へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

半分忘れかけていましたが・・・・

2022年10月12日 23時43分36秒 | 舌癌手術後の経過

 

今日は10月12日です。

そう、私は11年前の今8時間にも及ぶ舌癌の手術をした日なのです。

当時はまだ69歳だったが、今はもう80歳に。

始めの数年間は、「再発」や「転移」におびえた時期もあったが、術後5年も無事にクリアーし、「術後10年」も去年迎えています。

そして、今日で丸11年が過ぎ、これからは12年目に突入です。

が・・・・。

これからの敵は再発や転移ではなく、「老化」です。

80を過ぎての一人暮らしに老化はどんどんきつくなっているが、これも宿命と諦めるしかない。

新型コロナも蔓延が始まってからもう2年半余り。

今のところは感染もしないで過ごしてはいるが・・・・。

ほぼ日本人の平均寿命に達しているので、後は余命がどのくらいあるのか。

今のところは健康面での問題はなく、薬は何も飲んでいない。

これがあと何年続くことやら。

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気が付けば丸10年経っていた

2021年10月14日 04時37分24秒 | 舌癌手術後の経過

 

気が付けばステージ3の舌癌の手術をしてから10年が過ぎている。

去年の新型コロナ発生後は病院とご無沙汰しているが、今のところ体調に変化はない。

が、さすがに年齢的な衰えは出ているが・・・・。

癌の場合「5年経てば」とよく言うが、何年経とうが一抹の不安は常に付きまとう。

とはいうものの、年齢を考えれば癌以外で死ぬ可能性は年々高くなってくるので、癌以外の心配もしなくてはいけない。

が・・・・。

10年前に舌癌にはなったが、それ以外は病気らしい病気とは無縁である。

正直、インフルエンザはおろか、普通の風邪ですら10年以上ご無沙汰なのです。

たまには「風邪を引いたかな?」と思うことはあるが、一晩寝るとほとんど治ってしまう。

血圧も肝機能にも問題はなく、糖尿病とも縁がない。

なので、薬も全く飲んでいない。

10年前の舌癌の手術前の検査で腎臓に石があることが判明するも、その影響も全くない。

体力的にはかなり落ちてはいるが、それでもまだ「週に3回」のボウリングはできる。

毎回「6ゲーム」投げてくるが、ほぼ休みなしで、「6ゲームを1時間半以内」で投げ切れる。

が・・・・。

さすがにアベレージは下がっているが・・・・。

運動のつもりなので、投げられるうちは投げようと思うが・・・・。

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あれから丸9年に   その2

2020年10月13日 23時47分45秒 | 舌癌手術後の経過

8時間に及ぶ全身麻酔での手術自体は無事に終わったらしいのだが・・・・。

麻酔が切れた後も私は普通に返事をしていたというが、その記憶は全くないのです。

が・・・・。

体に付けられた何本ものチューブを嫌がり、かなり暴れたとも聞くが、それも全く記憶にないのです。

そして、私の意識が何とか戻ったのが2日後なのか3日後なのかも全く分からないのです。

何しろ、ベッドに横になっているだけで、手足を満足に動かすこともできず、日にちも時間もわからないのです。

が、意識が戻ってからが大変で、まるで悪夢のような数日を過ごさなくてはいけなかったのです。

ただ、意識は戻ったといっても、完全には戻っておらず、記憶は断片的です。

正直、昼間のことはあまり記憶にないのです。

が・・・・。

問題は、夜間です。

昼間は人の動きもあるにで、常に人の気配とそれに伴う音や声も聞こえます。

ところが・・・・。

夜9時の消灯後は夜勤の看護師さんだけになり、病室も消灯しているので人の動きはありません。

そう、静寂の世界になるのです。

これがこの時の私にとっては災いの種となり、私を精神的に苦しめることに。

 

一日中ベッドで横になったいるだけで、半分寝た状態です。

が・・・・。

消灯してしばらく経つとハッキリと目が覚めてしまうのです。

たまにナースコールがなって看護師さんの足音は聞こえるが、それ以外は時計の音だけ。

こうなるとやたらと時間の経つのが遅く感じます。

寝てしまえば一気に時間も経ってしまうのだが・・・・。

これが静かすぎてなかなか寝られないのです。

必死になって寝ようと頑張って何とか寝ることはできたが・・・・。

すぐに目が覚めてしまう。

時計を見ると・・・・。

数分しか経っていないのです。

これが延々と朝まで続く。

 

これも1週間ほどで何とか収まったが、この間に何度「死にたい」と思ったことか。

5階建ての病棟の屋上から飛び降りたいと思ったりもしたが・・・・。

ベッドで寝たきりの状態ではそれは無理。

 

が・・・・。

昼間はその様なことは起きないのです。

 

あれからもう9年も経ちました。

手術前は「62キロ」あった体重も、2か月で3回もの手術をしたおかげで、今は「51キロ前後」に。

手術前は食欲がありすぎて体重が植えることはあっても減ることはなかった。

今は食欲はあっても食べること自体が重労働に近い。

おかげて、体重を減らすのは簡単です。

っていうか、「現状維持がやっと」といった感じかも。

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あれから丸9年に   その1

2020年10月12日 23時24分54秒 | 舌癌手術後の経過

今日は2020年の10月12日です。

ちょうど9年前の2011年10月12日。

この日私は「ステージ3」の舌癌で8時間にも及ぶ大手術を受け、今頃の時間はもう病室のベッドにいたころだが・・・・。

正直、手術が終わった後の記憶は全くなく、意識が戻ったのは2日か3日後だったようです。

「だったようです」というのは、今もってそのころの記憶は定かではないのです。

体には何本ものチューブがつけられていて、呼吸はのどに開けられた穴でする。

体を動かしたくてもほとんど動かすことはできない。

別に拘束されているわけではないのだが・・・・。

思考回路もほとんど止まったまま。

 

そして・・・・。

この後に地獄のような恐ろしい時間が待っていたのです。

 

この件に関してはまた改めて書きます。

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今日は10月12日なので

2019年10月12日 17時06分19秒 | 舌癌手術後の経過
この前書いたのが2月24日なので、およそ8か月ぶりの更新です。

10月12日。

ちょうど8年前に、私はステージ3の舌癌で8時間のも及ぶ大手術を受けた日です。

それから今日で8年。

長かったような、短かったような。

何とも奇妙な気持ちで過ごした8年間。

とりあえずは再発も転移もないが、寄る年波には勝てず、最近はさすがに体力の低下を身にしみて感じます。

食事に関してはだいぶ改善はされたが、まだ普通の食事はできません。

言葉もかなり改善はされたが、まだ通じない部分も多いです。

が、今以上に良くなることはもう無理かも。



正直、初期のころにきちんとしたリハビリを受けていればもう少しよくなっていたかもしれないが、過疎化が始まっている田舎町ではリハビリなど受けたくても受けられない。


が、これも運命だとあきらめているが・・・・。



ここで少し話を横道に。

今台風19号が接近していて、わが町にも「大雨特別警報」が発令されている。


大雨特別警報。

「数十年に一度という大雨」が予想されたときに発令されるらしいが、数十年というと人間の一生に近い。

ということは・・・・。

まだ私が経験したことがないほどの大雨になる?。


雨は昨日の夜から断続的に降り続いていて、わが町でもすでに川の水があふれだしたところもあるらしい。

小規模だが、土砂崩れも起きたと防災無線で放送も。


緊急避難所も開設されたらしいが・・・・。



私の家は小高い場所の最上部付近なので、水の心配も、土砂崩れの心配もないが・・・・。

急ではないが坂は多い。

交通の便もあまりよくない。



そう「すべてよし」なんてないのです。


台風19号。

千葉県を避けてくれないものか。



あと数時間が勝負?。



今防災無線で、町内全域に「警戒レベル4の避難指示」が発令されたという放送が。


さて、どこに避難すればいいのか。



わが家は水の心配はないので、後は運に任せて自宅で待機です。

問題は強風です。

今のところは大した風も吹いていないが・・・・。
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運のよい人、悪い人    その2

2019年02月24日 03時30分40秒 | 舌癌手術後の経過
舌癌、


舌にできるので癌としては比較的早期に見つけやすいよう思いがちだが、意外とそうではないのです。


堀ちえみの場合だけでなく、私も最初に行った町医者の診断は「口内炎」でした。



が・・・・。




私はなんとなく納得がゆかず、「入れ歯が合っていないのが原因だろう」という診断でかかりつけの歯医者に。


歯医者でも「口内炎」と診断するところが多いらしいが、私のかかりつけの歯医者は違っていた。



歯の治療ではないが、念入りに触診をしてくれた。


その結果「ちょっと気になる部分があるので・・・・」ということで大学病院の紹介状を書いてもらった。


もしこの段階で口内炎だろう」という診断が出ていたら・・・・。



私も「ステージ4」になっていたかも。


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運のよい人、悪い人    その1

2019年02月23日 04時09分56秒 | 舌癌手術後の経過
堀ちえみが舌癌になったことが報道されたことが影響したのか、最近は私のブログに訪れる人が多くなっているが・・・・。


舌癌。


口腔癌の一種で、発生数はそれほど多くはないらしく、医師でもそれほど高い関心は持っていないらしい。

そのため、単に「口内炎」と診断されることも多いらしいが。


正直、私もはじめは町医者に「口内炎だね」と診断されたのです。

が、その時「入れ歯ががあっていないようなので、歯医者で診てもらったほうが問」と言われた。

そこですぐに行きつけの歯医者に。


ここで私に幸運?が訪れるのです。

この歯科医の先生。


不思議な因縁があって、私とはかなり親しい間柄で、腕も確かです。

で、町医者では私の口の中を見ただけで「口内炎だね」と診断をしたが、この歯科医の先生はしっかりと触診をし、「ちょっと気になる部分があるので、大学病院で診てもらったほうがいい」という。


正直、この時点で私は「ほぼ癌だな」と悟りました。

そして、2つの大学病院を候補に挙げられた。


1つは、県内でも有数の大きな総合大学病院。


もう一つは、歯科専門の小さな大学病院。


歯科医はこの小さな歯科専門の大学病院の出身です。

なので、私は迷うことなく後者を選んだのです。


結果的に言うと、この判断も間違いではなかったのです。



続く。
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あれから7年4か月が過ぎたが・・・・

2019年02月21日 04時40分19秒 | 舌癌手術後の経過
今年になって、水泳の池江里佳子が白血病だということで騒がしくなっているが、ここにきて今度は、歌手の堀ちえみが「口腔がん(私と同じ舌癌)」であるとのニュースが。

私は「ステージ3」だったが、堀ちえみは「ステージ4」だとか。


私の手術は8時間だったが、堀ちえみの場合は「12時間」だとか。

私に比べるとかなり状況は深刻なよう。



そのためであろうか、最近は閲覧数が増えている。


ところで・・・・。

多くの人が悩むことに、「がんになった人とどう接するのか」という問題がある。



私の場合は、一人暮らしで、近所にはそれほど親しい人はおらず、私のことを心配してくれる人はまったくいなかったが。

池江里佳子も堀ちえみも、有名人であるがゆえに難しい問題も出てくるだろう。


そう、最も苦しいのは本人である。

時にはそっとしておいてほしい時もあるだろうが、有名人であるがゆえにそれもままならない。


私とは全く逆である。



もしも、私が池江里佳子や堀ちえみと同じような状態に置かれたとしたら・・・・。




精神的におかしくなっていたかも。


私も実際にがんになった身の上なのでいうが、時にはそっとしておいてほしい時もある。

また、むやみやたらに心配をされるのも負担になってしまうことも。



正直、がん患者に接するほうも大変だと思うが、がん患者本人も大変なのです。



ステージ4。

私はステージ3だったが、一歩間違えれば同じ運命に。

少し前の内科医の診断は、口の中を見ただけで「口内炎だね」でした。


「入れ歯が原因かも」と言われ、その足で歯医者に。

歯医者は触診をしてくれて、「ちょっと気になる部分があるので紹介状を書く」と。


翌日紹介状をもって大学病院に。

大学病院では専門の教授が診てくれたが、一目見るなり、「あ!ステージ3だね」という。

疎に場ですぐに手術の話に。


私もすぐに「お願いします」と。

ここで運が悪ければ「ステージ4」になっていたかも。


運がよかったのかも。


今のところは再発も転移もないが・・・・。

先のことはわからない。


来週は経過観察で病院に。


「腫瘍マーカー」を調べるための血液検査もあるが・・・・。


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インスタ映えしない食事   その3

2018年12月10日 23時07分08秒 | 舌癌手術後の経過













今回は主食ではありません。


これは「サラダ」のようなものです。

容器は4.5リットルも入る大きなもので、10日余りかけて少しずつ食べます。


材料はいつものように、その時に安く手にはいるももばかり。



きゅうりが安いときはキュウリがメインになり、レタスが安ければレタスがメインに。

が・・・・。

他にもいろいろな野菜を入れます。


サラダ菜、人参、玉ねぎ、などもよく使うが、長芋を千切りにして入れることも。

ポテトサラダを入れることもあるが。


海藻を入れることも。

缶詰のコーンもよく入れるが。


とまあ、最低でも5,6種類に野菜を使い、多いときは10種類を超えることも。

このほかにも、すりごまや黄な粉を入れることもよくあります。



で、ドレッシングだが・・・・。

これも形容がしにくいです。


昔はお酢をたくさん使って保存性をよくしたが、舌癌の手術後はお酢はあまり使えなくなってしまい、今は思いもやらないものを使っています。



それは・・・・。

アルコールです。

アルコールと言っても、味醂や料理酒を使うのです。


そう、アルコールを使うと保存性が良くなるので、半月近く経っても食べられるのです。



で、肝心なドレッシングだが。


これも安く手に入る物を探して使います。

最近は「業務用」の大きなも(1リットル入り)のを買っています。


最近は「胡麻ドレッシング」が中心で、マヨネーズも入れます。



これをほぼ毎日3食ごとに食べているせいか、便秘とは無縁です。
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インスタ映えしない食事   その2

2018年12月09日 03時56分00秒 | 舌癌手術後の経過


















相変わらずの、どれも食欲など起きないものばかり。


なにしろ、どれも10数種類の食材が混じっているので、味は出来上がってみないとわからない。


一応、しょうゆ、ソース、みそ、ケチャップ、カレー、なども使ってはいるが、出来合いの総菜も使うので、何とも表現のしようのない味になることも。

そして、それを三日から六日かけて食べることに。



ただ・・・・。

これだけを食べているわけではありません。

カロリー的には、これらで6割から7割程度だと思うが。

そう、これら以外に、和菓子、ケーキ、果物、菓子類も食べます。



時には、気分転換もかねて、ロールケーキやショートケーキをメインに食べることもあります。


最近は「糖質制限」をする人がいるらしいが、私はしない。

正直、私の場合は、「糖質」ではなく「糖分」です。


甘いものが大好きで、甘いものを食べないと気持ちがイラついてくるのです。



なので、「甘いもの依存症(中毒)」かも。


が、糖尿病とは無縁です。
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