へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

選挙が近いので、久しぶりにチョット書いてみる

2007年06月25日 05時01分57秒 | Weblog
最近やたらと支持者による投票の依頼が来る。
正直な話、話を聞く気にならない。
どの人の話も、奇麗事だけ。
票につながるような話しかしない。
或る一部分だけ良くなったとしても、その分他が悪くなっては元も子もない。
少子高齢化、実感の伴わない景気回復。
大幅な税収の伸びなど期待できない現状では、何処かに重点を置けば、それ以外にしわ寄せが行くのは当然の話し。
消費税の引き上げにしても、現状ではしかたない事だと思う。
「これ以上増税になっては暮らしていけない」と言う話を良く聞くが、冷静になって考えて欲しい。
昔から「金は天下のまわり物」と言うではないか。
国や地方がすることは、財源の殆どを我々国民が払う税金によってまかなわれている。
「公務員を減らし、税金の無駄ずかいを無くせば」と言う人もいるが、それで問題が解決するのであろうか?。
景気の良し悪しは、どれだけお金が動いているかで決まると言っても良い。
公共事業を減らす、公務員の数を減らす、・・・・・。
どれをとっても、お金の動きを制限する物ばかり。
一部の大企業が、大量の利益を上げているために、見かけ上(数字の上だけ)景気が回復したように見えるだけ。
「デフレは脱却した」等と言うが、本当だろうか?。
私の住んでいる地域では、パート、アルバイトの時給が下がっている。
学生のアルバイトなど、時給700円などと言う店まである。
その一方で、物価は一部で上がり始めている。
生活は、益々苦しくなっている。
何故このような現象が起きるのであろうか?。
「物価の上昇」を、デフレの脱却と判断する人がいるが、これは大間違いである。
「物価上昇の原因」は、その多くが、原油高騰と、それに伴うガソリンの高騰。
そして、ガソリンの高騰によって、バイオエタノールの生産が増えた事による、農産物の価格上昇が主な原因である。
多くの国民は、政治に期待しているようであるが、余り期待しないほうがいいと思う。
「無い袖は振れない」のだから、後は自己責任で行くしかない。
自己責任が嫌なら、税金を払う事だね。
払った税金は、いずれ、形を変えて戻ってくるのだから。
コメント
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