ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

監獄ホテル

2009年10月29日 | 旅行
ルツェルンで泊まったホテルは、お値段が手ごろだというだけで選んだところなのですが、なんと元監獄だった建物をそのままホテルに利用したという、その名もHotel Jailというそのまんまなホテルでした。
入ってみると確かに監獄・・・
私たちは一応ツインの部屋にしたんですが、独房二部屋をつないで無理やりツイン、という感じでした。基本的に個室なんですねー。
窓が鉄格子の向こうにあるんですが、開け閉めするのに手が届かない・・・(汗)開けっ放しになっていて、雨も降ってきたので無理やりハンガーつかって閉めましたが、あれ二度と開けられないような気がする・・・(汗)
トイレとシャワーは二部屋の間に新しく作ったもののようで、意外と近代的なつくり。と言ってもシャワーはカーテンで仕切ってあるだけだったけど。
照明がセンサーで感知して点くというものだったのですが、シャワー浴びてるうちにいきなり照明が切れてしまうので困りました・・・(センサー外になってしまうのですね・・・)もうちょっと考えて作って欲しいなあ。
室内の備品もシンプルすぎて、ハンガーかけるところは足りないし、と色々と不便だったりしました。でもまあ面白かったですけどねー。
でも妹曰く、やっぱり監獄で寝てると心がすさむ感じがすると・・・確かにそういうのはあるかもしれません。


部屋の入り口の扉。ナンバーロックで開錠する、これも意外と近代的な作り。


部屋前の廊下。監獄というよりもなんか学校みたいだなー。

しかしこの夜、なんだか英語で話す若者だか子供(高校生くらい?)の団体が泊まっていたらしく、私たちの部屋前の廊下で遅くまで大騒ぎしてたんですよね・・・。
何度か宿の人なのか他の部屋の人なのか・・・が注意しに来てましたがなかなか静かにならず、眠れなくて閉口しました。たまたま運が悪かったんでしょうが。
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カムイ外伝2回目(ネタバレ)

2009年10月29日 | 映画
評価低めだったのになぜか2回目を観に行ってしまいました・・・(汗)
いや、原作の「スガルの島」を読んだら、結構原作どおりだったことがわかって、ちょっと評価変わってきたというか、もう一度観て確認してみたくなったんですよね。
全体的にテンポ悪いのが評価が低くなった一番の要因だったのですが、このあたりはどうも原作由来だったようで(汗)
私がイメージしていた、昔観たアニメの1話完結の印象と大分違っていたのですが、あの1話完結のあたりは第一部で、この「スガルの島」のエピソードから第二部になって雰囲気も絵柄も変わったんだそうです。
アニメも最後の何話かはこの「スガルの島」のエピソードだったらしいですが、さすがに全然覚えてないなあ・・・
今回の映画、色んな意味で原作を大事にしていて、その結果があのテンポの悪さだったかもしれないなあと。原作からアレンジされていた部分も、結構原作より良いのでは、という部分もありましたし。
そんなこんなを踏まえて見直したら、そんなに悪くないなと・・・まあCGには目をつぶった上で、ですが(汗)
個々のシーンの演出は良かったし。アクションシーンもCGとワイヤーアクション以外のところはいいんですよね。
でも両腕を切られるシーン、今回みたら明らかに腕が着物の中に入ってるのがわかっちゃってうーん、でしたが(汗)
静かなシーンの演出も良いし。
役者さんが上手い人揃えたなーと。佐藤浩市さんのバカ殿の狂気もお見事だし、小林薫さんとかやっぱり上手いですね。
伊藤英明さんの不動、以外に原作どおりのルックスだったことがわかってびっくり。原作では全然カッコ良くはないんですが、髪形とか鬚とか原作どおりだったんですねー。
原作を読んだ上で見たら、テンポの悪さもさほど気にならなくなりました。原作の映像化としてはなかなかかなーという視点で見られたのかも。原作者の白土三平氏が結構気に入ってるようでしたが、わかる気がしました。
まあ原作と変えたところでツッコミどころがあるところもありましたけど・・・
一番気になった・・・というか中途半端になってたのが、半兵衛が角を作ってるのをカムイが覗いてた時に襲ってきたのは誰か、ということなんですが・・・。原作では不動だったけど、映画では何の説明もしてなかった・・・うーん。
あと、もう一回観てみたいと思ったのは、カムイの気持ちの変化がよくわからなかったので・・・途中からナレーションもなくなっちゃったし。
終盤、いきなり満面の笑みでサヤカに「身は離れていても心はひとつだ」とか言い出したのがなんか唐突に思えて・・・
そのあたり、もう一回観てもよくわかりませんでした・・・(汗)
原作では、半兵衛たちとの暮らしに惹かれながらも、出て行かなければと思っていて、それでも何かがひっかかって旅立たないでいたのですが・・・
映画では、どうもカムイは終盤には本当に島に腰を落ち着けようと決意していたように見えました。それもありだとは思うんですが、どの時点でそういう気になったのかが今イチよくわからなかった・・・だから色々と唐突に思えてしまったんですよね、多分。
このあたりがもう少しわかりやすかったら、テンポが悪いとかエピソードをつないでいるだけ、という印象は少なくともなくなっていたような気がします。
あと、寿々花ちゃんの演技をもう一度じっくり観たい、というのもあったんですが・・・いやーやっぱり寿々花ちゃんいいなあ。幼い一途な初恋を好演してました。
カムイとサヤカのエピソードの印象が薄くて・・・という感想もよくみかけましたが、私はあれは抑え目でよかったと思います。そもそも寿々花ちゃんがキャスティングされてる時点で、いわゆるラブストーリーにする気がないのはわかりますから。
でもやっぱりカムイの気持ちの動きはわかりづらかったかな・・・
しかしこの二人を観てるとセクシーボイスアンドロボが観たくなるなあ(笑)←DVD持ってるからいつでも観られますが。
というわけで、2回目観てちょっと印象変わりました。前回の感想で、続編あっても観に行かないとか書きましたが、もしやったら多分一応観に行くと思います。寿々花ちゃんはもう出ないけれど・・・(寂)

てな訳で今年見た映画の順位ちょっと変えました。
1.インスタント沼 / 2.女の子ものがたり / 3.ウルヴァリン:X-MEN ZERO / 4.ハリー・ポッターと謎のプリンス / 5.トランスフォーマー・リベンジ / 6.ダウト~あるカトリック学校で~ / 7.ブッデンブローク家の人々 / 8.レッドクリフpart2 / 9.マンマ・ミーア! / 10.ウルトラミラクルラブストーリー / 11.カムイ外伝 / 12.スタートレック / 13.アラトリステ / 14.三国志 / 15.キラー・ヴァージンロード

あと今年観に行く映画。
公開中「カイジ」
第10回東京フィルメックス 「サースト~渇き~」
12月19日公開 「のだめカンタービレ最終楽章 前編」
「私の中のあなた」はなんだか行くの面倒になって来たので多分行きません(汗)「カイジ」もちょっと微妙。「サースト」もチケット取れるかどうかわからないし、下手するとあとのだめだけかも・・・
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