へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

今年も残りわずか、トシ取ると1年が早いネーー

2006年12月31日 19時51分34秒 | Weblog
今朝の最低室温9度、容器の中は20度。
暖冬のせいでこれでも暖かい方。昨年は室温が4度まで下がった事が何度かあった。
あと5度下がったらどうなる事か。
単純に計算すると、容器の中は15度、何とかセーフ?。
しかしそこまでは下がらないのでは?と思っているのだが、その時になって見ないと解らない。
その訳は、使用しているヒーターにまだ余力がある可能性があるからです。
私が使用しているヒーターは手作りで、20Wと30Wの2種類を使っています。
20W(ある電気器具のヒーターを流用)は地上用で、温度の調節機能はないのですが、発泡スチロールの保温カバーをした状態で、室温プラス10度の能力があります(ヒーターと反対側で)。
一方、30Wの方は熱帯魚用の24度位になるとスイッチが入り、28度位になるとスイッチが切れる温度固定型のものを、砂の中に埋めてあります。
しかしヒーターをそのまま埋めるのは非常に危険です。絶対にしないでください。発火、感電などの事故になります。
私は口の大きな500mlのペットボトルに水をいれ、その中にヒーターを入れシリコンで密封して使用しています。
一種の床暖房といったところですかね。
皆さんも工夫してみては?。何しろオカヤドカリは非常にマイナーな生き物であると同時に、地上と砂の中、という全く異なった環境の中で生きているので、専用のヒーターを作る事が困難なのです。
市販品に適当な物は無い。と言っても過言ではないのでは?。
マンションなどの空調設備が整ったところで、夜間も20度を保っているような場合は加温しなくてもいいのだがね。
理想を言えば、容器全体を暖めるように出来ればいいのだが。かなり難しい。
市販のヒーター付きシェルターを補助的に使うという手もあるよね。
一部のサイトで、蒸し焼きになるだの干からびるだのと言うくだらないことを書いている人がようだが、そのような心配はナンセンス。
何処に、蒸し焼きになったり干からびたりするまで中にいる、ドジなオカヤドカリがいるんだろう?。
現実の話、オカヤドたちは容器の中で自分の好み(本当の意味ではなく、容器の中での事)の場所を探して移動するよ。
人間が勝手にシェルターだと言ったらオカヤドたちが入るとでも思っているのだろうか?。バカも休み休みにしてほしいもんだね。
「シェルターを入れたのに入ってくれない」。
シェルターの意味が解ってるのかね?。意味も解らないんでは話にならないよ。
日本の学力レベルが年々下がるのも当然だね。
シェルターなんて人間が勝手に決めたもの。本当の意味は、安全に身を隠す場所。要するに、人間にまる見えじゃシェルターの意味は無いんだよ。
「シェルターに入っているところを見たい」まさに人間のエゴだね。
宿替えの貝殻にしても同じことが言える。
どの貝殻に入るかは、オカヤドカリが決めること。人間の好みなど全く関係ナシ。
いくら貝殻を沢山入れても、気に入った貝殻が無ければ宿替えはしない。
うちにもしばらく体が半分くらいはみ出したままのがいたが、いまは少し大きめのに宿替えしたよ(仕方なしにだろうがね)。
私も含めて、飼育者のエゴでオカヤドカリも迷惑な事だろうね。
来年は多少でも良くなる様に頑張らなくちゃ。
それでは良いお年を。
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砂の事で書き忘れ

2006年12月29日 00時11分53秒 | Weblog
ドライがいいかウエットがいいか?。難しい問題だよね。
管理面を考えればドライ。湿度保持と言う事を考えればウエット。
大いに迷うところだが、私はドライを選んだ。
しかしドライと言っても、完全なドライではありません。
今の時期は、結露した水がしみ込むので多少湿り気があります。
手製の加湿器?があるので湿度は70%から80%を維持しています。
ドライのよい点はカビや雑菌の繁殖を抑えてくれるので、長期間砂を洗わなくても良いことです。
砂を取り替えるたびにヤドたちを別な容器に移すということは、臆病なヤドたちにはかなりのストレスになるのでは?。
私は特別オカヤドカリに感情移入はしないので、名前を付ける、ということはしません。触ったり、驚かせたりはしないようにしているので、出来るだけ砂の交換はしたくないのです。
10月に取り替えておよそ3ヶ月、特別に消臭対策はしていませんが無臭です。次回交換予定は4月(年2回の予定)です。
脱皮は1ヶ月以上かかる事が多いのだから、毎月1回2回と交換していたのでは、ヤドたちは落ち着いて脱皮も出来ないのでは?。
餌付けをしようとしている人がいるようですが、私は反対です。
かつて錦鯉の餌付けをした事があるのですが、何だかかわいそうになって辞めました。
餌を与えず常に空腹状態にしておけば、じきに餌付けは出来ますが、これって、一種の虐待ですよね。
ライオンだって満腹のときは、目の前に獲物がいても襲わないからね。
手に持った餌を食べるヤドって、相当に腹をすかしているんじゃない?。
話が少し脱線しちゃったね。
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エサのつづき

2006年12月27日 21時47分47秒 | Weblog
エサは皆さん苦労されているようだが、かく言う私も苦労しました。
いろいろな方のブログを参考にさせていただいたのですが、結果は???。
始めは市販のエサで試したのですが?。
始めのうちは空腹だったと見えて、多少は食べていたのだが、じきに見向きもしなくなってしまい、ポップコ-ンがメイン。
ご飯、パン、塩鮭、煮干、クリル、ニンジン、りんご、キャベツ、レタス、かぼちゃ、バナナ、ベーコン、焼豚、フライドポテト、・・・・・・。
多少は食べていたようではあるのだが?、どうもぱっとしない。
最悪はガジュマル。
あちこちのブログに登場するので探しました。
やっと見つけました、中鉢で680円。
葉っぱが少ししかなかったのでので、少し育つのを待ちました。
これが失敗の元。
エサとして与えて結果を見る前に、更に安いものを見つけてしまったのです。
380円で2鉢、200円で2鉢。
エサとして与えるにはこれ位は必要では?と思ったんです。
しかし・・・・・・。
喜び勇んで葉っぱを数枚入れましたが・・・・・・。
全く食べてくれません。
思いきって割り箸くらいの枝付きで入れてみたのですが、全く知らん顔。
5鉢ものガジュマル、どうすりゃいいんだい?。また余分なコレクションが増えてしまった。
しかし、そうこうする中でも少しずつ好物がわかってきた。
圧巻は、薄皮アンパン。
エサ台に置いて、何の気なしに近くにいた貝殻に引っ込んでいるヤドを乗せてみた。
すると、私が見ているにもかかわらず、直に身を乗り出してきて、アンコを食べ始めたのです。ヤッター!、って気分です。
その後は1日も欠かさずに与えています。私の好物でもあるので助かります。
スイスロールのカステラも同様です。どちらも良く食べますよ。
8ヶ月あまり試行錯誤を繰り返してきてわかった事は。
「オカヤドカリは何でも食べる」と言うのは、「半分正解で半分間違い」と言う処ではないでしょうか?。
生態の学術的研究も殆どされていない、マイナーな生き物。
まだまだ未知な部分だらけのようです。
オカヤドカリは夜行性。
これは大いに疑問のあるところです。
私のところでは昼夜関係なく活動しています。
始めのうちは、潮の干満に関係があるのでは?とも思ったのですが、関係はあまりないようです。
生息地で撮影したと言う画像を時々見かけますが、影の感じから見ても、夜間のものはあまり見かけませんしね。
動く物に反応して直に隠れてしまう臆病な生き物。
人間が気が付く前に隠れてしまい、殆ど昼間は目にしない為に、夜行性だと思われているのでは?。
以前見かけたペットコーナーでは、昼間(昼過ぎ)オカヤドカリのケースの前を頻繁に人が通るにもかかわらず、良く動いてましたからね。
ホームセンターじゃ、夜間は暗くて無人状態。
夜行性なら夜間いくらでもか活動できるはずなのにですよ?。
敷き砂だって、「サンゴ砂が」って言うが、これも怪しいもの。
管理する人間の都合じゃないの?。
「ガジュマルの根元に潜り込んで困る」って話があったので、試してみました。
庭の土とサンゴ砂の入った容器を並べて置いてみる。
容器の中はドロだらけ。
庭の土はめちゃくちゃにされているが、サンゴ砂は何もなし。
でも、飼育するには庭土は使えないよね。
要するに、管理する上で扱いやすい砂状のものであれば、海砂、川砂、珪砂など、清潔な物であれば、余程ヘンな物でない限りいいんじゃないかね?。
参考までに、私は半分は牡蠣ガラ(ボレー粉)、あとはサンゴ砂、川砂、ゼオライト、園芸用の化粧砂で、殆どが3ミリ以下。
あと消臭のために、備長炭や竹炭を使う人がいるが、私は大反対。
カビ臭、腐敗臭、その他の異臭は、危険信号と思った方がいいんじゃない?。
少なくとも私はそう思っています。
臭いを除くのではなく、発生させない。
このほうが大事なのでは?。
カビや雑菌は問題ないのでは?、などという暴論をはく人もいるが、カビや雑菌が繁殖するような状態が本当に問題ないのだろうか?。
人間の生活では大問題だよね!。
生息地のオカヤドカリなら逃げ出すだろうが、狭い容器の中じゃ何処に逃げればいいの?。
全くいい加減な事を書く人がいて困るよ。
温度にしても同じことが言えるのでは?。
適温が何度なのか、オカヤドカリに聞いた人がいるのかね?。
大体、観賞する人間の都合できまるのでは?。
観賞するのに都合の良い温度。   25度から30度。
良く動いてくれるからね!。
30度以上。  電気の無駄。
20度から25度。  多少動きが悪いが問題はないのでは?。
20度以下。  殆ど動かなくなる。
15度。  そろそろ危険?。
10度。  止めた方がいいよ。命の保障は出来ない。
こんなところじゃないのかな?。
次回はヒーターの事でも書くかな?。
コメント (2)
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