へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

麻生か福田か?

2007年09月15日 21時48分21秒 | Weblog
どちらが総理になったとしても、状況に大きな変化は無いだろう。
大きな変化は期待しないほうがいい。
大きな変化には、其れなりの「代償」を払わなくてはならない。
「あちら立てればこちら立たず、こちら立てればあちら立たず」。
両方とも立てることは、「至難の業」と言わなければならない。
「目先の欲得」でコロコロと変わる国民。
再び「前人の徹」を踏まなければ良いのだが。
安部総理の突然の辞任。
様々な批判がされているが、的外れな批判が多いように感じる。
予めお断りをしておく。
私は、自民党の支持者でもなければ、阿部さんの支持者でもない。
冷静な第三者として、中立の立場で考えている。
話を元に戻そう。
「安部総理の突然の辞任」、これは、政界だけでなく広く国民も含めた「多数の人間によるいじめ」による物と言える。
「自殺」と言う言葉があるが、今回の問題は、集団によるいじめに耐えかねて、総理大臣という肩書きが「自殺」したのである。
改革改造を強引に推し進めた張本人の擁護も得られず、「孤立無援」の状態では仕方ないであろう。
学校でのいじめは問題にされても、このような大人の社会でのいじめは許される。
「何をか言わんや」である。
今の日本人には、物事を深く掘り下げて考える能力が欠けているように感じる。
一ヶ月ほど前の事であるが、TVで「憲法九条」について討論会が開かれていた。
その中で、「外国が攻撃して来たらどうするか?」と言う質問があった。
会場での回答には無かったのだが、街頭での質問では、多くの若者が「外国に逃げる」と言うのである。
一体どうやって逃げると言うのだろうか?。
四方を海に囲まれた島国日本。
飛行機や船で逃げるなんて、「余程の幸運」でも無ければ無理。
「泳いで逃げる」とでもいうのであろうか?。
このような「単細胞的思考」しか出来ない人間が増えているのである。
政治の世界がおかしくなるのも当然である。
私利私欲から、「税金の無駄を無くせ」「公務員を減れせ」「税金を減らせ」・・・・・・・。
あれこれと文句を言っている当の本人は、毎日無駄な事をしている。
「携帯のお金が払えなくなる」「車のローンが払えなくなる」ので、給食費や健康保険税を払わない」。
携帯電話や車って、そんなに大切な物なのだろうか?。
そんな連中に限って、高い車に乗っている。
ナンとも矛盾した話である。
日本に「明るい未来」を期待するのは止めた方がいい。
少なくとも、私は期待していない。
行き着くところは、「自分の身は自分で守る」、「自己責任」の社会になるのではないだろうか?。
他人(政府)に頼ってばかりいては、何時何が起きるかわからない。
新しい総理大臣に「過大な期待」は抱かない方がいい。
「私利私欲」を求める国民の「欲望」を充たす事など、「絶対に」出来ないのだ。


コメント
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