golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ゴールドベルク変奏曲」ガヴリーロフ

2008-07-18 20:42:54 | Weblog
先生、如何でしょうか?

う~ん、確かに症状が見られますね。
でも大丈夫ですよ、極めて軽症ですから。

やはり、かかっちゃっていますか。昔から少し自覚症状はあったのですが…。

まあ、この病気は重症の患者さんが多いですから。あなたなんか全然軽い、軽い。

でも、この病気って不治の病だって聞いたことがありますが。

確かに、完治したっていう例はまだ発表されていないようですね。

この病気の権威と言われる先生がご存知ないと仰るとなると、治るのは絶望的じゃないですか!

命に関わる訳じゃないから良いじゃない。

医師ともあろう方がそんな事言っていいんですか!?

そんな事言っても、あなただって治る気ないんじゃない、golf130さん。

う~ん、そう言われれば確かにそうなのですが…。

医師はふっとため息をつき、呟くように言った。

軽度ですが、典型的な「ゴールドベルク中毒症」です。多いんだよな、この患者。

ガヴリーロフ(ピアノ)()

曲を増やすか、演奏を増やすか?

クラシック好きの方がCD購入する時、2つのベクトルがありますね。

持っていない曲だから、未知の曲のCDを選ぶか、好きな曲の別の演奏や好きな演奏家のCDを選ぶかですね。

皆さんどちらの方が多いのでしょうか?

私は「曲派」です。知っている曲だがCDを持っていなかったり、未知で面白そうな曲や作曲家の方に触手が伸びてしまいます。

CD時代になってから演奏家の全体レベルが上がったのか、結構満足度の高い演奏が増えた様に思います。

その所為か、同じ曲のCDを何枚も集めるよりは、曲に走ってしまいます。

従って、かなり好きな曲でも1種類の演奏しか持っていない物も多い状況です。。

何種かあるものも、なかなか気に入った演奏でなく、結果として増えてしまったものも。

その中で、ゴールドベルクは例外中の例外。

とても気に入った演奏を何枚か持っているし、他の演奏でも満足度高く楽しめます。

それでもショップとかで見ると、ついまた他の演奏を聴きたくなってしまう。

そして聴けばまた満足感。素晴らしい魔力を持った作品です。

昨日買ったガヴリーロフ盤、これもイイねえ。

豪快な演奏を想像していたが、爽快な演奏。小気味良い。

この演奏ももっと聴き込みたいし、またもっと他の演奏も。

やはり不治の病ですね、ゴールドベルク中毒症は。

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