昨日、常識を反対からみる常識もあるものだということを書いた。
今日は常識の正真正銘の反対、非常識について。
ある外郭団体に勤務していたとき、若い連中の不平不満を吸い上げて耳に痛いことの改善を総務部長や総務担当の役員に迫って、不興を買っていた。
そんな時、その若い連中と飲んだあとヤバイことに転んで、脛骨と腓骨がブチ切れた。その骨折で入院していると、かの総務担当の役員と総務部長が見舞いにきた。なんと鉢植えを持ってきたのだ。
これ、一般的にいえば鉢植えは「根着く」から病床の見舞いには不向きである。つまり、非常識なのだが、もしかして嫌味だったか。
ついでにもうひとつ。
あるIT関連の会社の面識ある部長がやってきた。その会社の社長が当方の技術担当役員に一献差し上げたいという。それで話をつないでくれとのこと。
別段取引があるわけではなく、ITの動向の意見交換をエサに歓談したいらしい。それで赤坂の料亭に接待された。相手は社長と例の部長。こちらは技術役員と私。
この社長は宴半ばになって、突然カメラをカバンから取り出した。カメラが趣味とかで、仲居さんも含めて私たちの写真を撮られた。
これも非常識極まる。弱みを握られたようなものだ。あとで写真をもらった。他意はなかったようだが、あきれました。