golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ロドリーゴ「交響詩《青い百合のために》、《遥かなる彼方を訪ねて》、庭園の音楽」他、バティス

2012-05-06 23:23:25 | Weblog
来年のラ・フォル・ジュルネのテーマは、いつ発表なのでしょうか。(最終日に発表なかったでしょうか?)

検索すると、「フランスとスペイン」といった噂が出てきますね。

それが本当なら嬉しい。

メシアンが聴けそう!
アルベニス、グラナドス、ファリャやギター音楽などスペイン物も大好物。

会場的にオルガン曲が聴けないのが残念だけれど、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス物も楽しみであります。

エンリケ・バティス指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(BRILLIANT CLASSICS盤)

という訳で、でもありませんが、今日はスペイン物。

ロドリーゴの協奏曲と管弦楽曲の4枚組が安くなっていたので購入。

先ずは、管弦楽曲を集めた1枚から聴いてみます。

1.交響詩《青い百合のために》
2.庭園の音楽
3.交響詩《遥かなる彼方を訪ねて》
4.遥かなるサラバンド(ヴィランチコ編曲)
5.5つの子供たちの絵
6.ソレリアーナ~第4曲、第5曲

ここに聴く曲は、アランフェスとはかなり趣きが違いますね。

「青い百合のために」は、土の香りのするようなリズムもあって、ちょっとヴィラ=ロボスをも思わせますが、もっとさらりとしているのがロドリーゴらしいところでしょうか。

「庭園の音楽」や「遥かなる彼方を訪ねて」は、(あまり良く知らないのですが)ディーリアスやバックスなどのイギリス音楽を思わせる、抒情的で夢見るような美しい作品。勿論、スペイン音楽ですから、もう少し温度は高い感じ。

「遥かなるサラバンド」の優しく親しげな響きも魅力的。

5曲から成る「5つの子供たちの絵」も、愛らしい響きあり、愉しげな調子もあり、夢見心地あり、賑やかな響きあり、いずれも心優しさに包まれて。

「ソレリアーナ」も2曲だけの収録が如何にも残念。

あまり聴かれることのないロドリーゴの管弦楽曲ですが、素敵な作品ばかりで驚きました。もっと知られて良い作品群ですね。

アランフェス以外のロドリーゴも是非色々聴いてみてください。目が見えないにも関わらず、奇跡の色彩感覚を持った凄い作曲家です。

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