きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

東京知事選に松沢氏が

2011-03-03 07:16:31 | Weblog
東京知事選に松沢氏が       (2011.03.03.)

神奈川県の松沢知事が、4月10日投開票の東京都知事選挙に松沢神奈川知事が出馬する事を決めた様だ。

松沢知事は、神奈川県の知事としては、歴代知事の中でも、県民の評価は非常に良く、従来まで、自民党系の知事ばかりで、県政に、無駄が多く、また、財界とも腐れ縁による馴れ合い県政が、県民から、嫌われ、無所属ではあるが、松沢氏は自民党の領域を突破し、知事に当選したのは、8年前である。

知事に成った当初は、自民党系から色んな嫌がらせを受け、議会運営自身も大変な苦労の連続であった。しかし、其れを立派に乗り越え、2期目の県政からは、最早誰も批判する人も無く、毎日のように記者会見を12チャンネルで行い、県民に深く県政を浸透させてきた知事として、県民の評価も高い知事であった。

今回の地方自治体首長の改選期に当たり、東京都の知事選に出馬を表明した事は真に時期を得た出馬宣言であると思う。

松沢氏は兼ねてから、多選には反対で、今度の神奈川知事選にも、出ないかも知れないと言う噂もあったが、52歳の彼は、将に働き盛りの年齢である、むしろ東京での都知事選挙に出る事が、最適だ!と思っていた矢先で、私も大いに応援したい気持ちである。

東京都の、石原都知事も都民からの評判も悪くなかったが、既に3期を務めており、石原カラーの都知事行政も、惰性の流れを感じる所がある。東京都銀行の問題・東京五輪誘致の失敗等々、この辺で、フレッシュな新鮮味のある、都知事に代わることが、時代の要求では無いかと思うからである。

幸い、首都圏の知事の連合会には、松沢氏も、今まで係わって来た一人でもあり、首都圏強化が、叫ばれている時期でもある。

松沢氏は出馬に当たって、「首都東京から日本を刷新するためにあえて立ち上がる覚悟を決めました」と語り、早速、石原都知事に電話をしたそうで、その時石原は「そうか頑張れ!」と言ったそうである。

石原の心の中には、相当に松沢を評価している部分があり、松沢が出るのであれば石原は出ないかも知れないと言う噂もある。いずれにしても、両者とも、今の日本にとっては掛け替えのない立派な政治家であると思います。

中央政権が、菅だ! 小沢だ! 与党だ! 野党だ! と言っている現状では、人材不足で、此れと言う政治家が居ない。

この時期に、石原には中央政権返り咲いて貰いたい、そして、地方と中央の一体化した政治の在り方が、日本を変える原動力になるのでは無いかと思います。
(えびなたろう)