やっと読み終わりました~。と言っても「ローグ・プラネット」よりは早かったかな。
いきなり感想なのですが、うーん、なんだかアナキンとオビ=ワンよりもバリスとルミナーラの方が主役っぽかったんですが・・・(汗)まあ、制約のないキャラクターの方が動かし易いのはわかるんですが・・・
もしかすると、他のジェダイから見たアナキンとオビ=ワン、という視点から二人のことを描きたかったのかもしれませんが、それにしては中途半端だったしなあ。
バリスとブルガン、トゥークィのエピソードなんか微笑ましかったのですが、これって主人公のエピソードだよなあと・・・(汗)
それに、アナキンにとって本領発揮しにくい展開だったこともあって、アナキンの影がかなり薄かったです(汗)
まあ、オビ=ワンの師匠としての尊厳???が最も見られた一作と言えるかもしれませんが・・・(笑)
あとがきによると、この作品はEP2の製作と同時進行だったようで、なかなか書きづらかったんだろうな、というのは窺えます。
まあ、オビ=ワンに甘える子供から、力をもてあまして反抗する若者に成長したんだな、というのはよくわかりましたが。「ローグ・プラネット」のかわいいアナキンを読んだ後だとやはりちょっと淋しいかな・・・(笑)
しかし、ここからep2までのわずかな間に随分力がついたんだなあアナキン(汗)
さらにその後、「ジェダイの試練」の頃までにはものすごく成長してますし。もうクローン大戦以降のアナキンは「大人」なんだなあと思えますね。
ブリッジノベルには違和感を感じる部分もありますが、やっぱり映画の合間の空隙を埋めて行くことはそれなりに面白いなあとは思いました。
ジェダイの草原の旅は、モンゴル行った時のことを思い出しました(笑)ジェダイは鍛えてるからお尻の皮がむけて流血したりはしないのでしょう(笑)アナキンはお尻が痛いと言っていたようですが(笑)
遊牧民の様子も結構モンゴルの遊牧民のことを思い出させて、この作者はモンゴル行ったことあるんか? と思ってしまいました。
しかし全体的に話の進行はのんびりでしたね。まあ、「悪の迷宮」みたいにエピソード盛り込みすぎだと心理描写が物足りなくなりますが、この作品の場合はその分バリスやルミナーラを描いていたからなあ・・・(汗)
トゥークィの大活躍や、クィパーナムに戻った時に遊牧民たちが大挙して助けに来てくれたり、というあたりは読んでいて恥ずかしかったです・・・(汗)
バリスとブルガン、トゥークィの別れの場面なんかもなかったし。最後はアナキンと談笑して終わりかよ! とちょっと唖然としました。
それから、ルミナーラはオビ=ワンが好きなんだよなあ、やはり(笑)オビ=ワンのこと好きな女性ジェダイは結構いそうな気がする・・・(笑)密かにモテてるはずだオビ=ワン(笑)
そして、アナキンがパドメのことを10年間一日も忘れたことがなかった、というのは嘘だろう! と思いました(笑)再会しちゃったのが悲劇だったんだなあ・・・
まあ、やはりブリッジノベルは「本編」には及ばないなあ、というのがこのところのブリッジノベル読書で感じたことでした。
というわけで次はEP2のジュニアノベルを図書館で予約してます。1冊在庫のところ3件予約で1冊注文中なんですが、さてどのくらいで手元に来るでしょうか。