菅総理は「オリンピックを中止するのは簡単なことだ」とのたまっているが、本当に簡単なのであろうか?に
新型コロナウイルスの蔓延を理由に中止すること自体は至って簡単だが・・・・。
それでは、いったい誰が「中止」を決めるのか。
これは「猫の首に鈴をつける」「火中の栗を拾う」と同じで、だれが好んでそのような危険なことをするのか。
菅総理も小池都知事もそんな不名誉なことは絶対にしたくないはず。
IOC のバッハ会長だってするはずはない。
中止自体は簡単であっても、それを決定する人がいない。
そう、中止の決定をすれば寄ってたかって叩かれるのは明白である。
後々までその不名誉な記録は残る。
オリンピックの誘致の時点から多くの疑惑が残り、誘致後は不祥事だらけ。
こんなオリンピックをいったい誰が喜ぶのであろうか。
2021.07.22.
追記です。
緊急事態宣言発令中の開催で、当初から「感染拡大」が懸念されていたが、想定を超える速さで感染者数が増えている。
東京が増えれば、その分隣接する地域も増えるにが当たり前。
隣接する地域が増えれば・・・・。
さらにその外側の地域にも感染者の増加が・・・・。
私の住む地域は感染者数が少ない方だったのに、ここのところの数日で「2ヶ月分」くらいの感染者が発生。
以前は「数日に1人」というレベルだったのに、「1日に複数人発生」ということも。
こうなるとうっかり外出もできなくなる。
それにしても・・・・。
緊急事態宣言を出した状態でのオリンピックの開催。
これで「不要不急の外出をひかえろ」といっても効果があるのか。
感染する人も数が大幅に増加しているのに、人出は一向に減らない。
オリンピックで大騒ぎをしているのだから、危機感など湧くわけもない。
開催前の予想をはるかの上回る感染者数の増加。
東京が増えればその周辺も増える。
が、都民にその危機感はあまり感じられない。
何とも困ったものである。