きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

独裁者“カダフィ”の攻防戦

2011-03-01 07:24:49 | Weblog
独裁者“カダフィ”の攻防戦       (2011.03.01.)

リビアの反政府勢力は、東部一帯を、市民派勢力により完全に制覇し、西側の首都トリポリに向けて、進撃している。

カダフィ大佐の勢力は、トリポリの市内に篭城し、此処から市外に向けて、反政府勢力への反撃を行い、26日にも激しい銃撃戦が展開されたようである。

カダフイ派はトリポリを死守するために支持派の市民や傭兵にも武器を持たせ、デモ鎮圧の強化に乗り出している。そのため、首都の攻防は、緊迫した状態が続き、多数の死者が出ているようである。

独裁者カダフィ大佐は、他国の傭兵を使って、自分の国の国民を殺害している行為を何等恥じる事無くやっている姿は、国家国民の為より、自分と自分の家族の事だけを考え、生き延びる事を考えた行為で、この為に今まで、2000人以上の無辜の国民が死んでいる。

何という自分勝手で、傲慢な行為で、此れに従う、支持派は、脅迫・恐喝の元で、金銭的な利害だけに従っている人達である。

あたかも、日本国内における、民主党内で目下話題になっている、小沢一郎氏と同じ光景ではないでしょうか。

国民からは、「政治と金」に疑惑を持たれ、政治家として「説明責任」を問われているのに、自分では「潔白である」とだけを叫び続け、自分たちの支持派だけには、選挙で金を配り、批判する人には、脅しや、役職を外すという圧力をかけ、支持者の勢力を使って、国家・国民の事など、返り見ず、来年度予算がどうなろうと、小沢派に反抗するものには徹底した、攻撃の手を緩めない手段、其処には党議、党則も、社会的倫理もありません。

民主党内の「カダフィ」で止まるのか、日本の「カダフィ」に成るのか、国民は「政治と金」の疑惑には徹底して、追及の矛先を変える事はないでしょう。

今後、この行方に国民は、どの様な判断を下すのでしょうか。
(えびなたろう)