きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

M8.8の巨大地震 

2011-03-12 15:55:05 | Weblog
M8.8の巨大地震         (2011.03.12.)

昨日、ブログを書き終わって、昼食後、(14時46分)東北地方で非常に強い地震が発生し、宮城市で震度7、仙台市で6強、北は北海道から、南は九州にいたる、広範囲に巨大地震が発生した。今までに経験した事の無い、大きな揺れが5分位続いたであろうか、その時直感で、「此れは相当に大きい地震だ!」と思った。

早速テレビを入れて、情報を確認したら、其れが、日本全体に及ぼす巨大地震である事が分かった。特に、この後に襲ってくる、津波に対する警戒が、何時もは「数センチ、または、津波の心配はありません」程度であったから、気象庁も今回の津波は厳重に注意をする事を、くどいほど、警告を発していた。

津波は、3時半~4時半にかけて第一波が、予想の通りに襲いかかって来た、その猛威は、想像以上の強烈なもので、被害状況の映像をみて、ただただ、ビックリするばかりであった。特にリヤス式海岸の宮城・岩手の海岸は、膨大な海水の量にすっかり町が洗われ、海水の引いた後は、瓦礫の山で、街の姿が一変し、壊滅状態であった。

また、都心においては、国内主要交通機関が、運転を停止したため金曜日の夕方、首都圏のサラリーマンは帰宅する事が出来ず。大混乱をきたしていた。
火災に対しても、消火活動が、全く手が付けられず、燃えるに任せた状態で丸一日経った今日も燃え続けている。

テレビの情報は、昨日午後から、全ての放送番組を中止し、全ての番組を地震情報に、今朝の新聞も、地震の情報一色である。

国会の論争も、今回ばかりは、「緊急事態」と受け止め、与野党政治休戦を宣言して党首会談においても、災害対策への必要な補正予算に協力する事を約束している。

今回の災害の実態は、これからの調査によって、次第に明らかにされるが、国にとって未曾有の災害に、菅総理も内閣を上げて、対策に立ち向かっている。

国際的には、世界各国から、支援の申し出があり、中でもアメリカのオバマ大統領からは、「日本の国民が、この悲劇を乗り越えるに当たり、米国は支える決意を固めている」と言い、中国の中央テレビによれば、温家宝首相は、「日本が必要とする支援を提供したい」と言ってくれている。

今回の地震災害は、「天変地変」とは言え、だらしの無い日本の国政に「“渇”」を入れてくれた神の試練かも知れない。
(えびなたろう)