きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中国の漁船の違法操業

2011-03-05 09:19:25 | Weblog
中国の漁船の違法操業       (2011.03.05.)

3日の午後4時ごろ中清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)沖にある格列飛(キョクヨルビ)列島の南西60マイル海上に中国漁船2隻が、韓国の排他的経済水域(EEZ)を侵犯してイシモチ漁を行っていた。

中国漁船は4~5人の船員が乗船していて、韓国の海洋警察が中国漁船に乗り移り検問しようとした際に、斧や、金槌、鉄パイプを振り回し警察官の一人が膝を殴られ血を流しながら倒れた。海上警察は実弾を発射して中国人船員を制圧したとの事である。

船員は全部で10人で全員検挙し違法操業の疑いで、漁船1隻に対して300万ウオン(約220万円)の罰金を請求すると共に、暴力を振るった船員らも立件する方針である。負傷した警官は、ヘリコプターで緊急搬送され、中国人船員一人も脚を負傷している。

話の内容から、ともかく、韓国の領海を侵犯して、韓国の海上警察に武力抵抗を行い、負傷させたと言う事は、外国人であろうと無かろうと、国際ルールを違反した行為で、中国人が抵抗を示したと言う事、事態、自分は中国人であると言うことで、他国人と違うと言う優越感が、その様な事をさせている。

この考え方の原点にあるものは、「中華人民思想」と言うもので、中国人は、他国人と違うんだ、と言う優越思想がなせるもので、国自身が、この様な考えを容認している様である。

地球上の人類は、皆同じで、平等に生きる権利を持っている。また、人間として、尊厳されるべき価値は皆平等であるべきであると言う事である。

中国人だけが、国際ルールを犯して、操業しても良いと言う考え方は何処にもありません。中国人の考え方には、武力・暴力・力の強いものが、全てを制する物である、と言う考え方で、人間社会ではない、数世紀昔の、動物的社会の考え方である。
韓国の海上警察の取った態度は、当然の事であり立派で、近代社会のルールに沿った行為であると思います。

日本の尖閣諸島沖での問題は、中国の力に屈服し、中国の立場に気を使って、衝突ビデオの公開を隠蔽しようとした。
国民は、此れには、猛反発をし、真実を証明するビデオ公開をなぜ遣らないのか、と“いぶかって”いたが、たまたま、一保安官の一人がユーチューブを利用して、公開してくれたので、真実を見せられた中国はその後は、黙ってしまったのである。
<ざまー見ろ!> と国民は思ったが、政府は、公務員の秘主義務違反で、公開した保安官を、退職させてしまった。

この辺が、韓国と違うところで、日本は韓国以下の「正義」を優先しない国として、三流国に、成り下がったのである。
(えびなたろう)