へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

オカヤドカリの色

2007年09月11日 22時55分26秒 | Weblog
一部の業者が、「変わった色の@」と言って高値で販売している。
@の体色はどの様にして決まるのであろうか?。
私の感じから言うと、一種の「保護色」のように感じる。
我が家の@たちは、昨年11月から今年7月まで、特別な照明をしないで飼育してきた。
上面と側面の2方向は、発泡スチロールで囲っていたので、「それ程明るいとは言えない」と言うより「暗い」と言った方が正解かも。
7月に新しい飼育容器に替えた時には、全ての@が、昨年購入した時と比べて色が薄くなっていた。
全体に、白っぽい感じになっていたのである。
ところが、2ヶ月ほど経った最近では、可也色が濃くなっているのだ。
発泡スチロールは無く、熱帯魚用の蛍光灯で照明出来るようにしたので、全体に以前より明るくなっている。
ところが、全体に色が濃くなってはいるのだが、白っぽい貝殻に入っている@は色が薄いままである。
そして、色の濃い貝殻の@は、色が濃くなっている。
貝殻の色に体の色を合わせたのか?、体の色に合った貝殻を探して入ったのかは解らない。
時々「脱皮したら色が薄くなった」と言う話を聞く。
我が家の@たちもその傾向がある。
昨年購入した時に、Mサイズに近い一匹の@が、鋏の先がムラサキ色になっていたのだが、今は消えている。
この事から考えると、@の為には「或る程度以上の光が必要」ではないだろうか?。
特に、濃い紫色にするためには、光が必要なのかもしれない。
また、この事から良く言われている「オカヤドカリは夜行性」と言う事も疑問に感じる。
@は夜行性ではなく、「昼夜関係なく活動する」と考えた方が良いだろう。
ネットでいろいろと調べてみたのだが、「オカヤドカリは夜行性」とする根拠が見つからない。
或るサイトで、「沢山のオカヤドカリを、明るいところと、暗いところの有る容器に入れたところ、全て暗いところに集まったので、オカヤドカリは夜行性である」等と書いてあった。
こんな実験で、夜行性かどうか解るのだろうか?。
「馬鹿げた話」である。
湿度についても、その根拠が解らない。
いい加減な情報でも、世間一般に広がって信じられてしまうと、これが「常識」とか「定説」になってしまう。
「常識」「定説」=「正解」「真実」とは言えないのである。
昔から「常識のウソ」と言う言葉が存在する。
「常識のウソ」と言う言葉が存在すると言う事は、それだけ「常識にはウソが多い」と言う事にもなる。
私があえて「へそ曲がり」と自認するのは、その事に起因するのだ。
皆と同じ方向から見れば、皆と同じ物しか見えない。
へそ曲がりな私は、常に違う方向から見ている。
誰の意見を信じるか?。
それは、個人の自由である。
そして、それによって起きる結果は、当然の事、「自己責任」で取るしかない。
安部総理大臣による「大臣の任命責任」が問われているが、安部総理大臣を選任した、国会議員やその他の関係者を選んだ(任命した)国民(有権者)の責任は?。
政治の腐敗は、国民(有権者)の腐敗と切り離す事は出来ないだろう。
どちらが先かはわからない。
「鶏が先か、卵が先か?」と同じ事ではないだろうか?。
「人の振り見て我が振り直せ」、難しいがね。


コメント
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