ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

映画の衣装の話

2005年10月26日 | 指輪物語&トールキン
指輪サイトのトップのアンケート、今月は映画の衣装の人気投票をやらせていただいてるんですが、エオウィンが独走状態になっていて、びっくりしてます。
もちろんエオウィンの衣装は素敵ですが、ここまで圧倒的に人気だったとは。
多分、美しくもありつつも、アルウェンやガラドリエルのように現実離れした衣装ではなく、どこか身近に感じられる衣装なところが好感度大なのでは、と思っています。
かなり引き離されて現在2位のホビットの衣装も、そんな感じなんじゃないかなーと思います。
ナイラ・ディクソンの衣装って本当に素敵ですよね。音楽や美術と同じように、それぞれの種族や国の特徴を捉えつつ、美しいものは美しく、汚れた衣装はまたそれはそれでカッコイイという(笑)
エルフの夢のような衣装から、ホビットたちのかわいい衣装、アラゴルンの汚れきった衣装(笑)や灰色のガンダルフのくたびれた衣装、サルマンの威厳に満ちた衣装・・・
衣装単独として素晴らしいだけでなく、それぞれのキャラクターを見事に衣装でも表しているのがすごいよなあ、と思います。
もっとも、サントラと同じく、LotRにハマるまでは衣装ってそんなに気にしたことなかった私が言うことなので、当てにはなりませんけど・・・(汗)
ボロミアの衣装も、よくよく見たら実はとても豪華なことに気がついて、ほほう、と思ったものです。
レゴラスの衣装も、銀色のスタンドカラーのちょっとチャイナ服みたいな軽やかな服の上にバックスキンを重ねて着ているというセンスに脱帽、という感じです。レゴラスそんなにファンじゃないけど衣装と武器はとっても好きです(笑)
レゴラスの衣装はなかなか決まらなくて、最後まで苦心していたそうですが、その甲斐のある出来栄えなんじゃないでしょうか。
そんな私が選んだベスト1は、実はファラミアが着ていたイシリアン野伏の衣装です。
これには実はボストンで見たLotR展の影響がかなりあるかも。実物見たらすごくカッコ良かったんですよ~。
肩から逆三角形になってる革の胸当てのラインと、スカートのような長い前垂れと、その下から見えるもったりとしたブーツが、なんというか好みなんですよね。フードもマントもカッコイイし。
好きな衣装って、「自分も着てみたい」と思う衣装だったりするかもしれないと思うんですが、(エオウィンの衣装の人気の秘密もそこにあるかなーと)私の場合はコスプレするならイシリアン野伏に! と思ってしまいますね(笑)まあ私が着たらちんちくりんだろうなあ・・・(汗)あれは背が高い男性が着るから余計にカッコイイのでしょう。
LotR展で実際に見た衣装で良かったのは、アラゴルンのやはり野伏の衣装でしょうか。なんとなく汚いイメージですが(笑)やっぱり全体的なフォルムがカッコイイんですよね。
それから、サルマンの衣装がとても印象的でした! 遠くからパッと見て、裾が広がったフォルムが、すごく威厳を感じさせたんです。
サルマンの存在感は、衣装のおかげもかなりあるんだなあ、と思いました。まあもちろん、下手な役者が演じたら衣装に負けてしまうだろうとも思うので、クリストファー・リー様はやっぱりすごいと思うんですが。
それに、あれだけの身長だからこそ、あんな威厳のある衣装になったという気もしますし。
あと、アンケートに入れ忘れたのですが、ナズグルのマントも素晴らしいと思います。最初に映画の画像を見た時、見事にイメージどおりで感動したものです。
あの衣装も、実は裾には刺繍がしてあって、しかもそれが古びてぼろぼろになっているという芸の細かさに感動しました。そんなの絶対画面には映らないのに!
できることなら映画に出てきた衣装全てを生で見たいな~、なんて思ってしまいます。特に戴冠式の衣装やホビットたちの帰還の衣装が見たいですよねえ。
LotR展、今はアメリカのインディアナポリスでやっているのですが、TORnか何かにこれで最後、というようなことが書いてありました。やっぱり日本には来ないのかなあ。
でもそれとは別に、衣装だけの展示会やってくれたらいいのになあ、なんて思うんですけど・・・海外のイベントとか行かないとダメでしょうかねえ。
コメント
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