本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

オークランドのタクシードライバーと

2020-08-12 09:07:32 | Weblog
 フロリダのオーランドの空港について、タクシードライバーに「安いホテルに連れて行って」と頼んだ。モーテルだったが満足する宿泊先になった。太り気味の黒人のドライバーはよいところを紹介してくれた。
 試しに、ジョン・F・ケネディ宇宙センター(KSC)までいくらの料金で行くかを訊いた。即座に100ドルと言う。フロリダ半島を横断して東海岸のメリット島にあるKSCまで約1時間らしいから100キロは超える。すごく安い気がする。それでGoサイン。明日迎えに来ることになった。

 その日はマジック・キングダムに入場した。ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるテーマパークだ。今ではその王国のことほとんど覚えていない。マジックに引っかかったか。ただ、水族館のどでかいマナティーだけは思い浮かべられる。

 翌朝、ドライバーがやってきた。なんと彼のマイカーだ。会社の休みを取ったのか、仮病でずる休みしたか知らないが、今日は個人的な仕事で100ドルをポケットに入れるようだ。
 途中でマックに立ち寄って朝めしを喰った。トイレに入ると座位が高いのにびっくりだ。私だって173センチはある。それなのに足が地面に届かない。よもや大男専用であるまい。
 道路脇にワニの表示板がある。のそのそと道路を横切るからだろう。

 KSCに付いていろいろ見学したが、正直、宇宙に関心がないものだから感慨がない。ただ、行ってみただけ。そびえたつようなロケットにはおどろいたが。
 オークランドに戻って、ドライバーと一緒にユニバーサルスタジオに行った。「バック・トゥ・ザ・ フューチャー」はおもしろかった。しかし、このアトラクションは大阪のスタジオでも終わったらしい。

 最後に中華料理屋で夕飯を喰った。すべてドライバーの分ももった。
 お互いによい一日だった。