golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

C.P.E.バッハ「マルコ受難曲」ダウス

2008-07-28 23:41:35 | Weblog
自然の造形の妙と言うのでしょうか、海と山の生物で形のそっくりな物がありますよね。

例えばクラゲとキノコ。

彼らにもし感情があったらどう思うのでしょう?

お盆過ぎでクラゲが一杯の海に椎茸を入れてみます。

おい、あそこに色の黒いケッタイな奴が来たぞ。

ちょっとからかってみるか。

お~い、どうだ様子は?

触った感じは俺たちと同じだ、ぶよぶよしてる。

でもあんまり動かないなあ、死んでるのかなあ?

動かないって言ったって、お前だって同じようなものじゃないか!

また、ウニと栗もそっくりです。

ウニの一杯入った水槽にいが栗を投入してみましょう。

おい新入りが入って来たぞ。お前ちょっと様子見て来いよ。

へい。弱そうな奴だから俺の刺でちょっと突いて来ますわ。

おいどうだった?

兄貴、あいつスゲエ強いっす。刺で突いてみたら逆に尖った針で刺し返されて、それがイテえのなんの。

そうか、そいつは気を付けなきゃいけねえなぁ…。

ダウス指揮メンデルスゾーン・シンフォニア、エウロパ・コアー・アカデミー他(CAPRICCIO盤)

「ちびまる子ちゃん」がこの曲知ったらどう思うんだろう?

わたしゃやだよ、受難なんて縁起でもないよ。

でも親友のたまちゃんに言われりゃ、コロっと変わるんだろうな。

そんなことないよ、まるちゃん。バッハって偉い作曲家がまるちゃんの名前の曲作ったんだよ。凄いな~あ。

そっか、たまちゃん!

おじいちゃん、おじいちゃん。バッハが、まる子の為に曲を作ってくれたんだよ。(違うだろ!)

お~!、それは凄いことじゃ。それは演歌か、それとも民謡か?

いや、きっとピンクレディが歌うんだよ。もしかしたら西城秀樹かな。

どっちにしても、わしもサインを貰わなきゃいけないな。

わ~い、わ~い、ピンクレディ。

サイン、サイン、西城秀樹。

やはり、二人で勝手に舞い上がってしまうのだろうか?

まあそれはともかくこの曲。

父バッハの受難曲と同じような厳粛なコラールで開始されるが、その後は意外に伸びやか。

受難曲の体を成しているが、重々しさは無くスッキリした味わいで、父親の時代と違った新しさも感じる佳曲です。

CD1枚だし、父バッハの受難曲入門編にも良いかもしれませんね。


★日本ブログ村ランキングに参加しています。クリック頂けると順位が上がります↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングに参加しています。
こちらにもクリック頂けると幸いです↓
人気ブログランキングへ