本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

シーシェバード

2009-02-05 10:43:50 | Weblog
 例のシーシェバードのいやがらせが報じていた。ビフテキに喰らいつきながらクジラを守れとは理解できませんね。
 一世紀前までは、欧米は鯨油を取るために殺戮していたのですよね。黒船で開国を迫ってきたのも捕鯨基地を求めるためでした。
 それが、今や動物愛護という。むろん、クジラの乱獲はいけないけれども、根本にあるのは、クジラを食材としない国の価値基準ですよ。牛を喰って、クジラはダメとはそういう意味です。

 確かに、食牛は牧畜ができてクジラはできないということは強みですね。
 しかし、百歩譲って牧畜動物はよしとしても、愛護の精神からみれば、ゲーム感覚の闘牛も非難されるべきだと思いますね。
 とにかく、捕鯨の是非の対立は宗教間抗争、民族間紛争と同じで埒があきませんな。