ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ユングフラウ(一応・・・)と虹

2009年10月18日 | 旅行
グリンデルワルドでの慌しい滞在を終え、登山列車で下ってインターラーケンに戻りました。
降りていくうちに、さっきまでの晴天が嘘のように空がどんよりと・・・
インターラーケンに着いてしばらくすると雨が降ってきました。
乗り継ぎの列車まで1時間あったので、ちょっとインターラーケンを散策することに。
と言っても、インターラーケンの中心地はインターラーケン・エスト駅の周辺で、私たちが乗換えで来たインターラーケン・オスト駅周辺はかなり閑散とした感じ・・・
せっかくなので、少し歩いたところにあるヘーマエッテ公園というところまで行ってみることにしました。ユングフラウが見えるというので。
1時間あると言っても、席を取らなければならないので15分前くらいには戻りたいので、実はあんまり時間がなかったりして・・・
頑張って歩いてなんとかヘーマエッテ公園に到着しましたが・・・まあお天気がこんななので、うっすらと見える程度・・・まんなかあたりにうっすら見えてるのがそうです・・・
まあ、ここまで嘘みたいにいい天気に恵まれてましたから、このくらいは文句言えないところですけど。

そんなこんなで駅まで戻ってホームで列車を待ってたら・・・虹が!

これも雨が降ったからこそ、ですよね。
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レ・ミゼラブル2回目

2009年10月18日 | ミュージカル・演劇
レミゼ2回目にして今回はこれでおしまいです。禅さんジャベールが10月でいなくなってしまうので。
私、今回は坂元健児さんのアンジョルラスを見る気満々だったのですが、行ってみたらキャストが違う・・・
しかもエポニーヌは知念里奈さん、ファンティーヌは山崎直子さんのつもりでいたのに違う・・・(汗)
そういや最初取ろうとした日が山口祐一郎さんの楽だったので日にち変更したんだった、と思い出しましたが、その日のキャスト観たら確かにアンジョルラスは坂元健児さんでしたが、他は違った・・・
うーん、何を観たんだろう私、と思いつつ、まあシルビア・グラブさんのファンティーヌが観られたのはラッキーでした。坂元健児さんのアンジョルラスも観たかったけれど。アンジョルラス若返ってしまったので、ちょっと年の功のアンジョルラスも観たかったんだよな・・・(笑)

1回目の時結構ボロクソに書いてしまったのですが(汗)今回は前回よりは良かったです。いや全体的に良くなったというよりは、ちょっとしたキャストの違いなんですよね・・・
考えてみたら、一昨年は20周年キャストとかあったんですよね。それで舞台全体の出来が違ったんだろうなあ・・・。20周年キャストが出なくなっても良かったですからね。
アンサンブルも、そんなに変わっていないことに気がついたりして。ミス・サイゴンに出てた人も結構いますよね・・・
なんかレミゼの今後についてちょっと考えてしまいましたよ(汗)
まあ1ヶ月後には見違えるように良くなっている可能性もあるとは思うのですが。

シルビア・グラブさんのファンティーヌはやっぱりいいですねえ。「返してよ大事な手紙を」の一声だけでなんか涙腺が緩んでしまった。本来ファンティーヌってこういうもんなんだけどなあ・・・
「夢やぶれて」でも、最初から涙を流して歌っていて、とても心揺さぶられました。
ただなぜか病院のシーンは泣けないんですが・・・。短縮バージョンのせいもあるとは思いますが、岩崎宏美さんは泣けたからなあ。

泉見洋平さんのマリウスは、年の功マリウスというか(汗)安心してみていられる演技ですね。エポニーヌに対する優しいお兄さんみたいな感じがツボです。
髪型もパーマかけていて、ヴァンパイアに引き続きホビット系・・・(汗)アルフレートはメリーだけどマリウスはなんかフロドっぽいな(笑)
しかし、時折みせるあどけないような表情が・・・あなたいくつなんですか、と言いたいが(笑)でも純粋なマリウスっぽくてよかったです。ホントあのトゥイをやっていたのと同じ人とは思えん・・・(笑)

新妻聖子さんのエポニーヌはさすがに歌が上手くて。どんな歌い方も思い通り、という感じですね。

松原剛志さんのアンジョルラス、歌上手いですね。声も張りがあってアンジョルラス向きな感じ。
ただ、演技的にはまだちょっと物足りないかなあ。まあ始まったばかりですからね。
バルジャンがジャベールを撃った? という場面あたりからの迷いっぷりはなかなか良かったです。今後にまだまだ期待ですね。(今回もう観ないけど・・・)
ただ、私は岸さんとか小鈴さんのアニキ的なアンジョルラスが好きだったので、若いアンジョルラスにはまだまだ違和感があるかなあ。(いや本来アンジョルラスは若いんですけどね(汗))そういう意味でも坂元健児さんのアンジョルラス観たかったんですが。
そういや結婚式の給仕のオネエキャラ、松原さんも原田優一くんと同じようにやってました。今回ああいうキャラで統一してんのかなあ???

テナルディエの三谷六九さん、一昨年の千秋楽でも歌頑張ってるな・・・と思いましたが、さらに上達されてたように思いました。かわいい系のテナルディエでなかなか好きです。
田中利花さんは相変わらずやっぱりカーテンコールがおもろい・・・でも結婚式の場面もついつい観てしまいますが。
ワン・デイ・モアではついついテナルディエ夫妻ばっかり見てしまう私・・・テナルディエ夫妻はハズレキャストないですからねえ。ここばっかりこんな豪華で良いのかというくらい。

で、最後にもって来ました、禅さんのジャベール(笑)
やっぱり一昨年よりもさらに冷徹な部分が増して、時折見せる火のような怒りがいいですねえ。歌も文句なしに上手いし。
バリケードでバルジャンを捜す場面、やっぱりただバルジャンに会いたいだけなんだ、と思えましたね。捕らえたいとかではなく、ただもう一度会いたいと。
下水道の出口での対決の場面の、静かな表情を動かさないままのところがツボです。
自殺の場面も、やっぱり悲しいジャベールでいいですね。「疑いを知らぬ俺がなぜ迷う」のところとか、よるべない悲しみに震える声が涙腺を緩ませますね~
ただ、「星さえ凍る」のところで声の調子を突然変えるのはどうかなあ。一昨年からずっとそうですが、あそこには違和感を感じてならないのですが。
でもまあ、文句あるのそこだけです(笑)やっぱり禅さんのジャベールはいいなあ。これからも見続けて行きたいです。というわけでまだまだ卒業できないなあ(汗)

というわけで、今回はファンティーヌとかジャベールとかで涙腺が緩みかけましたが、泣くところまでは行かなかったのですが・・・
ラストシーン、新妻聖子さんのエポニーヌが笑顔で出てきたとたんに涙が!
なぜ今さら・・・と思いましたが、久々にラストのエポニーヌで泣いてしまいました。
そして、民衆の歌が流れるところ、最近の演出ではマリウスとコゼットはまったくバックの歌には気づかず、バルジャンの手紙を読むのですが、泉見洋平さんのマリウスは、以前みたいに民衆の歌に気がついて泣きそうになってたんですね。それも時々聞こえてくる、みたいな感じで。
これ反則では? と思ったんですが、泣かされてしまいました。仲間たちの声が聞こえてるんだ、と思ったら・・・
ラストに流れる「民衆の歌」の歌詞で、すごく好きな箇所があります。「彼ら主の国で自由に生きる/鋤や鍬を取り剣を捨てる」というところと、「彼ら夢見た明日が来るよ」というところですね。学生たちに思い入れできる舞台だと、ここですごく来るんですよね。
今回はマリウス一人にやられた感じではありますが(汗)

というわけで、そこそこ良かったかな。またいつか良い舞台を見られることを願ってます。まだまだ禅さんのジャベール見たいですしね!
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