golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「弦楽の為のディヴェルティメント、無伴奏ヴァイオリンソナタ」フリッチャイ、メニューイン

2012-05-14 23:12:03 | Weblog
あぢぃ、あぢぃ。

夕方から外出したのですが、私的にはもう初夏の感覚。

クールビズも始まり、外吹く風も涼しいのですが、建物や乗り物の中は暑くて気持ち悪くなりそう。

梅雨や夏は好きな季節だけれど(暑がりなのに自己矛盾)、暑いのはやはりバテます。

最近、運動不足なのもバテの一因か。今度の週末はちょっとトレーニングしなきゃいかんかなあ。

フェレンツ・フリッチャイ指揮ケルン放送交響楽団、イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)(MEMBRAN盤)

ナチス・ドイツがオーストリアを併合した翌年、1939年という不安の時代に書かれた作品。

ディヴェルティメントの喜遊さと社会不安の杞憂さがない交ぜになった感覚が独特の魅力で、これまた好きな曲です。

フリッチャイの指揮は、バルトークと時代意識を共有しながらも、重苦しくならずしなやかさを持った普遍的な演奏。

録音こそ古いですが、この曲の良さを改めて味あわせてくれました。

1953年録音。モノラルですが、意外に音に拡がりがあって聴き易い。

無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、メニューインの委嘱によって書かれたバルトーク晩年の作。

バッハの同種作品ともしばしば比較され、前者を旧約聖書に対してこちらを新約聖書といった喩えをされることがある孤高の作品。

メニューインの録音は、「?」と思うものもありますが、流石にこれは自家薬籠中の物。求道者の趣きを感じます。

1947年録音で、音質が悪いのが残念。とは言っても、この年代にしては結構良い方か。

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