golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ハイドン「ピアノ三重奏曲Hob.XV/1、5、C1、37」ファン・スヴィーテン・トリオ

2012-05-04 22:50:29 | Weblog
2、3日前に、迷子のインコが住所を番地まで正確に話し、無事飼い主の所に戻ったという微笑ましいニュースがありました。

きっと、インコやオウムに色々な言葉を覚えこませている人がいるのでしょうね。

インコ、オウムによる、こんなの無いかなあ?

円周率記憶コンテスト。

街頭演説。(政治家本人より上手かったりして)

政治討論会。(数羽にそれぞれ違った主張を覚えさせる)

ピン芸人との漫才。

テレビショッピング。

……………

あまり行き過ぎると、動物虐待になっちゃうのかな?

ファン・スヴィーテン・トリオ(バルト・ファン・オールト(フォルテピアノ)、レミ・ボーデ(ヴァイオリン)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ))(BRILLIANT CLASSICS盤)

HMVの通販でハイドンのピアノ三重奏曲全集が激安になっていたので購入しました。10枚組がマルチバイで1,390円(税込)!

今日はその1枚目。

最初の数音を聴いた時、「あれっ、リュートも入っていたかな?」なんて一瞬錯覚してしまいました。

それほど、フォルテピアノがソフトな音色。

ブリリアント・クラシックスが誇る古楽器奏者達(特に最近充実していますよね)による演奏。

ファン・スヴィーテン・トリオと銘打っていますが、ヴァイオリンとチェロは曲に拠って一部奏者の入れ替えがあります。

ハイドンの魅力に気付いたのは、後れ馳せながらながらここ1、2年といったところでしょうか。

以前は、極端に言えば、「モーツァルトの前座」位に思っていた節があります。

バロックの時代から古典派の時代に以降し、大天才モーツァルトが誕生するまで音楽形式などの環境を整備した作曲家といった感じで。

とんでもないことですね!

モーツァルトとはまた違った個性の大天才。

非常に多作家でありながら若い頃から完成度が高く、ハズレが無い。(膨大な作品のほんの一部しか聴いておりませんがm(__)m)

ピアノ三重奏曲も果たして1曲でも聴いたことあったかなあ、といったレベル。

それでも安心して買って、また決して裏切られないのがハイドン。

ここに聴く4曲も、5番以外は当時としては長寿だったハイドン(1732~1809)の20代(1755~60頃)の作品ですが、若書きという感じは全くありません。

続けて聴いても50歳代の5番(1784年)と完成度、充実度に関して遜色が無い。

スッキリ美しい演奏と相まって幸せ気分。

ブータン国王、王妃の来日で有名になった「国民総幸福量」というのがありますが、幸せな気分にしてくれる「作曲家総幸福量」という指数があったら、私的にはバッハとハイドンが双璧かも。

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