へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

「再出馬拒否」と言う無責任

2007年09月21日 21時53分03秒 | Weblog
安部前総理の後継に、福田、麻生の二人が立候補して争っている。
ここに小泉元総理の名前がないのは何故であろう?。
「構造改革」を旗印に、色々な法案を通してきた。
しかし、法案は審議の場を通せば「それでオワリ」ではない。
何事も、「計画を立てるだけ」であれば、どの様な計画でも立てる事は出来る。
しかし、それを実行するとなると話は違う。
「机上の空論」と言う言葉が有る。
多くの場合、「現場無視」の計画が作られる。
話を元に戻そう。
安部元総理は、小泉政権時代に立てられた計画を、「実行する」と言う責務を負っていたと言って良いのではないだろうか?。
しかし、いざそれを実行しようと言う段階になって、「数々の難問」にぶち当たってしまったのだ。
「小泉前総理の援護」もなく、「各方面からの集中攻撃」を受けてしまったのだ。
また「いじめによる自殺」が起きているが、「安部総理の突然の辞任」も同じ事ではないだろうか?。
小泉元総理が「真の男」であるなら、ここで「もう一度俺に任せろ」と言うべきではないか?。
しかし、「小泉チルドレン」の要請にもかかわらず、再出馬しようとしない。
これを「無責任」と言わないのなら、「無責任」と言うのはどのような事を意味すろのだろうか?。
昔から「有言実行」が最も良い事とされ、「有言不実行」は最も悪い事とされている。
この事を誰も口にしない日本。
一体何を考えているのだろうか?。
「美しい国」も落ちた物である。
人間が高齢化したのと同じ様に、日本と言う国自体も「高齢化」しているのだろう。
生身の人間と同じ様に、「老化現象」が起きているのである。
「老化現象」が起きてしまった以上、残された道は、少しでも長生き出来るようにする「延命療法」を取るしかないであろう。
しかし、「延命療法」は、所詮「延命」させる事しか出来ない。
一時的に「症状が改善」されたとしても、それはあくまでも「一時的」でしかないだろう。
これから先、「一部の大企業」などを除いては、苦しい時代になるはずである。
当然の事、「庶民や貧困層」の生活は大変な事になるだろう。
「給料が上がらないのに、物価は上がる」と言う事になるはず。
さて、その元凶は?。
ガソリンの値上がりが問題にされているが、値下がりの期待は?。
ガソリンの値上がりに伴って活発になってきた「バイオ燃料」の生産。
バイオ燃料の増産によって、ガソリンの「値上がりの抑制」にはなるかもしれないが、その一方で、「飼料用穀物」「大豆油」「小麦」などが値上がりしている。
何かをすれば必ず何か「新しい問題」が起きる。
「作用反作用」の原理と同じ事。
目先の損得に捉われていると、「予期せぬ反作用」に困るはず。
国民一人当たり一千万近い借金(国債・地方債など)を抱えては、身動きは出来ない。
国民だけでなく、政府までこの問題には触れたがらない。
今や日本全体が「私利私欲の塊」と化してしまっている。
コメント
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