golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「弦楽四重奏曲第2番~第4番」ヴェーグSQ.

2012-05-12 22:38:39 | Weblog
今日のホークスは、延長11回裏に今迄防御率0.00を守って来た、ファルケンボーグと並ぶ守護神と言っても良い存在の森福が打たれてサヨナラ負け。

開幕当初絶好調だったチーム力が最近ちょっと落ちて来ているので少し心配。

得意の交流戦がもうすぐ始まるので、そこで勝ち星を一杯貯金して欲しいものです。

ヴェーグ四重奏団(MEMBRAN盤)

今日も大好きな曲行きます。

大好きなバルトークの中でも、弦楽四重奏曲の3、4番は特に好きな曲。

バルトークの最も先鋭的な作品。

LP時代、ジュリアード盤を宝物のように聴いておりました。

CD時代になって、アルバン・ベルクの全集にすぐ飛び付きました。

世評の高い名盤ですが、自分的にも決定盤的な受け止めを致しました。

勿論、今でも素晴らしい演奏と思っておりますが、「やや甘口」な気もして、また少し色々な演奏を聴いてみたいと思っております。

ヴェーグ盤(ステレオ盤)の存在は昔から知っておりましたが、残念ながら未聴。

こちらはそれに先立つ1954年のモノラル録音。モノラルの全集があることは知りませんでした。

ここにはその中から3曲を収録。

モノラル録音の所為もあるかもしれませんが、やや重い響きは好感。(アルバン・ベルクは少し軽過ぎる気もするので)

バルトークの薫陶も受け、ハンガリーの血もあるのでしょうが、洗練され過ぎない土の香りも良し。

贅肉を削ぎ落とした引き締まった響きもいい。

一聴に値する演奏だと思うし、2番はどっしり手応え、聴き応えある演奏。なかなか良いかも。

ただ、3番、4番はちょっと温るい。

尖んがったところに欠け、切れ味が弱い。

最近では、新古典主義の作曲家とも位置付けられるバルトークですが、少なくともこの2曲は現代音楽への扉を開いた重要な作曲家バルトークの重要な作品。

楽しみに聴いた1枚ですが、私の期待とはちょっと違っておりました。

また、他の演奏も聴いてみましょ。

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