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へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

備えあれば憂いなし   その2   続きです

2025年05月02日 22時37分39秒 | 毒舌(皮肉)

 

バブル期の話を少し書いたが、その時に私がしたことは・・・・。

給料はバブル期前の倍を超えるくらいの月もあって、とにかく金銭的には豊かな時代で、多くの人はその豊かさに浮かれていたのだが・・・・。

が、私はここぞとばかりに、「備えあれば憂いなし」と備えにいそしんだのです。

ちなみに、私はバブルが始まる10年くらい前に「25年返済」で住宅ローンを組んで家を建てていました。

そう、このローンの「繰り上げ返済」に増えた給料の多くを回し、最終的には「16年」でローンを完済しました。

そして、バブルがはじけたのはその少し後だったのです。

 

ついでなので少し書き足しておくが、私が住宅ローンを組んだ頃は「戸建て住宅ブーム」だったのだが、我が家の建築工事が始まると同時くらいに「第一次石油危機」が勃発し、「砂糖がない」「洗剤がない」「トイレットペーパーがない」・・・・という大騒ぎが始まり、建築資材も高騰が始まる。

が、工務店との契約はすでに終わっていて、お金も支払い済みだったために助かったが、これはあと少し遅れたら家は建てられなかったかも。

しかし、第一次石油危機のおかげで勤務先の不動産屋も業績が悪化し、私はリストラで職を失い、一時はローンの返済に窮いたこともあるが、それもなとか乗り切れました。

 

で、それまでは「お金はあるが、使う暇がない」だったが、今度は一転して、「暇はあるがお金がない」に激変。

こうなるとバブルに浮かれた人たちは大変である。

何しろ、いきなり「給料が半減」どころか、「会社が倒産」なんてケースもあり、ローンの返済ができなくなり、家を手放さざるを得ない人も続出。

が、私はすでにローンも返済済みなので、特別慌てることもなかったのです。

もしもあの時ローンが残っていたら・・・・。

今の私はいなかったかも。

2025.03.30.

 

 

追記です。

 

第一次石油危機で職を失ったが、その後すぐに新しい職には就いたが、給料は「半減」です。

それで一時期はローンの返済に窮することになるが、その時は3ヶ月間「徹底した貧乏生活」で耐え忍びました。

昼食はどうしようもないの家家で食べる朝食と夕食は「袋のラーメン」に卵1個とモヤシだけです。

まだ若かったから何とかなったので、今ではとても無理だろう。

そう、こんな過去があったからバブルの時代にも浮かれないで備えに回れたのかも。


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