へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

今年最高の暑さ

2007年08月15日 15時49分02秒 | Weblog
玄関先で39度、@の飼育容器を置いてある部屋でも36度。
一週間前に35度を記録してから、連日34度を超えている。
開放型に近いので、湿度も50%を割る事も有る。
だからと言って、特別には何も対策は取っていない。
このような状態では、@が可哀相だと言う人が多いと思う。
しかし、本当にそうなのだろうか?。
8月にはいってから連日このような状態なのだが、@達に特別変化は無い。
熱帯、亜熱帯地域に棲息する@達が、この程度の事で死ぬのだろうか?。
「乾燥に弱く、干乾びてしまう」と言う迷信?が信じられているようであるが、本当に干からびて死ぬのであろうか?。
人間と違って、変温動物である@には「熱中症」は無いであろう。
二週間余り、この様な過酷?な状態が続く中、唯一の変化と言える事が有る。
それは、「水を良く飲んで居る」と言う事である。
しかし、何故か「水浴び」は殆どしていない様である。
水を飲んでいるときに、足を滑らせ「誤って」水に落ちる事は有るなだが。
「@が干乾びて死ぬ」と言うのは、どうやら思い違いから来ているように思える。
人間、犬、猫、牛、馬等と違って、@は医学的な研究は全くされていない。
私は研究者ではないのだが、医学、生物学には多少の心得はある。
1年4ヶ月、自分で飼育した感じと、幾つかのブログで見た感じから言うと、干乾びて死ぬ原因は別のところにあると思う。
最も大きな原因は、衛生状態、に有るのではないだろうか?。
販売店における、衛生管理の状態は、けして良好とは言えない。
そして、家庭での飼育状態にも問題があるのでは?。
カビが生える、臭う。
このような状態が、良好な状態と言えるのだろうか?。
私が最も気を付けている点は、カビと臭いの発生を防ぐ事である。
カビや臭いが発生する様な状態では、病原性細菌やウイルスの増殖にも好適と言えるであろう。
病原性細菌やウイルスに犯されてしまえば、餌を摂る事も、水を飲む事も出来なくなるのでは?。
その結果、死に至る、と言うのが真実ではないだろうか?。
初期の頃の飼育者(俗にベテランと言われる人たち)の説を「妄信する」、よくある話である。
一度定着してしまうと、修正するのは非常に難しい。
無理に修正しようとすると、へそ曲がり、異端児、等と言われる様になる。
余談はさておき、本題に戻るが。
飲み水さえ確保されていれば、湿度に関してはそれ程気にしなくても良いのでは?。
低い方(限度はあるが)が、カビや細菌の発生を抑えられるので、衛生上好いと思うのだが?。
さて飲み水であるが、私は、真水、1%の塩水、3%の人工海水を入れている。
暑い時期以外は、3%の人工海水の減りが早いのだが、今は1%の塩水の減りが早い。
この塩水、実は1キロ38円で買った、中国産の「湖塩」を溶かしたものである。
「湖塩」とは、過去に湖であったところが干上がった結果出来た塩である。
本物の海水でなくても、昔ながらの、海水から作られた塩でも、人工海水でも問題は無いと思う。
@に聞いたわけではないので責任は持てないのだが。
こんな時間にPCで、ブログを書くのも暑さのせいである。
余りエアコンは使わないのだが、今日だけはとても無理。
玄関先はついに、40度を少し越えている。
エアコンを使っていると言っても、設定温度は29度。
扇風機を併用しているので特別暑くは感じない。
もう少ししたら、鉢植えの植物に水をやらなくてはいけない。
「暑い日中に水をやってはいけない」と言う話があるが、これも、「時と場合により」である。
水が切れて枯れる寸前の時に、涼しくなるのを待つことは出来ない。
枯らしてしまっては、元も子もないではないか。
実際の話し、暑い日中に止むを得ず水遣りをした事が何度もあるが、それで枯らした事は殆ど無い。
全体的に見て、少し神経質になり過ぎている様に思うのだが?。
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大事件発生

2007年08月06日 23時59分34秒 | Weblog
昨日のブログで、「@たちが砂に潜らない」と書いたのだが、今朝見てビックリ!。
なんと、高さ20センチの流木の上に置いてある、サザエの貝殻の中で脱皮していたのだ。
始めは、足が1本流木の上に落ちていたので、共食い?、と思い焦った。
しかも、前の夜には無かった場所に、見覚えの有る空の貝殻。
あわてて調べると、前の夜まで2匹仲良く隠れていたサザエの貝殻に、挟み足一対と歩脚3本が残っていて、@の姿は無い。
てっきり、「脱皮直後を襲われた」と思った。
しかし、よくよく調べると、8匹いるではないか。
3日前から、「少し小さい@が奥に、大きい@が入り口に」仲良く隠れていたサザエの貝殻。
奥に居た少し小さい@が脱皮したようである。
脱皮で体が大きくなった為、新しい貝殻に引越しをしたようである。
無事を確認した後、残された抜け殻(足6本)は、サザエの貝殻に脱皮した@と一緒に戻しておいた。
半日経った今も、脱皮した@はサザエの貝殻の中に居る。
ブログを見ていると、時々「@たちがケンカ(?)している」と言う書き込みを見ることがある。
一年前には我が家でも良く有った。
しかし、秋以降では殆ど見たことが無い。
多頭飼育なので、二匹、三匹が鉢合わせする事はけして珍しい事ではない。
しかし、鉢合わせしたとしても、ケンカしたり争ったりはせず、少しの間、触覚で相手の体を確認すると、「何事も無かった」かの様に離れて行く。
多くの生き物が、匂いで相手を識別している事を考えると、@の一部を隔離したり、頻繁に砂を替えるのは良くないのかもしれない。
今年の秋には、状況によっては新しい個体を増やすかもしれない。
現状でも多頭飼育なのに何故?、と思われるだろうが、それには理由があるのだ。
昨年の9月、或るホームセンターでの事。
「シーズン最後の大特価」と表示して、Lサイズの@が1匹100円で売られていた。
殆ど売れる事も無く、半月ほど経って、店頭から消えた。
その後の事は、想像したくない。
腹を立てる人が大勢居るであろう?。
しかし現実は厳しいのである。
今から40年ほど前の事、「売れ残った生き物が可哀相」と、店で飼育していたペットショップが店を閉じた。
売れ残った生き物の維持管理にお金が掛かり、経営が成り立たなくなったのである。
私が、その一部を救ったとしても、@たちにとって幸せかどうかは疑問ではある。

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最近のオカヤドカリたち

2007年08月05日 23時20分04秒 | Weblog
新しい容器にして1週間。
理由はわからないのだが、マッタク砂に潜らない。
室温が関係しているようにも思うのだが、それ以外にも、砂の配合が変わった事、以前よりドライにした事等、様々な要因が考えられる。
そんな@たちは何処に居るのだろうか?。
砂の上には余り居ない。
写真で説明すれば簡単なのだが、デジカメがないので無理。
シェルターらしきものは、大きなサザエの貝殻3個だけ。
後は流木と枯れた桜の根を組み合わせた登り木(結構複雑で大きい)。
実はこの登り木の陰とサザエの貝殻の中が、@たちのお気に入りの場所になっている。
容器の手前側の側面は、バーベキュー用の網を使っているので、非常に空気の流通が良い。
@たちの入っている貝殻は、完全に乾いているのだが、特別変わった様子は無い。
室温34度、湿度50%でも元気に動き回っている。
私の場合は、湿度の保持よりも、空気の流通に重点を置いている。
従来言われている「湿度か低いと干からびて死ぬ」と言う話は、本当だろうか?。
湿度不足より別な事が原因のように思う。
ストレスや衛生管理が悪い為に、細菌やウイルスに感染して死ぬ事の方が多いのではないだろうか?。
容器の中が臭う、カビが発生する、ゴキブリが居る、など、どれをとっても管理状態が良いとは言えないのでは?。
こんな状態が@たちに良いのであろうか?。
人間なら確実におかしくなるだろう。
もっとも、市販の容器で私の真似をするのは、可也難しいと思う。
以前に書いた事があるのだが、オカヤドカリは、非常にマイナーな生き物である為、詳しい生態も飼育法もわかっていない。
過去の「経験則」にもとずいた飼育法がとられているのだが、どれが正しいのかは、わからない。
私の飼育法が、誰にでも通用するとも思えない。
ブログの記事に左右されずに、自分流の飼育法を見つけるのが一番では?。
試行錯誤で進むしかない。
飼育法は、100人居れば100通りあっても良い筈である。
始めから上手くいくとは限らない、失敗の原因を突き止めて、次に役立てる事である。
死んだからといって、その原因が飼育法にあるとは限らない。
「良かれ」、と思ってした事が悪い結果をもたらす事もある。
余り深く考えない事である。
「オカヤドカリの命を大切に」等と言う事をよく聞くのだが、「それなら飼わなければ」と言いたい。
「可愛がっています」「大事にしています」等と言うが、私から見れば「おもちゃにしている」としか思えない。
大事にしているのなら、もう少しそっとして置いて上げられないものだろうか?。


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オカヤドカリのぼやき

2007年08月04日 05時59分18秒 | Weblog
オカヤドカリのブログを見ていると、飼育する人の「自己満足」的な愛情の押し売りが目立つ。
特に、脱皮事故や争いに対する過剰なまでの対応が気になる。
鋏や足、触覚等の一部を失った個体の話がよく出てくる。
我が家の現存する8匹は、全て五体満足である。
1年余り前に買った時は、足の欠けた個体もいたがその後の脱皮で再生している。
昨年の10月から9ヵ月半、それ程広くない容器での過密飼育。
どの個体も2回は脱皮しているはずである。
平均すると、毎月2匹くらいは脱皮している事になる。
特別な事は何もせず、全て自然に任せてきた。
余計な事を何もしなかった事が良かったのではないかと思う。
一部の飼育者が、事故を恐れて別容器に隔離しているようだが、かえって危険ではないかと思う。
砂を交換するのも同様である。
オカヤドカリに限らず、人間以外の生物は「匂い」で相手を識別する事が多い。
砂を交換すれば、匂いは全て失われてしまう。
隔離をすれば、その個体の匂いだけ失われてしまう。
匂いが無くなったところえ戻せば、その個体は「新参者」と同じ事になる。
「新参者」とは、別な表現をするならば「侵入者」あるいは「侵略者」と言う事になる。
人間社会でも新しい人が入ってくれば、いろいろとトラブルが発生しやすいものである。
同じメンバーであっても、環境が変われば同じである。
新らしい相手や環境に馴染むまでは、「トラブルが発生しやすい」事を考えれば、出来る限り余計な事をしないほうが良いのではないだろうか?。
オカヤドカリにとっては「余計なお世話」である。
湿度に関しても同じことが言えると思う。
我が家の新しい飼育容器は、「開放型」と同じ位「空気の流通」が良い。
その為、時には50%以下になる事もあるなだが、特別に何もしないが、オカヤドカリたちは元気である。
その分水を飲む回数が多いように感じる。
水は、真水と、1%と3%位の塩水を入れてある。
湿度が高い時は濃度の高い塩水を、湿度が低い時は真水や濃度の低い塩水をよく飲んでいるように感じる。
餌も最低4種類は入れていて、オカヤドカリたちに「選択の余地」を持たせている。
ここで主な餌のメニューを紹介しよう。
メインは、ヤマザキの製品である。
薄皮アンパン(粒、コシ、白アン)、スイスロール、北海道チーズ蒸しケーキ。
あげさき(のしイカに衣を付けて揚げたもの)、天ぷらの衣、多肉植物(10種類位)、アップルマンゴー、柿など。
変ったところでは、ホテイアオイの葉(膨らんでいる部分)、ザミオクルカス等。
飼い主に似てへそ曲がりなのか、ニンジン、りんご、ガジュマル、塩鮭、クリルなどはマッタクと言ってよいほど関心を示さない。
いろいろと試して、それぞれの好みの餌を見つけてみては?。
「雑食性で何でも食べる」と言われているが、どの個体にもOKと言う餌は殆ど無いように思う。
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