がすいた」と言ってしまうあたり、ほろっとしてしまいますね~。
アラゴルンとのやりとりも、アラゴルンの優しさ、メリーのホビットらしさ、両方が感じられていいんですよね。
メリーはやっぱりピピンとは違うなあ、と思いました。ピピンは本当に無邪気な屈託のなさでの発言をするけれど、メリーはちゃんとわかってて言っているというか。アラゴルンに対しての「ほんとうにすみません!」以下の台詞が、もうメリーらしくていいなあと。もちろんそれに対するアラゴルンの言葉もね。
そして、パイプ草と言ったとたんにセオデンのことを思い出してしまうメリー。このあたりで不覚にも涙が出て来てしまいました。
この後もずっと、メリーはパイプ草を吸うたびにセオデンのことを思い出すんだろうなあと・・・
これに対するアラゴルンの言葉もまた良いですよね~。
やはりどうもホビットに対しては、ガンダルフよりもアラゴルンの方がストレートに優しいなあと思います。父親の優しさと母親の優しさの違いとでもいうか・・・(笑)
そして、ピピンと二人きりになった時のメリーの名台詞。メリーの成長を感じさせて感動しますが、その後の「でもなんでぼくはこんな話し方をしてるんだろう?」というあたりにも、メリーらしさを感じて惚れずにはいられないんですが・・・(笑)このあたりも実は泣けてしまいました。
映画のメリーもいいかと思ってましたが、やっぱり原作のメリーはいいです~!
すっかりメリーの話になってしまいましたね・・・(笑)
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